日経未来プロジェクトについて聞いてみた!

日経未来プロジェクトについて聞いてみた!

お久しぶりです!はるなです。皆さん、新学期はいかがお過ごしですか…?

今回は、日経未来プロジェクトの参加メンバーの方からパイセン記事をご寄稿頂きました…!みれいさん、いちえさん、ありがとうございました!

日経未来プロジェクトは「中高生の未来を明るくするメディアサービスを開発せよ!」というテーマを元にそれぞれの武器を持ち寄りながら1つのモノづくり・コトづくりを行うプログラムです。

それぞれの体験価値をそのままにまっすぐに綴って頂きました。

是非是非最後まで読んでみてください…!

自己紹介

こんにちは。ワクワクなことをするのが大好きな、高校3年生のみれいと申します。

多趣味で興味の幅は広く、「楽しそう」にすぐに食いつきます。普段はLGBTQ+やジェンダーに関して問題意識を持って活動しています。

 

こんにちは。高校3年生のいちえと申します。答えの無い議題に対して突き詰めて議論をするのが好きです。多方面に趣味・興味があり、好奇心の向くままに様々なトピックに手を伸ばしています。いつもは国際政治・協力やメディアに関心を持って活動しています。

 

プログラム内容について教えてください

私が参加した日経未来プロジェクトは、a.schoolが運営するプロジェクト部と日本経済新聞社による共創プログラムです。プロジェクト部とは、学校という枠組みを超えて全国の中高生がオンラインで繋がり、多種多様なトピックをテーマに共創活動をする場所です。

今回は、「中高生の未来を明るくするメディアサービスを開発せよ」をミッションに、日経の方にサポートをしていただきながら、仲間と一緒に3ヶ月かけて新しいメディアサービスを提案しました。加えて、日経新聞東京本社にお伺いし、実際の会議の様子などを見せていただきました。

参加したきっかけについて教えてください

みれいさん

知り合いのインスタのストーリーでプロジェクト部を知った時、ちょうど日経未来プロジェクトの参加者募集期間でした。元々私はメディアに興味があり、同世代のニュース・社会問題への当事者意識の低さや、メディアの報道の仕方に問題意識を持っていたことが、参加したきっかけです。

いちえさん

友達が参加していたことがきっかけです。すでにプロジェクトは始まっていたのですが、日本経済新聞社の方にお話を直接聞ける貴重な機会であることに加え、近年のニュースに関する人々の関心の低下や、メディアの多様化に伴う存在意義の揺らぎといった問題に、自分と同じく問題意識を持つ同世代の皆さんと共にメディアのこれからを考えていきたいと考え、飛び込み参加しました。

プログラムを通して得られた学びは何ですか

いちえさん

まず、公平性というものの難しさというのを改めて実感したことです。プロジェクトを進める上で、日経さんからのフィードバックがあった際にまず問われた事が「公平性」でした。情報を扱う際の責任というのを痛感したのと同時に公平性を保ちながらも、自分達の持つ問題意識の解決との兼ね合いの難しさに直面しました。さらに日経さんは最終発表に先立って「どの様にして利益を獲得するのか」「実装の現実性がどれほど高いか」など、企業ならではの視点でフィードバックをして下さいました。企業としてプロジェクトを行うことの厳しさを実感すると共に私達の声に対して社会人として向き合って下さっていることを感じ、とても感銘を受けました。

企画力や実行力も向上させる事ができました。やはり日経さんの企画やプレゼンは明確で洗練されています。相手のニーズを考え、プロジェクトの提供価値を踏まえて、伝えたいことの比重を決めることの大切さを学びました。そこから自分達の最終発表に生かす事も多く、企画のプロセスの道筋をつける際にとても助けになりました。

みれいさん

多角的な視点とそれに触れる楽しさです。様々な背景や志を持つ中高生が集まって、思うままに何かを創る。その聞こえの良さの通り、プロジェクトを通して様々な独創的な視点に触れました。同じ思いを抱いていてもアウトプットの形が異なったり、気づいたら全く方向にベクトルが向いていたり。十人十色のボイスから得る発見と学びには、驚きとワクワクが沢山詰まっていました。

また、本プログラムだからこそ実現したであろう日経さんのオフィス訪問では、実際の会議の様子を見学しました。そこでは日経さんが私たちと対等な立場に立ち、中高生の生の声を聞こうとしてくださっている姿に感銘を受けました。他者と何かを共に創り上げる上で、互いへのリスペクトこそ最も重要なものであると痛感しました。

ご提案されたプロダクトについて教えてください

私達のチームは、「もっとアクティブになりたくなる情報の提供」をミッションに掲げ、ネットニュースとその先の行動が見える化されたプラットフォームを提案しました。校プロさんの哲学とかなり通ずるところがあると思います。

ただネットサーフィンで時間が過ぎてしまったり、校外活動への意欲はあるのに何をすれば良いのか分からなかったりする方。そんな方にはもってこい。ネットニュースを入り口に、自分の興味関心の探求をし、イベントやボランティアなど、自分に合ったアプローチを見つけるところまでを一つのプラットフォームで完結させる事ができます。また、ユーザーの興味関心を深めつつ、向上心を活かせる活動との出会いを導く、そんなプロダクトです。情報の公平性と、読者の求める情報へのアクセスの簡便化というのは中々難しい面がある中、メンバーで議論を繰り広げながら創り上げました。

今後の展望について教えてください

「なにかしてみたい」という想いを持っていても中々行動に移せない、活動をしている人をどこか遠くで見ている、その様に感じている方は多いと思います。これは私達が常に感じている問題意識です。今回のプロジェクトでは、メディアの役割に着目して、「よりアクティブになりたくなる情報」へのアクセスを気軽にできるプラットフォームを提案しました。今後も様々な視点から中高生の持つ意欲をそのまま活動に昇華させる事ができるよう、同世代の皆さんが抱えるハードルを超える手助けをする活動ができたらな、と考えています。また、私達や校プロさんのような理念を持って、中高生に働きかける活動が広まっていくといいなと感じています。

あなたにとって「校外活動」とは何ですか

みれいさん

自分の羽を広げられる大草原。学校で感じる窮屈さから脱して、自分の知的好奇心を探求し、想いを思い切りぶつけることができる場所です。時々進む方向が分からなくなったり、風当たりが強かったりするけど、純粋な自分の「こうしたい」という想いから自由に羽ばたくことができます。

 

いちえさん

まさに自己表現の手段ですね。自分の想いや考えをぶつければぶつけるほど、どこまでも探求ができる。単なる思いつきや好奇心をきっかけに自分で世界を広げ、そこで様々な人や物との出会いに揉まれて、学んだことを自分に活かしていく、といった創造性を最大限発揮できる場所と考えています。

 

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。今後のパイセン記事もお楽しみに!

今回、日経未来プロジェクトの共催を行ったプロジェクト部の詳細は下記のリンクからアクセス可能です◎こちらも併せてご覧ください。

プロジェクト部 (aschool.co.jp)


校外プログラム大全

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