『広島県・四川省青少年交流事業』参加者にインタビュー!

『広島県・四川省青少年交流事業』参加者にインタビュー!

 

こんにちは!パイセン部署のはるかです。

今回は国際交流特集・第三弾!ということで、「広島県・四川省青少年交流事業」に参加された方にお話を伺いました。

 

自己紹介をお願いします! 

広島県に住んでいます、谷村咲蕾(たにむらさくら)です。将来の夢は国連の職員です。幼い頃から「伝える」ことにとても興味を持っていて、作文コンクールに積極的に参加してきました。 

 

広島県・四川省青少年交流事業とは? 

広島県の高校生4名と広島県の友好提携先である中国四川省の高校生22名がオンライン交流をするというものです。目的は相互の理解と友好を深めることで、内容はそれぞれの学校紹介文化について語り合うというものでした。 

 

交流事業に参加したきっかけは? 

これまで※中国新聞ジュニアライターという記者活動していたんですけど、その記者活動の中でアメリカ大使とドイツ大使を取材してきて、中国の方とお話をした経験がありませんでした。そんな時、偶然広島県の方で中国との交流イベントを見つけたので、参加してみようと思って参加しました。  

中国新聞ジュニアライターについては、以前パイセン記事で公開しております。

https://kininarukotomatome.com/junior-writer-20231219/ ←ここからぜひご覧ください。 

交流事業の中で印象に残っていること 

一つ目は日本の学校以上にすごくアクティブなサークル活動が多いことに驚きました。例えば、空間認知能力を養うために数学のモデリングを作るというサークルがあり、スポーツだけでなく、そういった勉強面のサークルもあることを知り、自分も知的好奇心をさらに深めていこうと思いましたまた、生態保護サークルというごみの再利用をするサークルが印象的でした。中国にいるパンダのうち、80%が四川省にいて、環境問題も意識しているサークルがあると知り、中国の方は意識高い系が多いなと思いました。 

二つ目は日本のアニメについて話したことです。質疑応答時間の中で「好きなアニメは何ですか?」とよく聞かれました。共通のアニメが好きな人と出会い、交流事業が終わった後もアニメの魅力やグッズについて語り合っています。この交流で、サブカルチャーに可能性を感じた瞬間でした。 

交流の様子

参加前後での変化 

参加前は中国との複雑な情勢等で、どういうふうに成果報告をすれば良いのだろうか、とドキドキしていました。ですが、参加した後はサブカルチャーなどで盛り上がり、心のつながりを感じました。全てに心の壁を感じる必要はなくて、世界の人とつながれる共通点を探していくことが、より平和探求としては良いのではないかと思いました。 

 

谷村さんにとっての校外活動の魅力とは

~自分に合った、物事へのアプローチの仕方を発見~ 

 校外活動に参加する前は、自分が何をやりたいのか、どんなことが得意なのかが全然見えていませんでした。校外活動に参加したことで、自分の得意な物事に対するアプローチの仕方を見つけることができました。例えば私の場合、RCCスクールの「湯﨑知事と語ってみた」という番組に出演し、県知事と他校の高校生と広島の未来についてディスカッションしたことがありました。そこでは「平和×清掃」をテーマに考えました。その中で「平和×〇〇」のように平和と他の分野をかけて具体的にアプローチしていくやり方に興味を持ち、自分の中で納得していきました。そして自分で身近にある新しい他の視点から、具体的に問題に対してアプローチしたいなと思うようになり、他の校外活動する上でも「平和×〇〇」を軸に考えていったら、もっと面白いことが起きるのではないかと思うようになりました。 

  校外活動に参加していく中で、国連の職員になって国際協力に取り組みたいという人生のテーマが決まりました。将来の夢が明確になり、勉強の目的ができ、勉強により身が入るようになったと感じました。 

 

今後取り組みたいこと 

~『平和×〇〇』~ 

 四川省の高校生と交流したことで、異文化交流の重要性を再確認することができました。これからもこういった交流活動にたくさん参加して、世界の知見を深めていきたいです。

 あとは今、「平和×アニメ」や「平和×スイーツ」などをテーマに、海外の方や若い世代にも平和に興味を持ってもらえるようなイベントを企画していきたいなと思っています。

 自己紹介でも話したように、将来的には国連の職員として複雑な社会問題を解決していきたいです。 

 

中高生へメッセージをお願いします! 

校外活動は社会貢献の仕方を知る勉強だと捉えています。大人になると学力だけでなく、国際情勢など幅広い教養や画期的なアイデアの提案ができるかどうかもしばしば求められると思います。それらは校外活動の経験や興味のあることを深く追求することの積み重ねで成し得ることだと思います。ぜひ校外活動への参加を検討してみてはいかがでしょうか。 


本記事で取り上げさせていただいた広島県四川省青少年交流事業については、以下のボタンをクリックしていただけますと、活動報告がご覧いただけます。

 


「将来の夢は国連職員」という明確な目標を持ち、校外活動に積極的に取り組んでおられる谷村さん。様々な活動に対する谷村さんのパッション溢れる取材でした。ありがとうございました!

ーパイセン部署・はるか

 

 

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