お久しぶりです!パイセン部署のねねです!
最近はだいぶ涼しくなってきましたねー!今日は夏休みに行われたAIG高校生外交官プログラムについて日本プログラムに参加した高校生4人に取材をしてきました!
記事は長いですが、それぞれ個性やバックグラウンドが全然違うのでぜひ最後まで見ていってください!
目次
自己紹介
1人目:柿沢さん
柿沢晴那です。音楽を聞いたり、ピアノを弾いたりするのが好きです。広島県出身で、お好み焼きが大好きです。よろしくお願いします!
2人目:星野さん
栃木県の高校に通っています高校2年生の星野暁彦です!よろしくお願いします!
3人目:橘さん
橘雅道です。高校3年生で、学校では美術部と書道研究会に所属していてものづくりが大好きです!
ぜひいろんな人にこのプログラムを知ってもらいたいと思っています。よろしくお願いします!
4人目:前田さん
初めまして。AIG高校生外交官プログラム2024日本プログラムに参加させていただきました、高校2年生の前田あかりです。
少しにはなりますが、この経験をお伝えすることで、読者の皆様のお役に立てたら光栄です。
AIG高校生外交官プログラムに参加しようと思った理由はなんですか?!
1人目:柿沢さん
私は日本と世界を結ぶような人になりたいという漠然とした夢があり、地域の国際交流のボランティア活動によく参加していました。
そのときの外国人の方々の笑顔が印象的で、国を超えて心で繋がり合えることを実感しました。
そんな時、インターネットで高校生外交官を知りホームページにある「国際交流を超えた人間交流」という言葉に魅力を感じ、参加したいと思うようになりました!
2人目:星野さん
自分には姉がいて、姉の友人がAIG高校生外交官プログラムに参加経験があり、おすすめされたのがきっかけです。
元々自分の将来の夢的に海外に行く必要性があり、そのようなプログラムに参加してみようかなと思っていたところだったので、参加してみることにしました!
3人目:橘さん
私は幼少期(4~9歳)をスイスで過ごしました。それ以来外国人との関わりがなく、当時の感覚は覚えているものの高校3年生になった僕が今見る世界とは違っていると思いました。今交流するからこそ得られる学びがあるのではと思い、応募しました。
また、最近ニュースなどでもよく見る差別や偏見に興味を持ったのも1つのきっかけです。
アジア人差別を理解し、それをどうやったらなくすことができるのか逆に僕たちが持ってるアメリカ人に対する無意識的な偏見などを学びたいと思いました。
4人目:前田さん
「年齢/人種/言語の壁を超えて心を1つに繋げられる作品を作りたい」という夢に向けて、何か行動を起こしてみたいと思った際にAIG高校生外交官プログラムのことを知りました。
AIG高校生外交官プログラムは、自己・他者理解、国際交流、人間交流ができる機会があり、夢を叶えるための一歩として、自身のベストを尽くして挑戦してみたいと思ったからです。
1番印象に残っているイベントはなんですか?!
1人目:柿沢さん
どれも印象に残るイベントでとても迷います(笑)
強いていうなら広島出身の参加者として、平和への願いを込めてスピーチをする機会ですかね。日米の仲間の真剣な眼差しに、本番は想像していた以上に緊張して少し震えてしまいました。
自分の思いをしっかり伝えることができたか不安でしたが、スピーチの後に温かい言葉をかけてくれる仲間が沢山いて、本当に嬉しかったのをよく覚えています。
また、夕食後に皆で肩を組み輪になって歌を歌うこともありました。
そのような一見何でもないような時間が、ふと振り返ったときに、かけがえのない思い出になっていたりします。仲間と過ごした一瞬一瞬は、私にとって大切な宝物です。
2人目:星野さん
僕は全然英語が喋れない状況で参加したんですけど、海外の参加者の方が頑張って僕の話を理解しようとしてくれて、そのような姿勢にすごく感動しました。
3人目:橘さん
たくさんあります笑
特に学べた内容が多かったなと思うのは、社会問題についてのプレゼンテーションやプレゼンテーション準備です。
今ままでプレゼンの準備をあまりしたことがなかったというのもありますが、元々一人でものづくりをするのが好きなので複数数で協力して1つの成果物を作るということをあまり経験していませんでした。
やはりこれが難しくて、笑
でもみんなでやることで自分では絶対に作り上げることができないようなクオリティのものを作ることができました。
また、他のチームの発表もどれも斬新で面白かったです。
思い出としてはダンスパーティーです!
1回だけだと思ったらまさかの2回もあってびっくりしたんですけど笑
なかなかダンスパーティーに参加するっていう経験は普通に生活していたらできないのでみんなでノリノリで楽しんだのが良い思い出です!
4人目:前田さん
正直、 1番とは決められないほど、全ての企画がとっても印象に残っています。強いて選ぶのであれば、Japanese Cultureの日です。
この日は、全員が浴衣を着て、チームごとで練習してきた伝統舞踊・武道・書道・茶道についてアメリカ側からの参加者と共に発表したり、英語落語を鑑賞したり、企画が盛りだくさんな日で、、!
日本人側の参加者として日本の文化を伝えることができ、一緒に学んで楽しめた日でした!
また、アメリカ大統領選挙に出馬していたバイデン大統領が撤退を表明したというニュースを知ってから、アメリカの政治についての話題が白熱し、参加者のみんなと1日中ずーっと政治について話していた日のことも、特に印象に残っています。
このプログラムを通して成長できたことはなんですか?!
1人目:柿沢さん
プログラム中は、仲間との対話を通して自分の心の声に耳を傾ける機会が沢山あります。
いつも人の意見に合わせてしまいがちで、自分の意見を発信することから背を向けていた私にとって、これほど自分自身と向き合い、大切にしたい軸を追求した経験は初めてでした。
それぞれの夢を生き生きと語る仲間の姿から、世間体を気にすることなく自分軸で考え、行動に移すことの大切さを学びました。
2人目:星野さん
私が成長できたなと思った点は3つあります。
1つ目は英語力です。学校で習う英語とはまた違うコミュニケーションを取るための勉強といった形で、学校では学べない英語を勉強できました。
2つ目は、自分の本心と向き合えたことです。自分ってこんなに人のことを楽しませることができるんだ!と感じることができました。
最後はリーダーシップです。アメリカ人の人たちは積極的な人が多く、最初は自分もそれに食いついていく形だったのですが、途中から自分も同じスピードで頑張ることできました。いざやってみたらチャレンジをする時に勇気を出して頑張ろう頑張ろうと思う時間がすごい無駄だったなと思いました笑もっと早くから挑戦しておけばよかったです。
初めはこれから12日間もあるのか、、、長いな、、、と思っていたのですが、気づいたら12日間しかないというふうに思っていました。
僕が16年間生きてきた中で最高の思い出です。
3人目:橘さん
今まで友達をたんに自分を助けてくれる存在程度に認識していたのですが、それが変わりそれに対する接し方も変わりました自分の中での友達という概念が変わったことですかね。
高校生外交官プログラムではアメリカ人とルームメイト(ペア)になるのですが、僕のペアはバングラデッシュ人のイスラム教徒の方でした。その友達とはすごく仲良くなり、今でも連絡を取るほどです。
また、このプログラムで彼に出会ってから、バングラデッシュのニュースなどを見ると彼のことを思い出すようになりました。
今までは友達のバックグラウンドからそれに関するニュースが流れてもなんとも思わなかったんですけど、このプログラムを通して世界にますます興味を持つようになりました!
4人目:前田さん
数ある中から1つ選ぶ、アメリカ・日本に関する平和・政治・社会問題など、同じ目線での意見交換を継続することで、参加者各々の知識・経験を通じた視点・意見を共有することができました!
このことから多様な価値観、世界観、物語と出会い、深め合い、多様な面で向き合うことができ、表現・視点・考え方の幅を広げることができたことです。
このプログラムで苦労したことを教えてください!
1人目:柿沢さん
社会問題や平和に関するディスカッションをするにあたり、考えが浮かばなかったり、意見を求められたときに言葉につまってしまうことがありました。さらに英語ということもあり、かなり苦労しました。
普段から心のアンテナを張り、見聞を広げておくことが大切だと改めて実感しました。
また、私は人見知りでそんな自分を変えたいという思いもありましたが、人見知りの壁は言葉の壁によりさらに厚くなり、辛いと感じるときもありました。しかしルームメイトがいつも側に寄り添い、励ましてくれたおかげで、前を向くことができました。ルームメイトとの思い出は数えきれないほど沢山あります。
2人目:星野さん
言語面にはやはり苦労しました。ピースデーという日では、専門的な外国語が多く飛び交う環境だったのですごく大変でした。
僕がわからなそうにしているとルームメイトが単語を教えてくれて、議論に参加できるようにサポートしてくれました。そういった面ではいい思い出でもあります。
3人目:橘さん
僕は自身の積極性とはっきりと意見を伝えることができるという点から、プロジェクトのリーダーを任せてもらうことが多く、リーダーの在り方のようなところはとても苦労しました。
やはりみんながみんな100%自分の意見をはっきり伝えられるわけではないので、それをくむことができるあるべきリーダーになれているのかは不安がありました。
ただそうやって悩むことも大事だと思っていて、このような機会をもらえたのは自分にとってはいい機会だったのではないかなと思っています。
4人目:前田さん
プログラムが始まる前の準備期間はとても忙しかったのですが、私自身、苦労というよりも、楽しんで進めることが出来ました。
準備期間前の私は、政治について興味があまりなく、政治について基礎知識がある程度でした。
ですが、準備期間を通じて、政治家さん方へ取材し、理解を深めあっていくことができ、プログラム中により深い議論を交わすことが出来ました。
今思い返すと、準備が実った瞬間だと思っています。
また、プログラム中では、アメリカ側からの参加者に、日本史について詳しく説明するのに苦戦しました。それでも、日本側からの参加者と協力して伝えていくことでよりお互いの歴史について学ぶことができ、より興味がわきました。
今後はどのような活動をしていく予定ですか?!
1人目:柿沢さん
将来の夢はまだ定まっていませんが、国際関係の職業に携わりたいと考えています。
日本プログラムならではの、京都の神社やお寺巡り、日本文化を深く追求する経験を通してその奥深さに触れ、世界の視点から見た日本について考えるようになりました。
自分が感じた魅力を言葉で上手く表現できないもどかしさを感じることもありましたが、アメリカの仲間と共感できたときは本当に嬉しかったです。
世界中から集まり、世界中へ帰っていく方々に、日本をずっと覚えていてもらえるような、そんな仕事ができたら良いなと思っています。
2人目:星野さん
合計32人の参加者がいるのですが、その32人とはずっと連絡を取っていたいなと思っています。安っぽく聞こえてしまうかもしれませんが、僕の中では本当に仲間!家族!っていう感じの存在で笑
このメンバーとの思い出は一生忘れないですし、今後も交流し続けたいと思います。
また、僕自身もそのメンバーに恥じることがないように生きていきたいです。
3人目:橘さん
私がこのプログラムを通じて日本という垣根を超えた文化を学び、仲間ができたように他の中高生にも同じような経験をして欲しいと思っています。
しかし、最初からディスカッションなどをすることに対してはハードルを感じる人が多いのも事実です。
そこで僕は芸術に目をつけています。
自身が美術部に所属しており美術が好きというのもあるのですが、芸術は鑑賞する人誰もが平等です。その創作物への解釈に正解・不正解は存在しないんです。
そのようなものをベースに価値観・解釈を話し合える機会をつくれば、それぞれの感性や個性を知るいい機会になるのではないのかなと思っています。
このように、芸術作品を用いて文化交流ができる場所を作っていければと思います。
4人目:前田さん
私は、このプログラムを完走し、「これからも、より強い好奇心を以て学び続けたい。」 「文武両道。」 「何 一つ諦めずに、自身の夢を全力で追いかけ、叶えたい。」と改めて、強く思っています。
私の将来の夢は、「世界中を魅了する、不思議だけど美しい魔法のような映像作品を作ること」です。 私は、将来、今回のプログラムのように、人種・言語・年齢の壁を越えて心を1つに繋げられるような作品を創造したいと考えています。
また、AIG高校生外交官プログラムの経験を通じ、政治をはじめとしたテーマにおいて、無関心から少しでも興味を持ってもらえるような機会を作れるように、AIG高校生外交官プログラムの参加者のみんなと学生団体をつくりはじめています。
読者の皆さんへ一言!!!
1人目:柿沢さん
長文を読んでくださりありがとうございます。拙い文章ではありますが高校生外交官プログラムの魅力がほんの少しでも皆さんに伝わり、興味を持っていただければ嬉しいです。
迷っていたら、ぜひ自信を持って飛び込んでみてください。個性を尊重し、逆境を共に乗り越えてくれる素晴らしい仲間が、想像を超える世界が、あなたを待っています。
高校生外交官プログラムは、一人一人が輝けるプログラムです。あなたの強みを活かして、あなたの色でこのプログラムを彩ってください!応援しています。
2人目:星野さん
私はこのプログラムを通して挑戦することの大切さを学びました。
ぜひ読者の皆さんも沢山のことに恐れずチャレンジしていって欲しいです!
3人目:橘さん
僕も皆さんと同じ高校生なので偉そうなことは言えないんですけど笑
1つだけ言うとするなら友達の存在ってすごい大切だと思います。
今ある友達を大切にするのはもちろん、いろんな友達を作ってみて欲しいです!
友達によって自分の世界はひらけます!!
4人目:前田さん
AIG 高校生外交官プログラムは、私にとって、第二の家族のように信頼できる最高の仲間と巡り会え、表現者としても1人の人間としても成長を実感できた最高の期間でした。
AIG高校生外交官プログラムは、プログラムに向けて、準備すればするほどプログラム中により楽しめ、沢山の学び・気づき・成長につながることができます。少しでも興味があれば是非挑戦してみてください!
4人の参加者の皆さん、ありがとうございました!!
参加者の皆様がそれぞれ違うことを思って成長しつつお互いを家族のように讃えてる姿が素敵だなぁ、、と思って取材をしていました!(実はこれ、渡米プログラムも存在するんです!気になる人は下記のリンクから詳細見てみてくださいね!)
そんな素敵なプログラムAIG高校生外交官プログラム、2025年度応募概要はまだ発表されていないですが、気長に待ちましょう!ぜひ応募してみてくださいね!(私も応募してみようかな、、!!)
