学生支援団体「ORYVES」

こんにちは!パイセン部署のななです。

今回は中高生を支援する学生支援団体「ORYVES」を運営されている高校生お二人にお話を伺いました。

 

自己紹介

吉永さん 学生支援団体ORYVESの代表兼社長を務めている吉永来未です。現在高校3年生で、千葉県の高校に通っています。春からは慶應大学総合政策学部に入学する予定です。

 

 

 2021年8月に学生支援団体ORYVESを立ち上げて、2023年1月に個人事業主としてORYVESという会社を設立しました。学生支援団体ORYVESは「新たな学生像を創る」という理念を掲げ、何かに挑戦してみたい中高生に等身大で支援できるようなイベントなどを開催しています。

 

 

新井さん ORYVES副代表兼クリエイティブディレクターの新井凛子です。ORYVESが主催していたビジネスコンテストの審査員を募集していた際に応募、合格をしてそこからORYVESの一員として活動をしています。春からは大分にある立命館アジア太平洋大学に進学して教育について研究する予定です。

 

 

普段は、お二人にコミュニケーションディレクターの加藤実希さんを加えた3人で活動をしているそうです!

詳しい活動内容

吉永さん 主に3つあって、1つ目は「高校生の、高校生による、高校生のためのビジネスコンテスト」です。2回主催をして、1回目は集客で苦戦をして失敗してしまったんですけど2回目は成功をしました。「ビジネス×高校生支援」というテーマで高校生が出したビジネスアイディアを審査するイベントを行っていたのですが、運営も審査も参加も全て高校生だけで行うというところがこのビジネスコンテストのアイデンティティだったのかなと思っています。

 2つ目は「ファーストペンギン育成プロジェクト」というものでこれはまだ企画段階のプロジェクトです。1度目に行ったビジネスコンテストは意欲の高い学生が多かったんですが、このプロジェクトは「何かやってみたいけど何から始めたらいいかわからない」とか、「自分の好きを見つけたい」と思っているまだ活動に向けてのファーストステップを踏み出せていない学生を支援するイベントを企画しています。

 

 3つ目は、私たちORYVESのメンバーが全員AO入試、総合型選抜で大学合格を掴んだことから「オリパス」という受験支援にも乗り出しています。既に無料の講演会を3回主催していて3月に4回目を主催する予定です。

 

講演会は特にどんな方に参加してもらいたいイベントですか?

吉永さん 3月に行う講演会はAO入試を目指している受験生のためのイベントです。自分の夢や大学で学びたいことをアウトプットして、それをAO入試で評価してもらいたいと思っている学生や、将来進みたい道が決まっていなくても柔軟、寛容でいろいろな刺激を享受できる学生に来てもらいたいと思っています。あまりハードルを高くして話していくつもりもないので中高生が気軽に来てもらえると嬉しいです。

 

活動を始めたきっかけ

吉永さん 今の中高生は学校内の部活、バイトや塾など行動範囲が限られているかつ、ただ勉強をしていればいいと思っている人が多いと思っていて、勉強はたしかにすごく重要なことですがただ勉強するのではなく、将来を見据えてそこから逆算をして勉強をしていくということが本来の正しい道だと考えています。

 しかし、今の学生や周りの大人は将来に向けて新しく活動フィールドを増やしていくことに少し怖さを覚える人が多いなと感じていて、そういった学生がボランティアだったりとかインターンシップ、ビジネスコンテストなど外部のイベントを通して自分の夢や目標を具体化して欲しいなということを私自身も感じたしそれをみんなにも共有していきたいと思って始めたのがきっかけです。

印象に残っていること

吉永さん 多くの学生と出会う中で、一歩踏み出すことですごく大きな成果を生み出すことができると感じました。新しい活動をする時に大人の方や意欲的な大学生、高校生に手伝ってもらうことでコミュニティを広げてこれたことが私が団体を設立してから今までの成果だと思っています。

 高校生だからこそ希少価値があるので一歩踏み出すことで自分が予想していないくらい大きい経験を積ませてもらえると思っていて、例えば大学生のピッチイベントに唯一高校生として参加したりとか、このような取材を受けることも私の大きな夢だったのでそういうふうに小さな一歩が大きな夢の実現につながっていくことを活動を通して学びました

これからの活動について

吉永さん 私の夢としては、中高生を対象としたコンサルティングというものをしたいと思っています。大きな目標として掲げているのは「中高生がいつかではなく今夢を叶えられるような環境づくりをする」ということなんですね。将来の夢は大人になって大学を卒業して就職してから叶えるものだと思い込んでいる人が多いと思うんですけど、実際に中高生の今から将来の夢や目標にむけてすこしづつ努力することができるということを伝えていくのが大きな夢なので、悩みを抱えていたり、将来に対してモヤモヤしている学生たちにアドバイスをしていけるような人になっていきたいなと思っています。

読者の中高生にメッセージ

吉永さん 私もよく校プロを拝見させていただいていたんですけど、校プロは面白いイベントやパイセン記事など、何か校外活動にむけて一歩踏み出したい学生にとってチャンスをくれるサイトだと思っているので、不安なことも多いと思うけどただ見ているだけではなく勇気を出してイベントに申し込んでみたりとか、自分の中でパイセン記事のパイセンを比較して自分がダメな人間なんだと思う必要は全くないと思っていて、うまく自分の中に落とし込んで次のステップに繋げていってもらえたらいいんじゃないかなと思っています。

新井さん 私からは、読者の皆さんに「感情と行動のギャップ」を減らして欲しいなと思っています。これは私自身日頃心がけていることでもあるんですけど、例えば「これ気になるな」と思った時に迷ってしまったりとか諦めてしまったりとかその時間ってすごくもったいないと思っていて、気になるなと思ったらすぐ何かやってみるとかそこの時間をそれだけ短くすることが大切だと思います。

 あとは「気になるな」っていうポジティブな思いだけじゃなくて「なんか学校生活モヤモヤするな」とか「社会問題モヤモヤするな」という問題意識に対して自分で行動を起こして、問題と自分との距離感を縮めていく後押しをしていけたらいいなという風に思っています。

 

最後に

吉永さん 3月13日の19時半から先ほど話した「ファーストペンギン育成プロジェクト」というものがあります。いろいろな校外活動がある中で自分がどれに興味があるのかわからない学生は多いと思うんですけど、そんな学生のためにロールモデルとなるような高校生3名をお呼びしてその方の生い立ち、これまでの活動や活動に興味を持った経緯などを話してもらえるイベントになっています。まだ自分の好きなことがわからない学生も自分を分析するいい機会になると思うので参加してくれるといいなと思っています。

 

 また、高校生は活動に踏み出すことに抵抗がある理由って勉強面が多いと思うんですね。どんなことにも選択肢はあって大学受験には一般受験だけではなくAO入試という選択肢もあります。私たちは課外活動だけでなくAO入試や受験に関しても手厚く支援していきたいと思っていて3月中にもAO入試に関するイベントを主催する予定なのでぜひチェックしてみてください!

 これからは、なによりもやってみたいという気持ちに対して貪欲かつ素直になるということが中高生には求められているということを伝えられていたら嬉しいです。

 

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