通信制高校からミネルバ大学に進学する新大学生が行った校外活動とは?

通信制高校からミネルバ大学に進学する新大学生が行った校外活動とは?

初めまして!11期のななです。これが初めての記事になります。よろしくお願いします!今回はミネルバ大学に秋から進学するMiriさんに高校時代の校外活動についてお聞きしました。

自己紹介

 はじめまして。Miriと申します。今年の春にLoohcs高等学院を卒業し、秋からミネルバ大学に進学します。よろしくお願いします。

学生時代について

中学

 中学校は女子校に通っていましたがあまり馴染めませんでした。勉強の中では歴史の授業が好きで、歴史の授業を楽しみにして学校に通っていました。勉強はかなり得意で、定期テストはあまり勉強をしなくても乗り越えられる感じでした。中学時代は休日は何もせずのんびり過ごしていました。通信制高校に進学することを考え始めたのは、中一の秋頃です。自身の性自認に疑問を感じ始め、女子校に通うことに違和感を感じるようになりました。

高校

 通信制高校の選択肢はたくさんあったのですが、規模の大きい通信制高校に通ったら自分が埋もれてしまうのではないかと感じていました。なので比較的小規模で新しいLoohcs高等学院を選びました。高校生活はとても充実していました。最初は自分で全てを作っていかなければいけない環境で戸惑いも大きかったのですが、友人の後押しで海外大学を目指し始めてからは、たくさんの機会に恵まれた三年間になりました。

海外大学を目指した理由

 中学校を辞めた時に、大学の一般入試というものに興味を持てなくなってしまいしばらく何も行動できない日々が続いていました。そんな時に学校の経営学の先生がAO入試というものがあることを教えてくれたり、友人が『Miriには海外が向いていると思う』と言ってくれたことがきっかけで海外大学を目指し始めるようになりました。

校外活動について

 課外活動を初めて始めたのは高一の六月ごろです。初めに参加したのは、住んでいる区のユースセンターがやっているフリーペーパー制作プロジェクトです。そこでは、企画から記事制作、デザインまで様々な経験をさせていただきました。それをきっかけに、自分はフリーペーパーの活動がすごく好きで、誰かにプロダクトを届けるために試行錯誤するプロセスをずっと続けていたいということに気づき、現在の将来の夢であるUXデザイナーを目指すようになりました。

 他には、ノンバイナリーのためのオンラインコミュニティを立ち上げて運営していました。BLAST SCHOOLという高校生の想いを応援してくれるプログラムに参加してこのコミュニティのプロトタイプを作らせていただいて、実際に実現まで活動することができました。コミュニティでは、Twitterの質問箱でカミングアウトや日常生活の悩みを匿名で募集して返答したり、ZOOMで交流会を開いたりしていました。

あなたにとって校プロ、校外活動とは?

 校プロは、イベントやプログラムを探す時によく利用させていただきました。校外活動の情報があまり回ってくる高校ではなかったので校プロを頼りに情報を探していました。

 わたしにとって校外活動とはわたし自身を形作ってくれた場所だと思っています。校外活動を始める前のわたしは自分の好きなものや得意なことがまだよくわかっていませんでした。校外活動を通してたくさんの大好きな自分に出会えたと思います。

中高生にメッセージ

 不安があっても、まずは飛び込んでみてください。校外活動を通じてあなたの魅力を引き出してくれる人は必ず見つかります。皆さんが自分の本当に好きなものに出会え、輝ける日が来ることを祈っています。

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