全国規模で能登の復興支援に取り組む学生団体にインタビュー

全国規模で能登の復興支援に取り組む学生団体にインタビュー

こんにちは!プログラム部署のみやです!

いつもはプログラム記事を書いている私ですが、今回は初パイセン記事を書いてみました!
今回の取材を通して、改めていろんな活動をしている中高生がいるということを実感しました、、!

今回は、能登半島地震の支援を全国規模で行っている学生団体のお二人を取材させていただきました。
お二人ともとても大事なメッセージを言っていますので、ぜひ最後までご覧ください!!

自己紹介

代表:中山さん

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埼玉県立浦西高校に通う高校2年の中山智寛です。
学校では、生徒会長として生徒会活動に取り組んでいます。部活動は、地学部と文芸部、軽音部に所属しています。

チーフアドバイザー:石井さん

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工学院大学附属高等学校に通う高校2年の石井秀征です。
今年から生徒会の会計をやっています。部活動は、サイエンス部に入っています。
団体では、チーフアドバイザーとして団体内の相談役を担っています。また、団体内で一番募金活動に出ています。

団体紹介

能登半島地震・学生による支援募金プロジェクト(NSF)では、主に能登半島地震の支援のための募金活動を行っています。
募金活動の種類としては、主に「街頭募金」、「学校募金」、「設置型募金」の3つを実施しています。
他にも、団体のアカウントを通して防災の知識の発信をしています。

Q. 活動のゴールは?
中山:現状は被災地に想いを届け切れていないので、被災地にもっと想いを届けたいと思います。

Q. 活動を始めたきっかけは?
中山:能登半島地震が起こった直後に、「自分たちに被災地のためにできることはないか」と考えて団体を立ち上げました。

活動をやっていて嬉しかったこと

中山:
体調を崩すこともあったけど、団体内のメンバーに「貴重な経験をさせてもらえました」と言われて、立ち上げてよかったと思いました。
あと、被災地の義援金講座にお金を送ると受領書が来るのですが、そのときに活動をやっていてよかったと感じました。

石井:
募金活動をしていると、いろんな人にお声頂きます。
「中高生でやっていてすごいね!」「頑張ってるね」など、一日中立っていた時は褒められました。

能登出身の方が街頭募金をしているときにいらして、感謝の言葉を頂きました。
改めて、「やっていてよかったな」と思いました。

活動をやっていて大変だったこと

中山:
学生だけで運営しているので、団体内のトラブルが起こります。また、団体立ち上げ当初はなかなか安定しなかったので大変でした。

今大変なことは、募金活動は12月27日に義援金講座が閉じてしまうので、これに向けてどう活動をしていくかを考えることですね。

石井:
ニュースで報道されなくなったことで、地震への関心が薄れていったことが辛かったです。

なるべく多くの募金を集めて能登を助けたい気持ちでいっぱいなんですが、団体内でも士気が下がってしまっている現状です。実際に、9月は全然活動ができませんでした。

義援金の口座が12月に閉まるので、それまでにどれだけ集められるかが課題です…。

中高生へのメッセ―ジ

中山:
「誰にでもアクションは取れる」
南海トラフ地震が起こる危険性が叫ばれている中、中高生でもできることはあるので、小さな想いを積み重ねが被災地を助ける力になると思うので、ぜひアクションを取っていきましょう!

NSFでは全国に支部があり、全国規模で活動をしています。
被災地支援に興味がある、能登に想いがある人が是非一緒に被災地支援を行いませんか?

能登半島地震の被災地でもまだまだ課題が残っています。
メディアでは報道されなくなっている現状がありますが、どうか今一度被災地に目を向けてほしいです。

石井:
ボランティア活動、学生団体もNSFが初めてでした。去年の私だったら絶対無理と言っていたと思います。なので、初めから何事も無理だと決めつけないでほしいです。
最初から決めつけていたら無理です。勉強もそうだし、やってみるという気持ちがあれば、トライしてみましょう!
ボランティアじゃなくても、何でもとりあえず一歩踏み出してみてください。その結果、景色が変わる、見る目が変わると思います。

最後に、どうか能登半島地震を忘れないでほしい。
1月1日に起きた悲劇を50年、100年後まで。

執筆者より

この度はありがとうございました。
能登半島地震の悲劇、絶対に忘れません。

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