【体験談】ボランティアに感謝する全国&全米大会『SOC』とは?

実際に校外プログラムに参加した高校生による参加者体験談「パイセンに聞いてみた!」

今回は「ボランティア・スピリット・アワード」ー中高生のボランティア活動を表彰(感謝)するプログラムにて、アメリカ大会で日本代表として表彰された「永江春輝」さんです。

全国のボランティアが集まる表彰式の様子、永江さん自身のボランティア活動についてもお話を伺いました!


はじめに

はじめまして!関西学院大学1年生の永江春輝と申します。

今回、Prudential Spirit of Community ボランティア・スピリット・アワード ※通称SOCについて記事を書こうと思います。SOCについての動画はこちら

このプログラムにおいて、私は第19回および第20回のSOCに参加しました。

・第19回SOCでは、コミュニティ賞(地区ブロック表彰式への参加)に選ばれました。

・第20回SOCでは、ブロック賞(全国表彰式への参加)に選ばれました。

・また、第20回SOCでは、日本代表として米国ボランティア親善大使(全米表彰式への参加)にも選ばれました。

私は、各地域で開催されるブロック表彰式~全米表彰式まで、すべてのプログラムに参加した経験があるため、SOC全体を通した体験談について、順を追って紹介していきます。

※詳細な応募要項などはHPをご覧ください。


SOCとは何か

簡単に説明すると、全国でボランティアに励む中高生を表彰するプログラムです。詳しくは動画で!

このプログラムの特徴は、活動に優劣をつけるのではなく

「これまでボランティアに取り組んでくれてありがとう」という気持ちを贈るものです。また、互いのボランティア活動について知り、交流する中で、かけがえのない最高の仲間と出会えるプログラムです。

そんなSOCとの出会いから説明していきます。

 


関西ブロック表彰式について(第19SOC)コミュニティ賞

1枚の応募用紙から人生が変わり出すたくさんの「ありがとう」を受け取った1日

**ブロック表彰式の説明に入る前に私のことを少し説明させてください。**

私は中学生の頃、不登校で学校に通えない時期がありました。不登校である自分を悲観し、自信を失っていました。私はその後、通信制高校に通うことになりますが、このままで大丈夫なのか将来への不安が募っていました。同世代の友達は勉学や部活に取り組む中、私は家で自宅学習のみの生活。家にずっといて、時間を無駄に過ごしていることに対する危機感もあり、何か始めないと!と思っている中、ある“ボランティア”と出会います。

それは高校で行われていた絵本読み聞かせボランティア活動でした。私は興味を持ち、少しずつ活動に参加していきました。そして、子どもたちの笑顔などに触れて、活動の楽しさの虜になっていきました。そんなある日、先生の紹介でSOCを知り、応募することにしました。動機は「あっ、アメリカに行けるじゃん!絵本を海外へ届けられたらなぁ!」といったアメリカへの憧れや夢でした。こうして、1枚の応募用紙に活動について項目毎にまとめ、応募しました。

結果としては、コミュニティ賞に選ばれ、関西ブロック表彰式(11月開催)に参加することになりました。当時の私の周りには、ボランティアを行っている友達は一人もいなかったため、他のボランティアについて知識がない状態でした。そんな私が表彰式に参加した…。あの日のことは今でも鮮明に覚えています。私にとってあの1日がSOCとの出会いであり、人生が変わり出した瞬間だったからです。

表彰式は、「ありがとう!」という言葉にあふれています。たくさんの惜しみない拍手が一人ひとりの受賞者に注がれます。日頃、ボランティアをしていることに対してこれ程までに認めてくれる経験はなく、とても新鮮でした。また、大勢の人の前で表彰状とメダルを受け取るあの体験は、とても嬉しく、自信が持てるようになりました。不登校だった自分がSOCと出会うことで、そんな自分が好きになっていくきっかけとなりました。また同時に、同じ志を持つボランティアの仲間たちとの出会いがありました。自分の中でボランティアのイメージが変わって、ボランティアには色々な形があること、それぞれ違う活動ですが、根幹にある“思いやりの心”は同じだということが胸に刻まれました。 


全国表彰式について(第20SOC

ブロック賞&米国ボランティア親善大使

★東京にて、全国から集まった40人のボランティアリーダーたちとの出会い (表彰式の様子はこちら!)

コミュニティ賞を受賞した次の年、昨年の取り組みを更に進化させた活動を応募用紙に書き、応募した結果、ブロック賞に選ばれました。ブロック賞受賞者は、各地域ブロック表彰式(関西ブロック)に参加し、その後、全国表彰式(2泊3日のプログラム)に参加しました。私が参加して感じたことは、全国から集まったリーダーたちの活動はどれも素晴らしく、その活動を行う人と話すことで、活動に対する熱意や考え方に触れることができ、とても充実した時間でした。とりわけ、寝食を共にする中で自然と仲良くなれました。SOCのスタッフさんやOB/OGの皆さんによる、豊富で楽しいグループワークの実施などを通し、同じ熱意を持った者同士、互いのことを知ることができました。そう、たった3日間でしたが、私にとっては1年の中で、一番好きな時間でたくさんの思い出があります。そんな皆とは、今でも関係は続いていて、近況を報告したり、励ましあったり、、、一生の繋がりになっていると感じます。

また、何と言ってもブロック賞受賞者40人の中から「米国ボランティア親善大使」(互選により、2名選出)に選出された瞬間は、今でも忘れられないです。選ばれたことで、“絵本の活動を世界へ届けられるチャンス”が生まれました。更に、選んでくれたみんなへの感謝と強い責任感を抱き、渡米することになります。

全米表彰式について(第20SOC

米国ボランティア親善大使    ワシントンD.C.   –4日間

★州特別受賞者100人と親善大使16人が交流・発信~世界のボランティアに触れる (全米表彰式の動画

ワシントンD.C.に日本代表として渡米することになり、英語での読み聞かせ練習や活動発表の練習、お土産の用意など、出来る限りの準備に取り組み、渡米に備えました。準備万端で渡米の日を迎えましたが、初海外のアメリカで、英語が流暢に話せない私は、海外の受賞者とコミュニケーションがとれるのか不安でした。しかし、アメリカでは、ジェスチャーや簡単な英語を使うことでコミュニケーションがとれ、私が拙い英語で伝えようと必死になると、相手は私が何を言いたいのか必死になって聞いてくれました。「あぁ、寄り添ってくれる心があるんだなぁ」と気づき、流暢に話せるとかではなくて、伝えようとする、理解しようとする姿勢が大切だと気づきました。

また、受賞者とのグループワークなどでは、「どんなボランティアしているの?」という一言から会話が始まり、たくさんの仲間ができました。これは本当に凄いことだと個人的には思っていて、たった一言から仲間ができるなんて、SOCの魅力だなと思います。ボランティアと言うだけで、お互い通じ合えて繋がれるなんて、凄いですよね。

して、私にとってSOCでの最大の体験は、点字絵本を障害児学校に寄贈した経験です。元より、この全米SOCプログラムにおいて、近隣の小学校で絵本を読み聞かせするボランティア活動は既に存在していたのですが、私たちは点字絵本を制作する活動を始めていました。ですから、「できることなら海外の目の不自由な子どもたちに自分たちの絵本を届けたい、障害があったとしても絵本は楽しめるということを伝えたい」とSOC事務局の方にお願いをしました。SOCの事務局の皆さんは、無茶なお願いにも関わらず、アメリカのSOC事務局に交渉してくださり、最終日にその夢が叶うこととなりました。絵本を海外に届けたいチームの夢をSOCは後押ししてくださったのです。

そんな経緯もあり実現した、アメリカの障害児学校での子どもたちへの読み聞かせは成功しました。子どもたちは読み聞かせ後、私の方へ近づいてきて、物語の感想などを教えてくれました。「あぁ、海外でも絵本は子どもと繋がれるんだ、なんて素晴らしいんだろう!!」と感じました。障害などに関係なく、点字絵本には絵と文と点字があることが、障害の壁を乗り越え、大きな可能性に満ち溢れていると気づけた瞬間でもありました。

そして、このような経験は誰もができるものではありません。本当に貴重な体験です。不登校などで自信を失っていた高校時代の自分が、海外でボランティアを行い、熱い志を持てているのはSOCと出会えたからだと思います。


SOCに興味を持った方へ

 色々説明してきましたが、いかがでしょうか。これを読んで、「よし、ボランティア始めようかな」っていう考えも大いにあり!だと思います。きっかけは何でもよくて、途中からボランティアを楽しめればよいと思います。

また、私はボランティアの内容が大きい、小さいとかはないと捉えています。ボランティアは「どんな熱意を持って、活動しているのか?」が重要だと、個人的な見解ですが、そう考えています。できることから何か見つけて、自分なりの熱意を持てている人は輝いていると強く思います。

ぜひ、自分の活動に自信を持って、よければSOCに応募していただきたいです。きっと、参加した後、より魅力的で光り輝く自分がいるはずです…..。また、私のように、1枚の応募用紙から人生が大きく変わるかもしれません、、、一度チャレンジしませんか??応援します!

★まずはHPへアクセス!


最後に

ここまで長々と書いてきましたが、終わりにしたいと思います。最後に伝えたいことは、高校生の時に色々なプログラムに参加してきた私が思うにその中で、ずば抜けて一番良いプログラムだということです。

ボランティアに興味がある、すでに取り組んでいる中高生は、今すぐ応募の準備をしよう。とにかく、何事もやってみないとわからないです!!それでは、最後までお付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました。

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