トビタテ!留学JAPAN9期生にインタビュー
不登校だったビリギャルが、スリランカへ留学!?
トビタテのチラシのモデルにもなっているスゴい方の記事です。
不登校、ギャルマインド、語学学校に凸る、キンタローさんとツーショ、、、、盛りだくさんです!
トビタテに憧れたことがある人は多いはず。この記事を読めばトビタテがもっと身近になるかも。
世界へ飛び立て、日本の中高生___。
目次 [非表示]
トビタテ!留学JAPANとは?
文部科学省主導の官民協働の留学促進プログラムで、日本の高校生・大学生を対象に海外留学を支援する奨学金制度を提供。単なる学位取得型の留学だけでなく、インターンシップやボランティア、フィールドワークなど自由度の高い留学プランが可能。→HPはこちら
実は上の写真の左上の方が今回のパイセンです!
自己紹介
天津晶乃 18歳
青楓館高等学院1期生→広島大学教育学部
トビタテ!留学Japan9期生でスリランカへ1ヶ月留学
不登校・被虐待児・ひとり親家庭という過去や悩みを抱えた自分だからこそ留学を通じて同じ境遇を抱えた人の背中を押せるような存在になりたいと感じ、インフルエンサー活動や全国各地の中学校・高校で講演活動をしています!
ずばり、受かるためには?
トビタテで一番大切にされているのは熱意。綺麗な言葉で書かなくてもいい。自分の奥底にある熱意をそのまま真っ直ぐ伝えるべし!
・トビタテじゃないといけない理由
・お金を出したいと思わせるか
・自身の過去の体験の言語化
・その国だから、私だからできる探究活動
・「なんで?」を追求する
私の場合、「日本の学生に学びを還元したい」「仲間たちと切磋琢磨したい」などと、なんでトビタテなのか、ということを追求しました。また、自分の人生の挫折経験(虐待とか)を言語化したのも合格につながったと思います。
単純に教育に興味がある〜じゃだめで、何で教育なの?何でその国なの?と細かく考えるのが大事です。
詳しくは私のTikTokでも解説しています!
応募する前までどんな学生でしたか
不登校の時にオーストラリアへ短期留学したり、バイト代を貯めて韓国へ一人旅をしたりしていました。課外活動にも積極的に取り組んでいましたが、思うような成果を残せず、試行錯誤の日々を過ごしていました。また、自信がなく、自己肯定感も低かったです。
・オーストラリアで全然違う環境に飛び込んだのが面白かった
・英語は話せないけど笑顔でコミュニケーションをとれるのが楽しい、キラキラしていた
「海外でこれがしたい」とかじゃなくて「憧れ」がデカかった。
「憧れ」だけでも海外に飛び出せる!
応募したきっかけはなんですか
高一からずっと応募しようと思っていた/留学に行きたい という思いはずっとあり、トビタテを受ける前に別の奨学金付きの留学に応募しましたが、不合格でした。そこで「じゃあトビタテを受けよう」と思ったものの、受験生だし書類の量と煩雑さを目の当たりにしてやる気を失い、締め切り1週間前まで応募するか悩んでいました。
書類もうまく書けず、締め切り直前には「やっぱりやめますごめんなさい」と先生に伝えたほどでした。しかし、尊敬するトビタテの先輩の話を思い出し、「やっぱり諦められない、やるしかない」と思ったのがきっかけです。ほぼ1日で書類を仕上げました笑
書類にはどんなことを書きましたか
自己分析の欄が多かったからそこで自分と素直に向き合うことの大事さを書きました。あとは留学計画。だいぶ計画から外れましたが笑。自己アピールでは、虐待や不登校などの経験は私にしか持っていない、そんな自分が留学するからこそ意味がある。ということを強調しました。
ちなみに、インターン先はタイガーモブという留学エージェントでスリランカの観光情報会社を見つけ、費用を抑えたかったので自分で直接そこにメールを送りました。
裏ワザ‼️
エージェントサイトから情報だけ得て自分でアタックする
留学先の選び方
いやー本当はニュージーランド🇳🇿とかが良かったんですけど…スリランカに行く女子高生って希少性あるし独自性あるし受かりやすそう!と思って。「戦略的スリランカ」
あとは物価や渡航費が比較的安いのと、割と親日というのもあります。
戦略的スリランカ
メジャーな国が全てではない!
留学中の体験を聞かせてください
①観光情報会社でインターン
Spice UPスリランカという観光情報会社でインターンをし、主にライターとTiktokの運用をしました。1週間でフォロワー数を2桁から1000人以上に増やす&視聴回数1万回&いいね数1000件以上を達成するなど、目に見える成果を残しました!
SNSに興味を持ったきっかけは?
元々自分のTikTokのフォロワーが4500人ぐらいいて、SNS運用楽しいなーと思っていました。あとは学校、学生団体、企業のSNSを運営する機会があってそれを留学先で活かせたらいいなと思いました。
そんな天津さんからSNS運用のコツを少し教えてもらいました!
・TikTokはバズってる人の真似
・インスタは投稿頻度を高くしたりフォロワーとの親密度を上げたりする
・Xは実績とか凄そうなことあげる
とバズりやすいそうです!!!
②幼稚園での授業補助ボランティア
同じ時期に留学していたトビタテ生の友達を迎えに行こうと幼稚園を訪れたところ、なぜかそのまま中に入れられました。試しに絵本を読んであげると予想以上に子どもたちにウケて(笑)、先生から「明日から先生になってよ!」と言われ、ノリで先生をすることに。
実はこの偶然のチャンスが進路にもつながっています。
③日本文化体験イベント
四日間スリランカの一番大きい海辺でソーラン節を踊り続けて周りの人を巻き込む活動をしました。
トビタテの友達と二人で初めはやってて「ナタンナ(シンハラ語で踊ろう)」と言ってたら人が集まってきて最終日は何十人も集まりました。
④語学学校に凸る!?
留学の途中で物足りなくなり他にもコミュニティが欲しくなりました。あと他のトビタテ生はみんな行ってたし。現地の語学学校を訪ねてみたら明日から来ていいからね〜と言われ、通うことに。笑
⑤現地在住の日本人経営者へのインタビュー
留学前と渡航直後に、「こんなにいい国なのに、なぜ日本ではスリランカの魅力が伝わっていないのだろう?」という疑問を抱きました。その答えを探るため、スリランカで活躍する日本人経営者6名にインタビューを実施しました。
若者が活動することの大切さや自分で発信する、人に伝えるのが大事なのだと学びました。
奨学金制度について
34万支援していただき、30万で収めたから4万稼いだぐらいです。
いくらいただけるかは家庭の事情にもよります。
体験発表会で受賞!

体験発表会では優良賞を受賞し、その中で選別されて文部科学省に行き、その発表会でオーディエンス賞(どれほどオーディエンスを巻き込んだか)をいただきました。
元々プレゼンは好きだったし、オーディエンスを感情的に巻き込む!ということを意識しました。
「留学先で〜をして〜を学んで〜将来こんなふうに繋げます」
もいいけど、、
どん底だった私がこうなりました!!っていう感じで自分の成長をメインにしました。
せっかくトビタテに受かったんだったらトビタテ生の鏡になりたかったので本気でやりました。
↑↑↑
めっちゃいいマインドだと思います。。
留学後もやり切る‼️
トビタテで得たことは何ですか?
自信と夢
なんとかなる精神
トビタテコミュニティ
特に天津さんは今でもトビタテコミュニティで活躍されています!
最後に読者にメッセージ!
家庭環境や金銭面で夢をあきらめてしまう人は読者の中にもいると思います。私は自分が当事者だからこそ悩みの深さや痛みがわかります。口に出すことや人に相談するのは尚更難しい。だから、こういう私が胸をはって声をあげて前に立って発信することは意味があると思います。こうやって話している私の姿を見て少しでも背中を押せたら嬉しいです。