コスメブランド・Rulie 代表秘書にインタビューしてみた!

コスメブランド・Rulie 代表秘書にインタビューしてみた!

 

自己紹介

石川県小松大谷高等学校1年の西澤美佑です。今やっている課外活動としては小松市ファーストトイ・木育・高校生リーダー・南部ひがらり子ども食堂の高校生代表・Rulieというコスメブランドの代表秘書・IJPの中高運営メンバーに所属しています。また様々なオンライン・オフラインのイベントでプレゼンをさせて頂いたり、株主総会に出席してプレゼンをしていたりします。

 

様々な課外活動に参加されている西澤さん。今回はその中でもコスメブランドRulieの代表秘書での活動を軸にお話を伺っていきます。

 

 

コスメブランド・Rulieとは?

Rulieというのはクリーンビューティーコスメブランドです。人と環境と社会に配慮して動物実験を実施しなかったりコンタクトをお米から作った紙で作ったプラスチックの排出を抑えるといった環境に優しいブランドとなっています。日本には未だクリーンビューティーという言葉自体が浸透していないので、その言葉を学生向けに浸透させて未来を担う子供たちに何かを犠牲にした上での美ではなくて全てに犠牲を背負わせず、みんなで幸せになっていくようなコスメブランドを作りたい、というのが代表の意志です。私も将来的にはコスメブランドを立ち上げたいと思っているので、ここで勉強させて頂きながら一緒にブランドを作っています。現在は新商品の予約販売を行っていて近日イベントを開く予定です。

Rulieへの所属の契機

まず私の高校の3年生の先輩が、そのブランドを立ち上げようとしている大学生と偶然知り合って、私が4月から自身のコスメブランドを立ち上げたいと先輩に伝えていたことから、勉強になるし高校生のアイデアも欲しいから一緒にブランドを作ろうと、声をかけて下さったのが始まりです。その後、面接を受けてそこでインターンとして代表秘書を務めさせて頂いているという形です。

所属を通して変化した思い

昨年の5月の時点では、環境問題やSDGSに向ける関心は全くなく、それらはどうにかなるもので仕方ないことものなのだという認識に留まっていました。しかし、Rulieの代表の「何かを犠牲にした上での美は本当の美なのか」という言葉に衝撃を受けて環境について一生懸命に勉強していくようになり、その過程で興味関心を持つようになりました。また、ブランドを立ち上げに伴う仕事を通じて大変さを身に染みて感じるようになり、厳しい現実にも直面しました。自身でも将来的にブランドを持つ予定があるのですが、やはりまだ設計としてはふわふわした抽象度の高いもので、本当に緻密に詰めていかなければいけないと物事を進めていくことの厳しさを実感したり、人と繋がることの大切さを学びました。人との繋がりを大切にする、ということは他の活動を重ねる過程でも学んできたことでしたが、それは同世代間での刺激、という形で、Rulieでは自分より年齢を重ねた方や実際に社会に出て活躍していらっしゃる企業の方と繋がることの難しさを痛感しています。現実と想像のギャップの狭間で「現実って厳しいんだ」と活動の折々で直面したことが自身のあらゆる方面への捉え方を変化させたのかなと思っています。

今までの課外活動を通して得られた学び

親から子ども食堂へボランティアに行くよう提案されたことがきっかけとなって高校に入学した当初から課外活動を始めました。始める前までは、嫌々始めたことに過ぎなかったのですが、自分の興味関心のないものに飛び込んだ先は案外自分に合っていたりすることがあって。なので、興味あるなしに関わらず、何にでも挑戦する、その大切さを学びました。また、自分の夢や考えを人に伝えていくことの大切さも同時にすごく学びました。それは、色々な場でプレゼンをさせて頂くときに、どの大人の方も否定の言葉は発さずにフィードバックを下さるなど夢への否定ではなく後押しをして下さる方が多くて。そうした過程で、現在はある会社の方と自分のやってみたいコスメブランドを立ち上げようと前向きに事業が進んでいっていて。やはり、夢を口にし続けることの大切さとか、やりたいことを言葉にしていくことの大切さ、というのは自分の中でも大きなトリガーになっているなと感じています。そして、自分はこうした活動を通して人と話すことが好きなんだなと。話していく経過で、自分の奥底にあったものがくっきりと浮かび上がるような瞬間が幾度かあって。人と繋がり言葉を重ねるごとに、どんどん道が開けていく、色々な視野を持つことが出来る、これまでの学びから、そんな実感を抱いています。

今後の展望

今の自分は、興味あるなしに関わらず人との繋がりを求めて色々な場に出向き無心に様々なことに挑戦しているのですが、やはりキャパオーバーになることがよくあって。なので、今後の展望としてはちゃんと選択できる人間になりたいと考えています。自分のやるべきことを選択して、自分を守っていくことのできる人になりたいなと。あと、自分のやりたいことをどんどん形にしていき実現させていきたいと思います。2022年は色々な人と出会い、言葉を重ねる時間にウェイトを置いていたので形にしていくことに時間を使っていきたいなと。イベントを開いたりだとか、確実に自分のブランドを作れるようにするまではしていきたいなという心持ちでいます。

校外とは?

自分が一番輝ける場所。学校では、大学受験に使えるような知識を学べますが、一方で校外というのは自分が一番やりたいことをやって、キラキラ輝ける場所だったり、自分以外の他の人も一番いきいき出来る場であり自分の個性を発揮できる場だと思っています。

読者のみなさんへ

自分も最初は嫌々取り組んでいて、校外という場に躊躇していた時期もあったのですが、こうした自分の本当にやりたいことを突き詰めていく活動を行っていく上では、躊躇は自分にとって一番邪魔なものになりうるので、その具体的な解決方法はないのですが、とにかくやってみる、とにかく突っ込んでみる、この社会には中高生が持つ熱意を否定したり笑う人はいないと自分の経験上、分かっているので、失敗してもなんでもいいから、とにかくやってみる、ということを大切にした方がいいかなと思います。そのチャンスを逃したら、チャンスというのは1つ1つ違うものだから、本当にとことん突っ込んでやってみる、ということを大切にしていってほしいです!

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