【後編】uReFoodを立ち上げた活動家にインタビュー!

【後編】uReFoodを立ち上げた活動家にインタビュー!

みなさんこんにちは、パイセン部署のさやです!前編を出してからかなり時間がかかってしまいました。みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は期末試験が終わって一安心です!

前編をまだ見ていないという方はこちら

今回も引き続き、学生団体uReFoodを立ち上げたRicoさんにインタビューした内容を書いていこうと思います!最後には力強いメッセージもいただいていますのでお楽しみに!

活動していて嬉しいこと

子ども食堂を支援しているむすびえさんとコラボしてイベントを開いたとき、参加した方から2週間後くらいに直接メールが届きました。「今回のイベントを経て初めて子ども食堂に行ってみて、自分の知らなかったいろんな人と出会うことができました。イベントによって新しい世界に足を踏み出す勇気をもらいました。ありがとうございました!」という言葉をいただきました。自分がやったことによって誰かを動かすことができるという希望を感じ、とても嬉しかったです。

活動していて大変だったこと

メンバーとの情報共有や経営理念の共有が一番大変だと感じました。メンバーそれぞれにビジョンがある中でなかなか話がまとまらないことが多かったです。そのため、ひとつのイベントを開催するのに多くの時間をかけました。特に、コラボイベントを開催するときはみんなが納得するまで話し合いました。こうした議論の時間は有意義ではありましたが、私が最初に想定していたペースで進まないことも多く、余裕を持つことの大切さを学びました。もどかしく大変なこともありましたがそれがあったからこそ今の自分があるのだと今は思います。

学業との両立

学校はみんなが平等に与えられる機会ですので、私は授業を大事にしています。私は基本的に、自分がやりたいと思ったことには集中して取り組むことができます。同じように勉強も、どうすればやりたいと思えるかを必死で見つけて取り組みました。例えば、授業を聞いてわからないことはYouTubeで解説を探して理解するなどの工夫をしました。また、私はスポーツ観戦が大好きなので、勉強がわかった時の喜びとスポーツで点を決めたときの爽快感を重ねて考えました。

Ricoさんが目指す世界

「食を通じて幸せな世界を作る」ことを目指して活動しています。世界では、支給された食品にも食品ロスが発生していることが多くあります。食べ物を作るために森林が破壊されていて、食べている瞬間は幸せでもその背景にあるものは幸せではないという現状もあります。また、ひとりでテレビを見ながら食事をする人が多く、食べ物を味わっていないという社会的な問題があります。これらの課題に取り組み、「食を通じて幸せな世界を作る」ことが私の目標です。食事は人間として本質的に必要なもので、生活を豊かにする一日三回のルーティーンです。食事を通じて一日三回でも幸せな時間を持つことができればもっと豊かになるのではないか、という希望をもってこれからも活動していきたいと思います!

読者の中高生のみなさんにメッセージ

自分が楽しいと思うことをやり続けるのが大切だと思います!今の世の中にはいろいろな社会問題があり、「解決しなければいけない」「取り組まなければいけない」という考えになりがちです。しかし、この考えでは、いいことをしたとしても誰かの誉め言葉を求めてしまうかもしれません。私も実際そういうことがありました。責任感に縛られずもっと自由に考えて良いのです。現在ある地球上の課題はあなた自身が作り出した悪ではありません。ひとりが抱え込むことではなく、地球全体で取り組んでいくことです。それよりも、あなた自身が本当に楽しめることをやって熱中している姿に周りも勇気づけられます。自分が楽しいと思うことをやって笑顔あふれる人が増えていけば、少しずつ周りの意識も傾いていくのではないかと思います!

編集後記

Ricoさん、力強いメッセージをありがとうございました…!

今日も、ひとつでも楽しいと思えることを見つけて笑顔でいられるといいですね!!

Ricoさんの個人SNS:https://lit.link/en/Rico93

uReFoodのInstagram:https://www.instagram.com/urefood.the.society?igsh=MThoNnFsOGIwZGswMQ==

 

 

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