スタンフォード大学に進学する新大学生の「校外活動」とは??

スタンフォード大学に進学する新大学生の「校外活動」とは??

9期のつかです!
私にとって初めての記事!これからたくさん頑張ります!
今回は、秋からスタンフォード大学に入学されるパイセンにお話を伺いました。

 

自己紹介

はじめまして!松本杏奈です。今年の春に徳島県の徳島文理高等学校を卒業し、
秋からアメリカのスタンフォード大学に進学し、機械工学を専攻する予定です。
好きな色はピンク色です!

 

 

中学、高校時代

中高時代はとにかく問題児で学校は本当に馴染めませんでした!
体育が本当に嫌いで、バスケットボールの収納箱とかの中に入るのが凄く好きでした!
体力測定学年最下位、50m走は16秒とかで、腹筋0回です。

好きだったことは絵を描くことで、授業中もずっと教科書に落書きとかしてました。
学校以外で勉強をしたくないので、テスト前に放課後に勉強しなくていいように、
学習内容は授業中に全て覚え込むようにしていました。

休日は本当に様々でしたが、高2年生の時は、土曜日に学校から公欠をいただいて、
そしてプログラムから交通費の補助をいただきながら東京に通って
東京大学グローバルサイエンスキャンパスに参加して、そのまま徳島に帰ってきて
日曜日に徳島大学でのプログラムに参加したりしていました。

 

絵について

絵は全て独学で、高校時代は家で絵を描いたら怒られていたので、
よく学校の自習室で描いたりしていました。
ちなみにMONSTER Exhibitionという展示会で
昨年秋に東京の渋谷ヒカリエ、今年秋にフランスのパリにて展示する作品も
学校の自習室で、普通の油性ペンで描いた作品です。

 

海外大学を目指した理由

とにかく自分が問題児と呼ばれない環境を求めていて、そこでダメ元で見つけたのがアメリカでした。
元々周囲に海外進学をする人がいないこともあってアメリカ進学は現実的な選択肢ではなく、
実際に学校の先生からも『日本人はアメリカの大学には行けないよ』と言われていました。
そのくらい海外からかけ離れていたので全く現実になるとは思ってもみませんでしたが、とにかく夢でもいいから馬鹿にされてもいいからと目指し始めたのが発端でした。

そして、高校2年生の夏にAsian Science Campに参加したのが人生最大の転機でした。
ノーベル賞受賞者や、国際科学オリンピックで金メダルをとった学生など、とにかく桁違いの理系の異能人材がアジア各国から集まって来るんですが、
そういう雲の上の人々が実際に存在する人間である事をそこで初めて実感して、
生意気にも『もしかしたら自分も努力すれば届くかもしれない』と思い始めたのが全ての始まりです。

他の日本代表や、各国代表団など、皆が当たり前のように
『僕はMIT(マサチューセッツ工科大学)志望だよ』とかを言うんです。
自分は叶わない事が前提で半ば冗談で言っていた目標を本気で目指している仲間を目の当たりにし、
絶対に追いついて、私も自分の目標を現実にしてやると決心しました。

 


課外活動

課外活動を始めたのは高2の夏のAsian Science Campが初めてでした。
そこで自分の中の何かが燃え始めて、Asian Science Campから帰国後すぐに応募した東京大学グローバルサイエンスキャンパスに合格し参加、
そこで出会った仲間と一緒に高校生向け研究プログラム『海洋プラ問題を解決するのは君だ!〜高校生×研究×社会問題解決プログラム〜』を立ち上げ運営、
そして 国立情報学研究所グローバルサイエンスキャンパスの情報科学の達人プログラム に合格し参加、くらいです。


参加したatelier basiについて

元々、自分が徳島県在住という事や塾への多額なお金が払えないということから海外大学受験塾へは通うことが出来ず、完全に孤独な戦いでした。

しかし、そこで地理的・経済的困難を持つ受験生をサポートしてくださるatelier basiに出会ったことで人生が本当に変わりました。atelier basiでは、全て無料で本当に密接なサポートをしていただけます。
大学選びからテストスコア向上を図るセッション、そしてとにかく質の高いエッセイ添削まで、無料とは思えないサポートで、質に関しても、もはや塾を超えていました。

特に、atelier basiの最大の特徴は、受講生に人間として寄り添ってくれるという事だと思います。塾だと、お金を払った分だけプロの指導者が添削してくれます。しかし、その指導者は自分のことを人間として知りません。
それに比べてatelier basiのメンターの皆さんは、私のことを深く理解した上で、
私の長所を最大限に見せるためにはどうしたらよいか、などとにかく私の良さを見せるべく寄り添ってくれます。
ここまで密接な愛を持ったサポーターは中々得られないと思います。

 


校プロの使い方

課外活動に関してはとにかく全部校外プログラム大全から見つけてました。
それはもう毎日毎日見ていました。
特に徳島県の、しかも課外活動をする生徒が全くいない、本当に1人もいない高校だったので、
課外活動に関する情報が極端に少なく、だからこそ校外プログラム大全は私の命綱でした。


松本さんにとって、校外活動とは?

自分が問題児にならない場所。
自分の良さを引き出して上手く発揮し、輝く事が出来る場所。学校でどれほど認められなくても、
学校の外で得た沢山の出会いに救われました。

中高生へのメッセージ

これはあまり知られていませんが、実は土俵は変える事が出来ます。
その道で高みを目指すことに疲れたら、もしくは直面した困難を乗り越えられなかったら。
次は別の土俵を探してみてもいいかもしれません。

貴方が最も輝くことの出来るステージへ上がる事が、夢を掴むための近道だったりします。
私も、つい半年前くらいまではこうして皆さんと同じように校プロを端から端まで見ていました。
皆さんが最高に輝ける日を、そしてこうして後輩に語り継ぐ日を、楽しみにしています。

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