1年で自分は変えられる ー留学体験談ー

1年で自分は変えられる ー留学体験談ー

みなさんこんにちは!8期のわかなです。
今回はシンガポールへ留学されたりおさんにインタビューしました!

留学の概要

地域:シンガポール
期間:1年間
時期:高校1年生(2019年)の1月~高校2年生(2020年)の11月
・家族の転勤に伴う留学のため家族と生活
・現地校に通っていた

留学した感想

もちろん分かってはいたのですが、飛行機で数時間で行けるところなのにこんなにも違うのか!と実感し、感動しました。現地で生活したことで、旅行では知ることができなかったような現地の人の感覚だったり考え方の違いを知ることができました。また、出稼ぎに来ている人やコロナの影響で困窮している人といった社会的弱者にあたる人々の様子というような、ホテルに泊まっていたり観光地に行ってたりしたら分からないようなことも知ることができました。

学校生活について教えてください!

9時から1コマ目が始まるのでそれに合わせて登校します。1コマは45分×2の90分授業で、基本休憩がありますが先生次第です。最初は、チャイムが鳴らないことに驚きました!2コマ目を終えたら昼休みになります。食堂のようなものはなくて、各自がお弁当を持ってきたり買ってきたりしていました。午後は1コマだったり2コマ、3コマだったりと、自分がとっている授業によって変わります。事前に取りたい授業を先生に伝え、時間割を組んでもらうという感じでした。
英語だと、リーディングとライティングを主にやるクラスやEnglish second languagesという英語を第二外国語に持つ生徒を対象にしたクラスをとっていました。美術の授業も取っていたのですが、日本の授業とは違い、ざっくりとしたテーマを先生が提示してそれに沿ったものをそれぞれが好きなように描くといった授業だったので、油絵や色鉛筆など、色々やることができました。
私が留学していた時はコロナでできませんでしたが普段は放課後にクラブアクティビティがあり、バスケットボールやダンス、写真などの活動ができるそうです。

意識していたことは?

最初は、なんでこんなに私は成長しないんだろう?と思っていましたが、自分でいろいろなやり方を編み出して必死に頑張りました。スピーキングは学校の先生やお店の人などと話すことで身につけ、リスニングは友達と話す中で身についていきました。週に1回先生との個別の時間をもらっていたので、その時間にいろんなことを話したり聞いたりしてその時間を有効活用していました。
上達のためにやっていたこととしては、
分からない単語は絶対にほったらかしにしないこと(1つのノートに書くようにしていて、それを数か月後とかに見返して、分からない単語にではなく分かる単語にチェックをつけて自信にしていました。)
・英検2級のテキストの下の方の欄にあるような単語も覚えるようすること
・パス単をやり、それがが完璧になったら学校の先生に発音をチェックしてもらうこと

留学後、変化はありましたか?

前は分からなかった、英会話の授業でネイティブの先生が言ってることやテキストの内容がすぐに理解できるようになっていたり、ハードだと思ってた英語の初見問題が完全に理解できるようになっていました!また帰国してから2級を申し込んだのですが、ちゃんと勉強したら準1級をとることができ、雲の上の存在だと思っていたのでとても驚きました。あと、復学するときに学校のネイティブの先生と英語で話したのですが、日本語よりも英語を話してる方がカジュアルな感じで楽だと感じるようになっていました(笑)

チャレンジしたことは?

シンガポールは多文化社会なので、せっかくだから色々な国の料理を食べようと思って屋台にたくさん行きました。そこで地元の人と話している中で会話力もつきましたし、ただ単に旅行するだけでは分からなかったような現地の人々の生活などを知ることもできました。またプールやジムがビルに入っていて、日本でここまで環境が整っているところはなかなかないですし勉強で忙しいということもなかったのでダイエットを頑張りました(笑)

留学したい人に一言お願いします!

しっかりとした目的意識をもっていないと、せっかく留学しているのに日本人で固まってしまったり、何のために留学しているんだろう?となってしまったりすると思うので、明確なゴールをもってこれは頑張ろう、という意識でやることが大切だと思います。
1年留学しただけじゃ全然変わらないだろうなと思っていましたが、いざ自分が留学して頑張ってみたら、1年で本当に変わることができましたし世界はすごく広がったので、行ってみたいと思ったら絶対に行くべきだと思います。

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