多様性家族を漫画で伝える高校生にインタビュー

多様性家族を漫画で伝える高校生にインタビュー

こんにちは、パイセン部署のゆきなです。

今回は多様性家族について漫画で伝える高校生にお話を伺ってきました。

自己紹介

メガネっ子多様性家族という名前で最近はX(旧Twitter)の方で漫画を描いている荒木みうなです。ちなみに本名は初出しです笑 

具体的な活動内容について教えてください。

活動としては人が抱えている障害や病気についてどうしても触れてはいけないみたいなネガティブにとらえてしまうということをあえて明るくコミカルに、私自身の立場とか視点で発信しています。実験としてインスタグラムを中心に漫画を投稿していたんですけど、今年の1月1日にXの方で本格的に漫画を投稿しております。

この活動を始めたきっかけは何ですか?

家族の存在が大きくて、はじめからその障がいのお兄ちゃんのことだったりとか母の病気のこと、父が単身赴任だとか家のことを全部やらなきゃいけないだとか、そういうのを小学生の小さいときから感じていて、「なんで自分は」というようなどうしても許せない気持ちがあったんですけど、やっぱりそれじゃあダメだなと感じて、人生は一度きりなのでこういう状況もプラスにとらえた方がいいんじゃないかと前向きに捉えようと思ったことがきっかけで始めました。なのであえて明るくというのは自分の嫌な気持ちとかに向き合うという面もあって明るく発信しようかなと考えました。

活動を通して学んだことについて教えてください。

市の発表で活動について発表する場があったんですけど、そのときに市民の皆さんだったり県内や県外から来てくださったオーディエンスの方に自分の想いだったりを伝える機会があって、そこで発表についてフィードバックをいただいて、メッセージカードとして貰うというのがあるんですけど、それで同情されたいと思ってないとか、大変な環境で育っているとは思っていないとは思うけど、そうした経験を自分の血肉としているところが素晴らしいと思いました、とか自分の明るさとかに元気をもらえましたとか、そういうメッセージをいただいて自分のやっていることに自信をもてたというか、想いがあったらやっぱり伝わるものなんだな、ということを実感しました。

活動を通して自分自身や周りに変化はありましたか?

偏見とかにも絡めながら発表したので、そういう風に自分にこういう考えもあるんだなと皆さんの視野を広げる手助けになったのかなと思っています。実際にそういう偏見とかについて深く考えるきっかけになりましたとか、見習って明るく元気に過ごしていきたいですみたいな、そういうコメントもいただいて、周りにはプラスに考えるというかポジティブに考えることの大切さとかを伝えられたのかなと思うし、良い影響を与えられたのかなと思います。

読者の中高生へのメッセージをお願いします。

夢とか理想だけではなくて心の中のもやもやだったりとか、ときには嫌な気持ちとか悔しさとかを言語化してアウトプットすることは自分にとってプラスに働くこともあれば正直嫌な気持ちを思い出しちゃうとか辛い部分もあると思うんですけど、そういうのに向き合ったからこそ真の自分に姿っていうわかると思うし、良い機会になるので是非皆さんも自分と向き合う機会を大切にしてほしいなと思っています。

 

 

素敵なお話をありがとうございました!

参加者体験談カテゴリの最新記事