「高い志」と「異能」を持った学生を全国から募集?!「孫正義育英財団」とは

「高い志」と「異能」を持った学生を全国から募集?!「孫正義育英財団」とは

『【パイセンに”孫正義育英財団について聞いてみた】by白井文菜パイセン(孫正義育英財団準会員)』

この記事の内容とは!
これは「孫正義育英財団」という孫正義ソフトバンクグループ株式会社代表取締役社長が創設した、『未来を
「高い志」と「異能」を持った若者に自らの才能を開花できる環境を提供し、人類の未来に貢献する(公式サイトから引用)』ことを目的とした奨学金プログラムについて、本財団の準会員である高校生にその紹介をしていただいたものです。

ちょ、ちょっと待って何言ってるか全然理解できない!っていう人はこちら
➡︎「パイセンに聞いてみた!」って何?!、てか何このサイト?!

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【以下、取材記事】


初めまして。
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンに通う白井文菜です。今日は孫正義育英財団について少しお話しさせていただきます!

ーそもそも孫正義育英財団とは?

異能を支援する場として孫正義さんが2016年に設立した財団。第1期生96名(1100人ほどの中から!)が今年の7月に決定し、まずは1年間財団会員としてさまざまな支援を受けられる。支援は活動場所、施設の提供からイベントの開催、そして最も魅力的だとも言える支援金の給付までさまざま。会員自身が他の会員と自由にイベントも企画をしていいので、活動ができる幅は無限大。

ー何が他の奨学金や財団と違うの?

他の財団などで、イベントや施設支援と奨学金が組み合わさったものがそもそもあるかはわかりませんが・・・「異能」を集めた分だけ会員が多様で面白い。下は小学生から上は大学院生まで。プログラミングコンテストなどで多数入賞経歴を持つ子や、業をしている学生、高度な研究をしている大学院生など多種多様です。「異能」として認められた理由もさまざまで。会員に会うことそのものが思考を広げてくれる一番の機会なんです。

ーちょっと待って。そんなところで高校生は何をしているの?どうやって合格したの?

私自身、孫正義育英財団のことを知ったきっかけはたまたま友達がネットで記事を読んでいたこと。動機としては

ー今までに触れてこなかったような世界・価値観と触れたい

ー社会そのものを違った観点から見ることができるようになりたい

ーさまざまな人や分野に触れることでどこでもよりフレキシブルに対応できるような人になりたい

といった理由からでした。

私が自分の何を「異能」として認めてもらえたのか・・・本当のことはわかりませんが、私は自分自身ということにフォーカスしてエッセイやプレゼンを書きました。私自身特別な研究や専門分野で活躍をしているというわけではありません。むしろ私の活動は孫正義育英財団の中では珍しく単発のワークショップやプロジェクトがベースで、分野もアカデミックから社会問題、リーダーシップや興味のある医療分野での活動まで、「なぜそんなに?」と言われるほど広がっています。私の活動がここまで広い理由、それは以下の私の性質というか、考え方からかな、と考えています。

  1. そもそも興味を持ってしまう分野の範囲が広い
  2. 忙しくしていることに抵抗がなく、むしろそれが好き
  3. さまざまな分野の中間点や何かと何かの融合点で新しいアイディアやイノベーションが起こると思っているので、さまざまな分野に手を出すことを肯定的に捉えている
  4. 今、高校生のうちは焦らずに「自分自身」をスキル、思考、内面、繋がりというさまざまな観点で成長させていく時期だと思っている
  5. 自分自身からやりたいと思ったプロジェクトは言い訳をして否定はしたくない

これを上手にまとめた言葉があります。multipotentialite,架橋家と訳されているようですが、Emilie Wapnickという方が作った造語で生まれたてホヤホヤの新しい言葉です。さまざまなことに興味を持ち、たくさんの分野の架橋となって分野ではなく個人という新しい枠として活動をしていく人、とでも言えますでしょうか。私は、自分自身エキスパート、専門家になれるタイプではなく、このmultipotentialiteだと思っています。

このTEDでお話をされています。素晴らしいのでぜひ。

話が少し脱線してしまいましたかね・・・私はこれらの内容、ありのままの自分を作らずに選考では作らずに率直に語らせてもらいました。multipotentialiteとして将来何をしていきたいのか、そのためにいかに財団が重要な役割を果たすのかということも含めて。

「異能」「人材」を見る財団なので、他のワークショップや留学などの機会に参加するのとは少し異なるかもしれません。なぜ、そのイベントなのかといった作文的なテーマよりも一個人として「あなたは誰なのか」。どのようなことに夢中になっていて、どのようなことを成し遂げたいのかということの方が重要だと推測しています。

ー具体的にはどんなイベントがあるの?

イベントは、財団によって企画されるPepper講習会、会員同士を知るきっかけとなる深堀セッション、プログラミング講習会などさまざまです!これらは会員の身につけたいスキルや知識に合わせて提供されたり、会員同士の交流という財団の大きな目的の一つのために開催されたりしています。他にも、会員が主催することもでき、たくさんのイベントが行われています。会員のキャンプ、国際言語学オリンピックの問題を解く会(言語を独学で八カ国語マスターし、言語学オリンピックに参加する会員が主催です)

私自身、読書が好きなので「読書クラブ」を立ち上げて読書マラソンや本の紹介をするコミュニティを今まさに作り上げている途中です。プレゼンスキルの向上のために、プレゼン勉強会も企画しています。

もちろん、孫正義さんをはじめとする理事の方々と関わる機会があるのも大きな魅力です。(学校の関係上、私はまだ行けておらず悔しいのですが・・・)

ー結局何が良いかって?

ー日本のさまざまな分野で「異能」として活動している若者との交流の機会

さまざまな観点から日本の社会、世界、未来を考えるきっかけになる

さまざまなスキルアップ、知識を身につける機会がある

ー研究、学業、ビジネスなど活動の支援をしてもらうことができる

デメリットはありません。少しでも興味を持った方は、第二期生募集時に応募をしてみてください!

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