今日も明日も負け犬。

こんにちは、はるなです。

皆さんは起立性調節障害をご存じですか?起立性調節障害とは、起立時にめまい、動悸、失神などが起きる自律神経の機能失調で、以下のような症状が挙げられます。

1.立ちくらみ、あるいはめまいを起こしやすい
2.立っていると気持ちが悪くなる。ひどくなると倒れる
3.入浴時あるいは嫌なことを見聞きすると気持ちが悪くなる
4.少し動くと動悸あるいは息切れがする
5.朝なかなか起きられず午前中調子が悪い
6.顔色が青白い
7.食欲不振
8.臍疝痛(せいさいせんつう)へその周囲の痛みをときどき訴える
9.倦怠あるいは疲れやすい
10.頭痛
11.乗り物に酔いやすい
日本小児心身医学会 編:小児起立性調節障害診断・治療ガイドライン より)

ご寄稿頂いた映画監督である、西山さんはそんな症状を持つ起立性調節障害と闘いながら、多くの人へ認識や理解を深めるために1つの映画を製作されました。

今回は、そんな西山さんの核心に迫りたいと思います。

 

自己紹介

 

今日も明日も負け犬。監督の西山夏実です。

 

製作に至るまでの経緯を教えてください。

 

高校2年の春に、コロナで休校で暇だった時に、友達に自分の16年間を本にしてもらいました。
それを販売してみたら、「救われたとたくさんの声を頂きその本を映画化することを決めました。
 
 

「今日も明日も負け犬。」というタイトルに込めた思いは何ですか。 

 

無理にポジティブにならなくていい。という思いを込めました。
「励ます」より「寄り添いたいという映画のテーマをそのままタイトルにしました。
ポジティブなタイトルで「励ます」より、同じ目線で「寄り添う」
 
 

思いを形として残す過程には様々な葛藤があったかと思いますが、支えになった存在や言葉にはどのようなものがありますか?

 

メンバーの「完成しなくてもいいからやれるところまでついていくよという言葉です。沢山の人を巻き込んだ監督としても、足が震えるような当事者として発信するという立場としても、とても救われました。

 

起立性調節障害が多くの人に理解された先の未來とは?

 

全員が理解をすることは不可能だと思います。でも知るということはできると思います。
その知るというステップとして『今日も明日も負け犬。』は沢山の方に届けることができました。
しかしまだまだ、たくさんの声や反響に応えられておらず、救いたい人、知ってほしい人が沢山います。これから全国、世界での上映が決まっています。
この映画を全国、世界に届け、知る。を広めて行きたいと思います。
その活動の先に理解が生まれることを願って。
 
 

活動する上で心に留めていることは何ですか?

 

「頑張れ」という言葉は時に、頑張っている人を傷つける。

だから「励ます」ではなく「寄り添うをモットーに活動してます。

 

西山さんにとって「今日も明日も負け犬」とは?

 

人生です。

 

読者の皆さんへ

 

少しでも興味を持って頂けたらネットで検索してみてください!
あなたの明日に少しでも寄り添えますように。
 

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