人生を変える出会いを若者に~学生団体DESTINY~

人生を変える出会いを若者に~学生団体DESTINY~

みなさんこんにちは、さやです!7月に入り本格的な夏がやってきましたね。熱中症対策を十分にして楽しい夏を過ごしましょう。

さて今回は、つい最近学生団体DESTINYを立ち上げ、その一か月後にイベントを開催した、驚くべき行動力の持ち主、ともきさんにお話を伺いました。ぜひ最後までお読みください!

自己紹介

通信制の高校に通っている高校3年生の矢萩友喜と申します。課外活動が大好きで、自分でプログラム見つけて参加したり、6つの学生団体に入ったりしています。そのうちの一つが今回お話しする学生団体DESTINYです。他にも、ボランティア活動や自転車旅、ヒッチハイクといった活動を行っています。また、「カクテル高校生ともきまん」としてノンアルコールのカクテルを作ってSNSに投稿したり、ドリンク開発をしたりしています。今後は、合宿や100人ほどを集めた大規模なイベントの開催を企画しています。

   

学生団体DESTINYとは?

学生団体DESTINYは、「人生を変える出会いを若者に」「意欲ある若者にさらなる成長のチャンスを」という二つの理念のもと活動しています。若者にチャンスを提供するために、挑戦意欲のある若者とそれを応援したい大人を繋げる機会を提供しています。これは、若者と大人のマッチングとは異なり、あくまでも情報交換やアイデアの壁打ちができる場所と機会を提供するものです。

僕は、有名TikTokerである恩師との出会いで人生が変わりました。初めは恩師に何でも聞いていたのですが、ある日「自分の成長のためにはすべて自分で考えなさい」という言葉をもらいました。このことがきっかけで、学生団体DESTINYでは、出会いの場所と機会は提供するけれども、若者の成長を考えマッチングは行わないという方針を持っています。

団体を立ち上げたきっかけは何ですか?

学生団体DESTINYは、僕が「若者に機会を与えたい」と思ったことから立ち上げました。

僕は、育った家庭の環境もあって、日々が辛い時がありました。勉強が出来ず親や友達や保護者から冷たい言葉を頂いたり、自分の物が捨てられたり上から物を落とされたりといった事がありました。学校にも家にも塾にも居場所がなく、困ったことを周りに相談できませんでした。しかし、恩師との出会いを経て人生が変わりました。恩師は、厳しくも僕の将来を思って様々なことを教えてくれました。そうして、彼の経営する大阪の店で多くの出会いを経験し、大人との繋がりが広がっていきました。一方、同世代との繋がりはほとんどありませんでした。それが、ボランティア活動や人づてでの交流を通して輪が広がり、様々な課外活動に参加するようになりました。しかし、そこでも問題があったのです。課外活動で多くの大人の方に出会って話す機会はあるものの、その大人にもまれた後のメンタルケアがないのです。僕は、親にも学校の友人にも相談できない状況でしたし、同じように悩んでいる若者がいるのではないかと思うようになりました。

そこで企画したのが、「一期一会交流会」です。このイベントは、U25の若者と経営者を集めて交流するというイベントです。交流によって、新たなプログラムを発見したり、悩みをわかってくれる同世代に出会ったりすることができます。

また、地域による情報格差があったり、意欲的であっても学校の規則や金銭的な事情で都心に来れなかったりといったこともあります。そのような状況にある若者を支えたい、彼らの居場所になりたいという思いで学生団体DESTINYを立ち上げました。(この理念は変わりませんが、団体名は今後変更する可能性があります。)

イベント企画で一番大変だったことは何ですか?

すべてが大変でした。実は団体を設立する前にイベントの会場だけ押さえていて、そこから団体を立ち上げて一ヵ月でイベントを開催するということを成し遂げました。協賛の企業様は、直談判でお願いして回りました。その中で、僕がどうしてもやりたかったのが交通費支給です。行きたいけれども交通費がどうしてもかかってしまって行けないという地方の方を支えたいという思いから絶対に実現したかったのです。企業が主催するイベントでも支給するのは難しいのに、設立してから一ヵ月の学生団体が交通費を支給できるわけがないと周りにはたくさん言われました。協賛の企業様からも、なぜそこまでして大きなコストになる交通費支給を行うのかと問われました。その中で、「ではお金が集まらなかったらどうするのか」と問われたときに、僕は「自分が働いてそのお金を使います」と答えました。多くの人はそれならばやめるというのですが、僕はどうしてもやりたかったのでそう答えました。そうしたら、「自分で体を張る覚悟があるくらいならやってみたら」と言われ、交通費支給を実現することができました。

ありがたいことに、一期一会交流会では四国や北陸から来てくれた方もいて、みなさんに満足してもらえたので良かったと思っています。

どのように大人の方との人脈を広げていますか?

自分がどのような価値提供を相手に対してできるか、もっと人として素敵な存在になるにはどうすればいいかを常に考えています。以前指摘をいただいて今も心に残っている言葉として、「自分の行動ひとつでお世話になっている人の顔に泥を塗ることになることもある」があります。また、恩師には「ストーリーのある人になれ」と教わり、それを常に心掛けています。自分よりも何倍も社会経験が豊かな大人に対して、自分だからこそできる価値を提供することで、彼らが自分と話す価値が少し生まれるということです。これは、企業様や経営者の方とお話しするときに限らず、対談や同世代の人と話す時も含めて言えることです。そのためには最低限、自分が嫌なことは言わないということを心がけています。

読者の皆さんにメッセージ

僕も高校生ではありますが、意欲をもって自主的に活動する若者を全力でサポートしたいと考えています。何かやりたいことがあれば何でもやりますので下記のインスタからご連絡いただけると嬉しいです。

また、僕が環境的に恵まれていなかったことから、小学生中学生のときのことはいい意味でも悪い意味でも大きく影響することを実感しました。みなさんにも、今つらいことや大変なことがあるかもしれませんが、どんなにつらくても生きていれば必ずいいことがあります。しかし、変わろうとする覚悟とそれに沿った行動をすることが必要です。今つらくてもそれを続ければ、いづれ光が差し、あなたの周りには素敵な人が近寄ってきます。そのことを信じて諦めずに行動し続けてください!そして、そのきっかけとして僕に何かできることがあれば、直接僕に連絡したりイベントに参加したりしていただければと思います。学生団体DESTINYでは今後、毎月交流会やパーティー、座談会などの様々なイベントを開催するので下記の団体インスタグラムを定期的に見ていただけると幸いです!

オフショット

 

編集後記

強い意志をもって活動されているともきさんに私も取材をしていて大変感動しました!

一期一会交流会は私も参加させていただいたのですが、時間を忘れるくらい本当に楽しい時間でした!今後もたくさんイベントを開催していくそうなので、みなさんもぜひ参加してみてください!

 

学生団体DESTINYのInstagram

ともきさんのプロフィールTomoki 友喜 lit.link(リットリンク)

カクテル高校生ともきまんのInstagram カクテル高校生ともきまんのTikTok

 

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