留学についてトビタテ生に聞いてみた!後編

留学についてトビタテ生に聞いてみた!後編

こんにちは。パイセン部署のはるなとゆきなです。

今回は留学についてのインタビューの後編をお届けします!

前編はこちらから

留学前後での変化について

小二田さん いちばん変化したなと思ったところは、自分が日本にいたときは先ほどいったようにずっと同じ先生の指導を受けていたんですけど、それがあってかなのかはわからないんですけど、どうしても止まって歌うというか決められた場所で歌うみたいな固定されたイメージがあったんですけど、ヨーロッパに行って先ほど言った自由なイメージで先生もそんなかんじだったのでそこからもともと歌っているときに表現をするということに躊躇があったんですけど、それが自分の中で無くなってその部分ができるようになってから表現とかをほんとうに褒められるようになって、日本に帰ってきてそこで新しく教わった先生にも表現がいいねと褒めてもらったりだとか表現の部分がいちばん成長できたなと思います。ちょっとわけわかんないんですけど、自分の中でイメージ的にはもともとあったイメージは大樹みたいに根をはらせて決められた場所で歌うというものだったのがティンカーベルとかアイススケートみたいなかんじで自由に歌ったり踊ったりしてるようなイメージで歌うようになりました。最初は抵抗があって、自分の感情を表現したときに前教わっていたところではあんまりそれが受け入れてもらえなかったというか、先生に言われたことをやるみたいな受け身の体勢だったりしたんですけど、それが向こうに行ってみたらもっと表現してというかんじだったのでせっかく来たんだからやってみようみたいなかんじでやっていたらむしろできるようになってというかんじでした。

 

小松さん 形あるものではなくてマインド的な面としてちょっと自分に対する自信の持ち方の方向性が変わったといいますか、今までは能力的な場面でも「できる、できる、私はできる」みたいなかんじで言い聞かせてやってるみたいなかんじのところがあったんですけど、そうではなくなって、やってることに基づいてといいますか、むやみな能力過信ではなくこういう風にやったからできるんだというような段階を踏んだ自信の持ち方をできるようになったかなと思います。エピソードも含むと、模擬国連のゴールって議論をすることなんですね。ディスカッションの際は現地の人は親御さんが来てもよいことになっていて、終わったあとにその親御さんから「第2言語でやってるんでしょ?すごいね!」という風に褒めていただけてすごく光栄でした。そういうところから自分が褒めてもらえたのって頑張ったからだよな、やってきたことに基づいてできるんだという能力的な面ではなく積み重ねてきた行為の方に自信があるんだというように心の持ち方が変わったかなというところです。



龍さん 先ほどの話から通じるところが多いんですけど、留学を終えてから逆ホームシックみたいなかんじになったんですよね。私帰国するときにコロナにかかってしまって自宅で療養することになったんですよ。今までアメリカで毎日人がいて夜までわーーってやっていたのに、急に1人で家で一日中過ごすことになって悲しくなりました。そこから孤独感もあったけどアメリカの楽しいワイワイしたマインドみたいなのがすごく恋しくなって、やっぱり大学の長期留学でまたアメリカに行きたいし、できることなら移住もしちゃいたいなという風にまた新たな夢をもつようになりました。あとは先ほども言ったアメリカと日本の意識の違いというところから結構学校が始まってからも、いろんなことに対して疑問を持つようになってここ変えたらいいのにと思うことが増えました。留学の成果からすると挑戦する大切さとか人との関わりの大切さみたいなものも学びました。自分はアメリカでホームステイだったんですけど、ほぼシェアハウスみたいなかんじで留学生がたくさんいてそれぞれ洗濯とかもするし朝ごはんとかも準備したりするんですけど、プチ1人暮らしみたいなのをしたんですよね。家族が家事をやってくれる大変さや大切さってここにあるんだ!と思って、そのときに家族の大切さも学びました。アメリカでのホームシックについては最初はめっちゃありました。「日本帰りたい!」みたいに。アメリカだけじゃないけど軟水、硬水の違いってあるじゃないですか。あと道路は日本は左車線だけどアメリカは右車線で、そういう小さなこととかから変化を結構感じて、体調も崩しちゃって、もう全てが気持ち悪いみたいな時差もあって、そこでホームシックというか日本の生活に戻りたいっていうのが結構大きかったです。

逆カルチャーショックについて

小松さん カルチャーショックというかなんですけど、 ちょっと周りの人への批判が入ってるところはあるんですけど、「同調圧力すごい、やば!」っていうところはありました。学校とかでも 意見聞く時にシーン、みたいになって。「あれ?こんな感じのところで私過ごしてたんだっけ?」っていうような、ちょっとそこを疑うようなところは、行った先の環境とかにもかなり左右されるとは思いますが、多少あったかなと思います。最初の時にちょっと伝えた気配りとか、そういった面にも関わってくるのかなと思います。

 

龍さん 私は結構最初はアメリカの生活が本当に辛かったんです。 なんかなんでも1人でやらなきゃいけないし、本当に慣れていないし。ですけど、最後はもうめちゃめちゃ楽しくて、 毎日夜まで起きてゲームしたり喋ったりしていたので、さっき言ったんですけど、日本に帰ってきてから本当に孤独になっちゃったので、アメリカだからってわけじゃないけど、そのワイワイした雰囲気とかパーティーみたいな雰囲気がなんか恋しくなって。日本もそうなっちゃえばいいのに、みたいなことを思うようになりました。アメリカはすごくポジティブだし、いろんなことに対してのマインドの持ち方が日本と違うじゃないですか。なので、親から結構、変わったねみたいな風に言われることが多くなりました。なので、周りとの差をちょっと感じてしまったのかなって思います。 



小二田さん 向こうには2週間ずつしかいなかったので、すごく毎日が新しい経験の詰め合わせみたいな感じだったんですよ。 なので、朝起きて、ちょっと帰り道に違う道を行くとか、そういう冒険が毎日楽しいというか、毎日そういうのがすごいフレッシュな感じで、すごく 面白いっていう経験がありました。日本の自分の学校3階から見る自分の中で定番な景色みたいなのがあるんですけど、そこを向こうで想像したりすると、やっぱそこに戻るのはやだなみたいな気持ちが向こうの国からにいた時からあったんですけど、実際に戻ってきてみると、やっぱりなんか平凡さっていうか、自分の日常 に戻った感じみたいな。少しそこが嫌だっていう感じはしました。毎日新しいことが、連続的にずっと続いていたので、それがちょっとなくなったのが少しカルチャーショックというか、そういう部分があったと思います。

読者の中高生へのメッセージ

龍さん 伝えたいことっていうと、第一にあげるのが、本当に留学は挑戦すべきことだと思っていて、結構自分も高校留学をする前までは、大学ですればいいじゃんみたいに感じていました。 高校卒業してから、自分ができることも増えた状態で大学生になってからとか、大学院生になってから、海外留学をしようって考える人がきっと多いと思うんですけど、高校留学にもきちんと意味があって。 高校留学をすれば本当に新たな夢が見つかるし、 そういう夢が見つかるのが早ければ早いほど、自分の人生も変わっていくし、高校留学するのとしないのとじゃ価値観の持ち方が全然違うので、ちょっとでも興味があるのであれば、絶対に留学は挑戦すべきだと思います。 

 

小二田さん 僕も似たような意見なんですけど、高校生で留学することっていうのは本当に意義があることだなっていう風に思ってて。 自分が話したみたいに、留学する前と留学した後でこれほどまでに変われたというか。少なくとも自分の中ではそう思ってるので。親も心配だと思うし生徒自身も心配だと思うし、もちろん周りにいる人たちもみんななんかそういう心配の中行くっていうのはちょっと辛いし、大変な1歩だとは思うんですけど、 飛び出してみればな自分の夢、大きな一歩になるから頑張ってほしいっていうのがメッセージになります。

 

小松さん YOLO -You Only Live Once-という言葉なんですけどこの言葉は少し古いんですけど、人生は1度きりみたいな感じのことで、留学中も留学後も含め言われたんですね。 そういう意味で、高校生、中学生である時間は人生の中のほんとに短い時間ですけど、その短い時間に人生の学びとかが凝縮されていると思うし、自分の物語というか、人生を充実させられるのは自分の動き次第だという風に思うので、ちょっとでも興味があるんだったら、少しでもわずかでもいいからアクションを起こしてみるべきだなという風なところはメッセージかなと思います。 トビタテの言葉で飛び立って初めて見える景色があるっていう風に書いてあるんですけど、そういう風に行った先で絶対出会いとかもあるから、私はいろんな人に経験を伝えていけるような人材になりたいし、そういう意味で誰か1人でも心を動かせたらいいなというふうに思います。

 

小松さんの留学中の様子

素敵なお話をありがとうございました!

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