こんにちは、パイセン部署のまりかです〜。今回はNPO法人Adovoという学生団体を運営する高校生にお話を聞きました。インタビュー中も、楽しい雰囲気の団体だということがとてもよく伝わって来ました。学生団体の運営・参加に興味がある方、必見ですよ!!
NPO法人 Adovoとは?
Adovoは「ともに生き、学びあう『ともいき社会』を創る」を理念として、外国人労働者の人権問題に取り組む学生団体です。国際交流会や外国人労働者対象の日本語教室などの活動を通して外国人労働者と日本を繋げています。
自己紹介をお願いします
松岡さん:代表の松岡、高校2年生です。外国人技能実習生のドキュメンタリーを観たことをきっかけに調べ始め、Adovoを設立しました。
名取さん:副代表の名取です。友達の松岡に手伝ってーと言われたことをきっかけにAdovoに入りました。
Adovoの理念「ともいき」とは?
松岡さん:仏教用語で「ともいき」という言葉があり、響きがとても好きなんですよね。生き物が共生する、というのと似ているかもしれませんが、誰かがいるから自分が助かっていて自分がいるから誰かが助かっているという意味で理念として掲げています。
Adovoの国際交流会にはどんな特徴があると思いますか?
松岡さん:外国人技能実習生に日本を好きになってもらうことに焦点を置いています。ここは他の国際交流会とは違う特徴なのではないでしょうか。日本の高校生と技能実習生の割合がちょうど半分ずつくらいであることも特徴ですね。
名取さん:ゲームなどでわいわいとにかく楽しいところだと思います。英語ができる、できないは関係のない場所なので、外国人と話してみたい高校生が手軽に楽しめる交流会になっています。
国際交流会での事件簿は?
松岡さん:交流会の終わりに参加者でSNSグループを作ろうと思っていて、その準備もしていたのですが、盛り上がりすぎた結果参加者が勝手に連絡先を交換し始めてしまったことですかね。参加者がアクティブすぎて、完全に主導権を奪われていました。笑
Adovoのここが好き!
松岡さん:会議で雑談も含めてとにかく話しているところですね。真面目じゃないんですよ。逆にそこが好きですね。
名取さん:仲が良いところですね。東京・神戸・ニュージランドなどなど色んなところに住んでいるので、対面では会ったことがない人がほとんどなんですけど。会議で一度雑談が始まると楽しくなって脱線してしまうことがしばしばあります。
Adovoでの活動を通して得た気づきは?
松岡さん:今までは技能実習生は仕事のために仕方なく日本に来ているんだというイメージがありました。でも日本語教室で外国人の方と1対1で話している時に、技能実習生は日本に来たくて来ているんだな、と感じました。
名取さん:技能実習生の人権問題は彼らだけではなく、外国人全員に関わるものなのだと思っています。Adovoの活動を通して、このような外国人差別問題に対して自分が解決する側になりたい、と思うようになりました。
国際交流会はどんな人におすすめですか?
松岡さん:本当にどんな中高生でも楽しめると思います。日本語の交流会もあるので、特に英語が苦手だけど外国の方と話してみたい人はぜひ。日本語教室の事業もやっているおかげか、外国人技能実習生の方も日本語で難なく話せるんです。
団体としてこれから挑戦していきたいことは何ですか?
松岡さん:今までオンラインでしか開催していないので、オフラインで国際交流会をやってみたいですね。運動会をやりたいと思っています。
NPO法人 Adovoについてもっと知りたい方はこちら!
読んでいただき、ありがとうございました!