映画『明日、晴れますか』

映画『明日、晴れますか』

こんにちは!11期のななです。私の趣味は映画館で映画を観ることなのですが、皆さんは映画を観にいかれることはありますか?今回は、映画『明日、晴れますか』を制作された学生団体Over The Rainbowの皆さんにお話を伺いました。追記:12月4日にInstagram情報を追加し、更新しました。

自己紹介

Yokoさん    映画『明日、晴れますか』の監督をしましたYokoと言います。よろしくお願いします。

Maasaさん コーディネーターを担当しているMaasaです。よろしくお願いします。

Yukiさん      広報を担当しているYukiです。よろしくお願いします。

 

Over The Rainbowの活動内容

Yokoさん 学生団体Over The Rainbowはいろいろなところから集まった福岡県の高校生が、SNSなどでLGBTの問題に関する情報発信をするという形で活動を始め、その一環として映画も製作しました。またSNSでの情報発信の他は、当事者団体の方にに来ていただいてZoomで勉強会をしたりとか、そういう事もやりながらLGBTについて学ぶ機会を届けるために活動をしてきました。

 

活動を始めたきっかけ

Yokoさん 私が学校の授業で、LGBTとかジェンダーの問題について全然知らないせいで誰かを傷つけるような発言をしてしまったことがあって、そのクラスの中に当事者の子がいるとかいないとかは分からないけど、でもやっぱり知らずに言ってしまったり、してしまったことが差別に繋がっていることって振り返ってみると意外と多くて、LGBTのことについて知らないせいで誰かを傷つけることが少しでも少なくなったらいいなと思い、他の校外活動に参加をしていた時に社会問題などに興味を持っている高校生に声をかけてこの活動を始めました。

 

どんな方に見てもらいたい映画ですか?

Yokoさん 私的にはこの映画がLGBTについて考えるきっかけになったらいいなというのが一番にあります。だから映画の中でも自分ごととして捉えられるキーワードではないけれど、例えば出てるキャラクターの役を増やして、少しでも自分に近い立場で見てもらえるようにとか、そういうところを工夫してきたので、自分の問題として何か一つでも得てもらえたらいいな思ってます。

 

Maasaさん 私の周りだけかもしれないけれど、最近よく言われるのは最近の中高生とかは授業でLGBTQ+のことについて学んでいることもあって、少し受け入れ態勢が以前に比べて出来ているのかなと思うので、主人公など登場人物が私達と同年代の子たちが多いので、同年代の子たちにもっとLGBTQを身近に感じてもらえる映画になったらなっていうのは思います。

 

Yukiさん 私は同年代の子たちにももちろん見てもらいたいんですけど、例えば学校の先生とか、おじいちゃん、おばあちゃんとかにも見てほしいなと思っています。私たちが活動して行く中で一番感じたことは、大人の人たちってLGBTQっていうワードは知ってるし、LGBTQのことについて見聞きしたことはあるけど、どこか触れにくくてちょっと距離を置きたい問題っていう感想を持っているのかなという印象だったので、私たちの作った映画を見て、少しでも興味を持つきっかけになるというか、 より身近に感じてもらえるようになったらいいなと思ってます。

 

映画を製作する上で一番工夫した点

Yokoさん 私が制作上の面から一番工夫したところは、どれだけ自分たちが完成したと思っていても、やっぱりイントネーションとか、演じる子の表情によっていくら脚本上で差別の表現にならないように工夫した言葉のセリフでも、別の表現方法でそれが滲み出てしまうことがよくあって、それをどう直すかというところを何度も話し合いました。あとは逆にそれを私たちがここは良くないからって言って訂正してしまうと、出てくれる子たちの勉強にならないし、その場でも学んで欲しかったので「こう思うんだけど、どうしたらいいと思う?」という問いかけなどをして周りにも学んでもらえる空気を作ることを頑張りました。

  

 

これからの活動について

Yokoさん 今年は勉強もあってあまり活動できてない状態だけど、映画を見れる機会を増やして行きたいなと思っていて、やはり作るだけで終わりではなくて見てもらうことが一番大事なプロセスだから、それをいかに広げていくか、今声がかかっているところ以外でも例えば教育機関や大人の研修などに持って行ってみたりとか、映画を見てもらう機会をいかに幅広い視野で広げていくかっていうところをこれから頑張っていこうと思っています。

 

読者の中高生にメッセージ

Yokoさん 私も結構校プロを見ていて、校外活動をすると学校に居る周りの人だけに視野が狭まってしまうとあまり出会えない仲間に出会えたりとか、私の場合は学校で「意識が高い人」みたいな感じでちょっと浮いてたけど、学校の外に一歩出てみるだけで自分と似たようなことで話しあえる仲間がいるっていうことがすごく楽しくて、そういう人たちに出会える場から学べることがたくさんあったので、校外活動をどんどん大人の世界を知っていくチャンスにしてほしいなと思います。

 

Maasaさん 私も校外プログラムに参加することが好きだし、学校内の活動とかもやっている関係で最近凄く思うのが、本当に一歩踏み出したら、すごく世界は変わるなと思っていて、最初は何が変わるんだろうと思うけど、一年とかそういう長期的な目で見たら、自分の人生が本当に冗談抜きに180°変わったから、なんにでも少しでも興味が湧いたものには飛び込んで欲しいなっていうのは思います。

 

Yukiさん 私も二人と似ていて、最初は校外活動に誰も知らない中で、ひとりで参加するのはすごく不安だし、私はすごく人見知りがあるから、みんなと話したり協力したりするのがすごい苦手だったんですけど、こういうプログラムとかにたくさん参加したりするようになって、自分から積極的に意見を言えるようになったし、 人とうまく話せるようにもなったので、最初は不安なこともすごくいっぱいあると思うんですけど、やっぱりちょっとした勇気で本当に世界は変わるし、そこで学べることってすごい大きなものだし、今後の人生に絶対役に立つと思うので、勇気を出していろんな活動に参加して欲しいなと思います。

 

最後に広報担当の方からメッセージ

現在、Over The RainbowはInstagram、クラウドファンティングサイトで活動報告をしていて、特にInstagramに最新情報を載せているのでチェックをしてフォローしてもらえると嬉しいです!

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(クラウドファンディング)

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