JICA主催の『国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト』って入賞するには?!その後の海外研修ってどんな感じ?

『【パイセンに”国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト”について聞いてみた】by藤戸美妃パイセン(優秀賞受賞)』

<この記事の内容をざっくりと要約すると!>
これは「国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト」というコンテストで優秀賞を受賞され、その後海外研修に参加された方に、当プログラムのことのみならず、受賞のコツについてお話をお聞きしたものです!

ちょ、ちょっと待って何言ってるか全然理解できない!っていう人はこちら
➡︎「パイセンに聞いてみた!」って何?!、てか何このサイト?!

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【以下、取材記事】

初めまして、関西学院千里国際高等部2年の藤戸美妃です。今回は、JICA 主催の「国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト」についてご紹介させていただきます!この記事を読んで、「応募してみようかな~」と思っていただければ凄く嬉しいです。

【そもそも国際協力中学生・高校生エッセイコンテストとは】

「国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト」とはホームページからそのまま抜粋すると、

次の世代を担う中学生・高校生を対象に、開発途上国の現状や開発途上国と日本との関係について理解を深め、国際社会の中で日本、そして自分たち一人ひとりがどのように行動すべきかを考えることを目的として実施しています。(公式サイトより)

全ての人により良い世界を。そんな願いを込めて掲げられた世界の新しい目標。

持続可能な開発目標(SDGs)が2016年から始まりました。

貧困、健康と福祉、教育、ジェンダー平等、気候変動、資源・エネルギー、格差の是正、平和、持続可能なまちづくり等、様々な課題について、エッセイを書くことを通じ、私達の身の回りの出来事から、世界の人々と共により良い世界を目指し、自分たちのできることについて考えてみましょう。その考えを言葉にすれば、世界を動かす力になるはずです。自分自身の思いを伝える場として活用してください。

ということで、まあ、簡単に言うと「国際協力について書くエッセイコンテスト」です。(笑)このコンテストは、他のエッセイコンテストと比べて、既に55回目を超えている歴史のあるコンテストで、テーマも比較的自由です。私が昨年応募した時のテーマは「未来の地球のために ―私たち一人一人にできることー」でした。(ちなみに今年のテーマについては追々話します。)

コンテスト詳細はこちらのホームページをご覧ください。

【私がこのエッセイコンテストに応募した経緯】

 そもそも今回、私がなぜ、このコンテストの応募に至ったのかを簡単に説明させていただくと、私は高校一年の夏、トビタテ留学JAPANという奨学金をいただいて、タンザニアに公衆衛生のボランティアに行くことが決まっていました。(トビタテについては他に記事を書かれている方がいたかと思います。)

 もともと、中学生くらいの頃から考えを言葉にすることがとても好きで、スピーチコンテストや作文コンクールなどこれまでたくさんの大会に参加してきていました。そんな中、タンザニアへの留学が決まり、現地で学べることを活かして何かに応募できないかなと思い、「高校生 エッセイコンテスト」と調べて真っ先に出てきたのがこの「国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト」でした。

 毎年8万作品以上もの応募があるという全国規模のエッセイコンテストで、且つ上位に入賞すると、副賞でなんと、『無料の海外研修』がついてくることを知った私は、見つけたと同時に、すぐに応募することを決めました。(笑)

 さて、ここで私と同じように「無料の海外研修」に興味を持った方、いらっしゃると思います。今回は縁あって、実際に「優秀賞」という賞を受賞することができ、目標としていた海外研修の派遣に参加することができたので、その海外研修についてお話ししようと思います。

【無料の海外研修ってどんなことができるの?!】

 私の年は「ラオス」に7月下旬から一週間派遣していただきました。私の経験を元に、なぜ海外研修を目指してこのコンテストに応募すると良いのか、いくつかの点に分けてお話しします。

①国際協力の第一線で活躍されている方達との出会い

 私の年は、JICAラオス事務所で実際にラオスの発展のためにお仕事をされている方からのお話や在ラオス日本国大使館で日ラオス関係の重要な架け橋を担っている職員のお話、また現地での初等教育における算数学習改善プロジェクトを推進している教育省(日本でいう文部科学省)の方々からお話を聞くことができました。

JICAや日本の政府が企画している研修だからこそ、普段は入れないような要所に入り、お話を聞くことができると思います。

②実際に体験できる「国際貢献」

 実際に子供センターで子供達に日本文化を教えたり、交流をしたりする機会もありました。

③安全性の確保

 海外に行くとなると心配が大きいのは安全面ですが、このJICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテストの研修生徒に選ばれると、日本からの同伴者はもちろん、現地の通訳ガイドや旅行会社の方々、また青年海外協力隊や大使館の職員などの現地スタッフも常に一緒にいてくださいます。その点において他のプログラムよりも安全性の確保はかなり整っていると感じる海外研修でした。

④周囲から受ける刺激

 最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞受賞者が参加可能なのですが、今回参加した8人の参加者は皆、方法違えど、国際貢献したいという同じような志を持った仲間達でした。研修の最後にはJICA事務所にて報告会を行ったのですが、皆の考え方や行動力に圧倒され、とても刺激的な経験でした。また、すぐ近くに青年海外協力隊やJICA、大使館の職員がいらっしゃい、将来国際貢献したいと考えている私にとっては自分の憧れのような人と身近に話せる場が整っていて、嬉しかったです。

 最終日の報告会にて

⑤費用面

 海外留学は莫大な費用がかかるイメージですが、この研修は本当にお金が入らない!必要なのはお小遣いだけでした。

【エッセイコンテストに入賞するコツは?!】

 海外研修に参加するにはエッセイコンテストで入賞することが求められます。そこで最後に、私も入賞するための方法の答えを持っている訳ではありませんが、私が個人的に入賞に一歩近づくと思うコツを何点か紹介します。(あくまでも個人の見解です。)

 まず一つ目は「人と違う視点を見つける」ことだと思います。審査員の方々は何万通ものエッセイを見ているわけですから、読んでいる中で「これは凄い!」と思わせられるようなエッセイを書く必要があると思います。

 二つ目は「できるだけ新鮮な記憶のままでエッセイを書く」ことだと思います。エッセイコンテストは大抵何らかの経験に基づいて学んだことを書くと思いますが(ホームページにも身の回りの出来事から考えるように書いてあります)、その何らかの経験をした直後にエッセイは書くべきだと思います。私の場合、タンザニアへの留学に行く前からこのエッセイコンテストの内容を知っていたので、現地では昨年のテーマであった「未来の地球のためにー私たち一人一人にできること」を念頭に置きながら現地生活を送り、考えさせられる体験があったその日の夜にエッセイを書き上げました。

 最後にもう一つ、私が個人的に大切だと思うことは「本当のことを書く」ことだと思います。当たり前のように聞こえますが、正直言って、国際協力についてのエッセイは、綺麗事を書こうと思えばいくらでもかけてしまう分野のエッセイだと思います。「みんなが一丸となって○○をすべき!」「私は○○をします」みたいな…もしも本当にそう心の底から思っていたり、本当にずっと文章で書いたことを守れる自信があったりするならそう言ったことを書くのももちろん良いのかもしれませんが、それが単なる綺麗事で、実際は実現が難しい、と思っているならそれは書くべきではないと思います。私は「募金をしたことがありません」と、国際協力のエッセイとは思えないようなことを文頭に書きました。ですが、そうやって本当のことを書くことが共感を生む秘訣なのだと思います。

こちら、私のエッセイです。

【最後に】

 最後まで読んでいただきありがとうございます!エッセイコンテストについて少しでも興味を持っていただければ光栄です。

 今年の募集テーマは「世界の人々と共に生きるために ―私たちの考えること、出来ることー」。9月11日まで募集を行っているそうなので、興味を持った方は是非応募してみてください。

 また何かご質問等あればFacebookにてご連絡ください。

【JICA主催の『国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト』公式サイトはこちら

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