私が環境を変える!

私が環境を変える!

皆さんこんにちは!パイセン部署のイオリです!今回はFridays For Future Nara を設立された端山優希(はやまゆうき)さんにお話を伺いました!

①Fridays For Future Naraを立ち上げたきっかけを教えて下さい!

立ち上げたきっかけは大きく分けて2つあります。1つ目は、2018年、私が高校1年生の時に「某大手企業に対してアメリカの高校生がプラスチックストローを廃止するよう呼びかけた」という記事を読んだことです。元々、環境問題にも興味があった私は「高校生でも行動することができるんだ!」と衝撃を受け、「私も何か行動したい!」と思うようになりました。ただ、当時の私は自ら行動を起こすことに自信がなくなかなか行動に移すことができずにいました。

その約1年後にSNSでたまたま広島でFridays For Future Hiroshima を立ち上げた方を見たことや、実際に静岡で立ち上げた方とお話をしたことが2つ目のきっかけとなりFridays For Future Nara を立ち上げました。

②設立した目的、目標を教えて下さい!

少しでも多くの人に気候変動問題に関心を持ってもらいたいと思ったからです。今の状況を作ってしまった大人たちに怒りの気持ちはありませんが、1人でも多くの人に行動を変えて行ってもらえるきっかけを作り出せる団体にしていくことが目標です。

③具体的な活動内容を教えて下さい!

12月下旬から活動を始め、現在は私を含む4人のメンバーで活動をしています。2月までは金曜日の放課後、駅前で気候変動問題を訴えるプラカードを持って立っていました。しかし、4月からメンバー全員が高校3年生になり学業上の理由で集まることが難しくなることから、現在はSNSを使って発信をする方針に転換しました。ただ、街頭で立つことにも大きなメリットがあるので、今後はメンバーを募集してSNSと街頭の2つの方法でアピールを行い、活動の幅を広げていきたいと考えています。

④活動して嬉しかったこと、また困難に感じたことを教えて下さい!

奈良県内で行われた講演会でFridays For Future Nara のPR を行った際に、多くの参加者の方が私に声をかけてくださり、「頑張ってね」と賛同をしてくださったことが嬉しかったです。未熟な私にでもできることはあるんだと実感しました。

⑤活動について、周りの方々の反応はいかがでしたか?

興味を示さない人も多くいるのですが、マイボトルを持つようになったりレジ袋をもらわないようにしたりと、出来ることから行動を変えて行ってくれている人もいます。その様子を見ると、この活動を始めて良かったなと思います。

⑥活動して、変化したことはありますか?

気候変動や環境問題に関する活動を行っておられる方々と繋がることができたことから、より詳しい知識を得ることができるようになりました。又、考え方の幅が広がり社会を大きな目で見ることができるようになりました。

⑦今後の活動について、教えて下さい!

まだまだ立ち上がったばかりで、奈良県内でも認知度が低いことが現状です。又、今の活動のままだと単発的な活動にもなりかねません。難しいことであるとは十分承知していますが、1年後には「Fridays For Future Nara のおかげで、自分の行動を改めることができた!」「Fridays For Future Naraで活動をしてみたい!」と思っていただけるような団体にしていきたいと考えています。そのために、全国のFridays For Future の団体とも情報を交換しながら様々なアクションを行なっていきたいです。

⑧熱い思いを語って下さい!

今、全国のFridays For Future の活動に参加をしている若者は皆、動機は違っても熱い思いを持っています。日々、どう発信すれば多くの方々にこの危機を知ってもらえるのか、行動を改めてもらえるのかを考えています。コロナウイルスの影響で思うような活動ができていないことが現状ですが、それぞれで勉強会を開くなど今の自分たちに出来ることを精一杯やっています。責任感を持って、情報を発信しています。若者が行動しているだけだと思っておられる方も少なくないと思いますが、そんな方こそ私たちの発信する内容を見ていただきたいです。そして、「何か自分も行動したい」と思った方はまずは自らの行動を改め、SNSで発信をしていただきたいです。たった1人。されど1人です。私たちと一緒に美しい地球にしていきましょう!

~優希さんを取材して感じたこと~

優希さんからいただいた写真を見て、私は胸を打たれました。どれほどの勇気を奮い立たせて、この活動をされているのかと想像すると、ささやかでもできることから始めたいと思わずにいられませんでした。難しく考えなくても、マイボトルを持つとか、レジ袋をもらわないということなら、私たちにも簡単にできます。最近ファミレスにストローが置いていないこともありますね。

そんなきっかけを与えて下さった優希さんの勇気ある活動を、どうか知ってほしいと思います。

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