「SHIMOKITA COLLEGE」Boarding Program 4期生にお話を聞いてみた!

「SHIMOKITA COLLEGE」Boarding Program 4期生にお話を聞いてみた!

こんにちは!パイセン部署のmiriとななです。

今回は居住型の教育施設「SHIMOKITA COLLEGE」について、実際に居住されていた高校生にお話をお聞きしました!

自己紹介

島田さん

目黒学院高校3年生の島田元です。

SHIMOKITA COLLEGEには2022年秋プログラムで9月から12月の間、住んでいました。

西さん

聖学院高校3年生の西大河です。

島田さんと同じ時期にSHIMOKITA COLLEGEに居住していました。

個人としては現在「自分軸の確立とコミュニティの関係性について」という論文を書いていて、今後は地方の機会的貧困を救うようなプログラムをつくっていきたいと考えています。

 

入寮した理由、きっかけ

島田さん 

僕は8月に株式会社エイチラボ(HLAB)のサマースクールに参加して、非日常な空間というものが楽しくて、その非日常と学校などの日常をSHIMOKITA COLLEGEに入れば融合できると思い、申し込みました。あとは、サマースクールでの刺激がもっと欲しかったというのもあります。

 

西さん 

僕は高校1年生の時にいろいろな活動をしてた中で、それが本当に自分のやりたいことなのか、内発的な動機か否かというところに疑問を持ちまして、それに悩んでいた高校2年生の時に高校生から社会人まで幅広い年齢層の人が暮らしているレジデンシャル・カレッジに身を置くことで新たな学びが得られるのではないかと思い、入寮を決意しました。

 

寮生活をするにあたって考えていたこと

島田さん 

住み始める時に不安はなかったんですけど、住んでいくうちに進路のことなどを不安に思うことはありました。「これから自分はどうなるんだろう」ということにすごく不安があって住み終わった後も考えることはあったんですけど、住む前に不安に思ったことは特にありませんでした。逆に楽しみな気持ちが勝っていたと思います。

 

西さん 

そうですね。僕も楽しみだったり期待だったりが大きかった反面、寮生活をしたことがなかったし、説明会などを受けずにすぐに入寮を決意したので、いろんな人と一つ屋根の下で暮らす生活が実際にどういったものかわからず、知っている人がいないことなどに不安がありました。



寮生活で印象に残っていること

島田さん

僕は様々な機会や出会いがあり、すごく面白い対話ができたということが印象的でした。これは寮生活後の話なのですが、SHIMOKITA COLLEGEに住んでいた高校生の人が「企業見学に行きたいので誰か社会人で自分の会社に来ていいという方がいるか」という質問をカレッジ内のコミュニケーションツールであるSlack上で投げかけたら、たくさん返信が来て実際にAmazonさんなどでの企業見学をやってくれました。

あと、「コーヒーチャット」というコーヒーを飲む感覚で対話するというものがあるのですが、普段はふざけている大学生と一対一で話してみたらすごく真面目に話してくれて、そのギャップを「俺かっこいいだろ」という風に出さないところが自分はこういう人になりたいなと思いました。



西さん

元(島田さん)と近い部分はあるんですけど、やっぱり色々な人がいるというのは異質なもので、同じその居住空間でも学校などというコミュニティと違って、それぞれやっていることや目指しているものがある中で、本当に千差万別じゃないですけどみんなが持っている領域や知識だったりは様々で。

多様性やそれぞれの当たり前が違うという前提条件のもとで偶発的な対話やリフレクションを通して、言語化するという部分においてやはり 「言葉」というのは大きなテーマになったんじゃないかなと思います。

 

寮生活で体得した学び

島田さん

ちょうど高2の進路で悩むタイミングだったので、すごく衝撃的だったのが大学の学部と大学院の専攻≠就職先という選択肢もあるということです。教養学部からのプログラマーや、宇宙の研究をしていたけれど広告系で働いているなどといった人たちがいて、こんな生き方もあるんだという良い学びだったと思います。

 

西さん

3ヶ月住んでいく中で、自分がどう見られているか、どういう変化をしたかということを考えるようになりました。高校生はバディというメンター的存在がいて、「チェックイン」という共にリフレクションをする機会があるのですが、第三者の視点で入居したてと入居後での自分の行動パターン、思考法や目的などの変化を言語化してもらうことで自己の解像度が上がり、自己理解にすごく繋がったかなと思います。

 

SHIMOKITA COLLEGE はどのような人におすすめか

島田さん

僕は、はじめの一歩を踏み出したい人におすすめの場所だと思っています。例えば自分は大河(西さん)に出会って「こんな面白いプロジェクトをやっている人がいるんだ、だから自分も頑張ってみよう」と思えるようになって、そういう人たちに刺激されるというか。バリバリにプロジェクトをやっている人も大歓迎だと思うんですけど、本当にただちょっと何かを始めてみたいけどどうしたらいいか分らないという人たちに凄くおすすめだと思います。

 

西さん

僕は何種類かいて、まず1つ目は元(島田さん)と近いんですけど何かを始めようと思っている人だったり、僕がそうだったんですけど、大絶賛迷っている人。

つ目が外交的な人。やはりSHIMOKITA COLLEGEというプラットフォームがありつつも自分から行動しないとなにもできないというのが大きくあって、自分から掴みにいけるかということが重要ですかね。自分から行って授かるだけではなく、他者に与えるというWin-Winの関係だからこそ新たな価値の創造や今あることの深化につながると思います。

3つ目は超専門的な人、自分の極めたことをプレゼンし、協賛だったりフィードバックをもらえる場でもあるので、SHIMOKITA COLLEGEの人にも凄く良い刺激になると思います。

 

読者の中高生へメッセージ

島田さん

実際にSHIMOKITA COLLEGEに住んでみて学んだことで、ハングリー精神が大事だなと思います。「これは面白そうだな」と思ったら確かに最初はすごく悩むかもしれないけれど、悩んでいるうちに逃げてしまうときもあるので、一瞬悩んですぐ決めるというのが大事だと思います。ハングリー精神を突き詰めていくと絶対今後面白い人生が待っているので、よかったらSHIMOKITA COLLEGEで一緒に面白いことをやりましょう!

 

西さん

僕の言葉を使うと、 「一歩力」 を磨いてほしいなと思います。

やはり傍から見たときに、行動を起こさないと実際にあまり変わらないし、実際に行動してみると全然違うことが生まれてしまうかもしれないので。とにかく一歩を踏み出してみる力を極めてとりあえず色々なものをつまみ食いしてみて「あ、これ面白いな」というのが1つでもあったらラッキーだと思って突き進んでいったらいいと思います!

 

最後に

西大河さんの詳しいプロフィールはこちらから↓

https://www.canva.com/design/DAFhqCPtLpI/ukUp6h5rgn_f3qENwgr2XQ/view?website#4:harumi-kobayashi

SHIMOKITA COLLEGEの外観(写真提供 西大河さん)

 

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