カナダの高校ってどんな感じ?

カナダの高校ってどんな感じ?

みなさんこんにちは、さやです!5月になりましたが早くも暑い日々が続いていますね。

さて、今回は、国際交流特集記事第6弾ということで、カナダの高校に通っているKanakoさんにお話を聞きました。実際、カナダでどんな生活を送っているのでしょうか。ぜひ最後までお読みください!

自己紹介

Kanakoです。日本でいうと4月から高3の代ですが、カナダではまだ高2です。高1のときからカナダの高校に通っていて現在2年目になります。ミャンマーの日本語学校でオンラインインターンをしたり起業を目指す人が集まるコミュニティに参加したりしています。

留学のきっかけ

小6から韓国語を習っていて、そこの先生に高校留学をオススメされました。初めはアメリカに1年留学を考えていましたが、1年か3年かで迷ったときに、1年だと日本の学校も行きながらになるので中途半端になると思い卒業留学を選びました。また、ラグビーが好きでオーストラリアやニュージーランドを考えていたのですが、コロナで国境がしまっていたことからカナダを選びました。

    

学校生活

私の学校はカナダの中でも特殊で、大学のような空きコマ制になっています。私の場合、火曜日に授業はなく金曜日は1コマだけといった感じです。授業が入っていない時間は学校で課題を進めたり自習をしたりしています。放課後は課外活動のミーティングや学校の課題をしたり、休日は友だちと遠くに出かけてリフレッシュしたりしています。

     

高1は必修が多く自由が少ないのですが、学年が進むのに従って必修科目が減っていきます。高3では、必修科目が英語(現地の国語)とキャリアライフエデュケーションの2つしかなく、残りの6,7科目は自分で選ぶことができます。選択科目も種類が多く、例えばビジネスでも株式、会計、マーケティング、フィナンシャルなどに分かれています。私は現在、ビジネスに興味があるのでマーケティング、会計の授業と、言語に興味があるので日本語のアシスタント、そして地球科学をとっています。

地球科学では、火山や自然現象、古代の化石など幅広い単元を学びます。ユニークなポイントとして先生とのインタビュー形式の試験があり、教科書の内容を覚えて先生の前で口頭で説明します。説明するためには仕組みを全部理解する必要があるので頭に残り、時間が経ってもかなり覚えています。これは日本の学校の暗記のテストに比べてメリットだと思います。

また、日本語のアシスタントでは、先生の横に立って板書をしたりネイティブとしてニュアンスの説明をしたりしています。これで単位がもらえるのでありがたいです。

みなさんに共有したい面白エピソード

カナダに来て1, 2週間くらいでのことです。土地勘が全くなかったのでどのバスに乗ればいいかもわからないような時でした。友だちと遊ぶ約束をしていたのですが、バスに乗ったら突然携帯が動かなくなってしまいました。どこで降りればいいかもわからなかったのでとりあえず適当なところで降りて、うる覚えだった友だちの住所を道行く人に言って場所を聞きました。(後で知ったのですがうる覚えの住所は全然違う場所でしたw)たまたま道で知り合いに会えたので、泣きついて電話を貸してもらい友だちに電話しました。結局会えたので良かったですが、その時はとても怖かったです。

留学に行ってからの心理面/行動面での変化

留学に来てから、先ほどのエピソードようなハプニングや大変なことにたくさん出会ってきました。今までは挑戦するときに怖いと思ってリスクを考えていましたが、このような経験を通して自分が意外と解決できる、何とかなることに気づけました挑戦したいことにどれだけリスクがあっても自分が努力できることに気づき、何に対してもやってみよう、挑戦してみようと思うようになりました。その結果、自信をもっていろんなことに挑戦するようになり自分の行動範囲も広がりました

Kanakoさんにとっての「国際交流」とは

私たちは「この国の人は主張が強い」など国によってステレオタイプを持っていることが多いですが、結局は国ではなく人だなと最近強く感じています。国際交流とは、自分のその国に対するステレオタイプを崩す機会だと思います。

中高生のみなさんへメッセージ

最近大学で留学する人は多いですが、中学や高校で留学する人はまだ少ないです。留学するということは自分を成長させる絶好の機会ですので、行きたいと思っている人はぜひ一歩踏み出して行ってみるといいと思います!

 

Kanakoさん、素敵なお話をありがとうございました!ぜひ一歩踏み出して、みなさんも留学に行ってみてはいかがでしょうか?

 

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