多文化交流の拠点!U Share西早稲田で広がる新しいコミュニティ

多文化交流の拠点!U Share西早稲田で広がる新しいコミュニティ

こんにちは!もかです。またまた来ました!国際寮の「U Share西早稲田」の魅力を伝えるシリーズ掲載第5弾です!!

今回はU Shareのコミュニティづくりにかかわっているコミュニティマネージャーの野地さんにお話を伺いました!コミュニティの雰囲気ってなかなか知りえないですが、野地さんのお話を聞いていると不思議とイメージが伝わってきますよ!

野地さんの自己紹介はこちらのページからもご覧いただけます!

本記事は連載となっております。#1~#4をまだ読んでいない方は以下からご覧ください。
#1 U Shareが考えるグローバル人材とは?
#2【創業ストーリー】住まいと学びが一体化した国際学生寮 U Share
#3【国際学生寮 U Share】レジデンシャル・エデュケーションとは?
#4【国際学生寮 U Share】U Shareの住人をご紹介!

まずは自己紹介をお願いします!

U Share西早稲田のコミュニティマネージャーを務めております、野地雄太と申します。高校まで福島市で過ごし、高校卒業後にアメリカの大学へ進学し、社会学を専攻しました。大学時代には、教育系のNPOでインターンをしたり、中高生向けのサマーキャンプの運営や実行委員として活動していました。留学を通じて多様な文化に触れ、さまざまな国の人々と接する中で、自分の知らない世界に触れる機会をもっと作りたいと感じるようになりました。また、教育への関心もあったため、2022年に自ら起業しました。2年間事業を展開し、今年の6月にU Shareのコミュニティマネージャーに就任したばかりです。

そもそもコミュニティマネージャーとはどんな職業ですか

コミュニティマネージャーの仕事とは、コミュニティの価値を最大化させること。コミュニティに所属している人たちが自分からほかのコミュニティの人たちと交流したりシェアするなかで学びを得られるように、いわば「学びの交換」を活性化させていくことです。

U Shareではコミュニティマネージャーとして具体的に何をしているのですか

具体的には、コミュニティイベントやキャリアイベントを定期的に企画しています。社会人の方をお招きして講演をしていただいたり、座談会を開催することが主な業務の一つです。また、マネジメントに関しては、コミュニティ内で起こっている出来事を把握し、住民が快適に過ごせる環境づくりに努めています。入居者の相談に応じたり、住民同士のトラブルを解決することも重要な仕事の一環です。

入居している方々と関わる機会が多いの?

そうですね。入居する方々と関わる機会は多いです。U Shareは建物の設計をしている人や建物の管理をしている人など様々な役割を持った人たちがいるんですけど、その中でもやっぱりコミュニティマネージャーは住民と関わる機会が一番多いスタッフだと思います。

関わる機会が多いという野地さんからみたU Shareの住民の印象はありますか

お互いの違いを認め合える多様性を尊重する人たちが多いと感じています。自分と違ういろいろな人が住んでいるところにあえて住もうという人たちなので、他の住民との関わり合いを積極的に行う人が多く、留学生に対して一緒にご飯に誘ったり、留学生も日本人の大学生と一緒に遊びに行ったりとか、国籍や言語の壁を越えてお互いに刺激しあえる関係性を築いています。

U Shareで働き始めて特に印象に残っているエピソードなどあれば教えていただきたいです。

コミュニティマネージャーとして、U Shareの住民と初めて顔を合わせた時のことが印象に残っています。U Shareにはレジデントアシスタントというポジションがあり、その人たちは寮生をまとめる役割をしています。彼らが主催するコミュニティイベントで、カードゲームをプレイした際、初めてU Shareの建物に入りました。その時、とても温かく迎えられて、自分自身もU Shareの一員になれたんだなと強く実感しました。また、アメリカに留学していた頃の経験を思い起こさせるような環境が日本にあることに非常に驚きました。

U Shareは国際的な場所で、アメリカや中国、タイ、インドネシア、フィリピンなど、さまざまな国の人々が住んでいます。逆に、日本人の方がマイノリティに感じるほどで、日本にいながら留学しているような感覚を味わえるのは、とても珍しい環境だと思います。

どんな人にUShare向いているなと感じますか。

住むことに対して、単にサービスを受けるだけの受け身ではなく、自分から積極的に関わったり、「こんなイベントをやってみよう」といった能動的な行動ができる人に来てもらいたいと思います。学びの機会をどれだけ活かせるかによりますが、ただ住む場所として考えるなら、アパートの方がコストパフォーマンスは良いかもしれません。しかし、U Shareでしか得られない教育的な経験を自ら掴みに行ける人にとっては、価格以上の価値があると思います。 

これからUShareをどんなふうに作り上げていきたいですか

U Shareを国際学生寮のモデルとして確立したいと考えています。全員がここに住めるわけではないので、この場所でモデルを確立し、そのノウハウを全国の学生寮に広げ、留学生と日本人の学生が共に住みながら学べる環境を提供していきたいと思っています。そのためには、入居者が「U Shareに住んで良かった」と感じる体験やつながりといった価値を提供していきます!

中高生に向けて一言お願いします!

不安だとやっぱりできない理由を探してしまいがちなので、どうやったらできるのかというのを考えるというのが大事な考え方なんじゃないかなと思います。

選択肢は常に1つではないので、自分はこうだと決めつけすぎない方が良いと思っています。周りの大人が言っていることを、疑いすぎるのも良くないですが、別の角度から物事を見てみる視点も大切です。私の場合、県立高校では国公立大学への進学が良いとされていましたが、それが本当に最良の選択なのか疑問に思い、日本の大学に限らずさまざまな選択肢があることを知りました。結果として、海外留学を選ぶことになりました。一歩引いて考えることで、後から振り返った時に納得できる後悔のない選択ができるのではないかと思います。

そのときに新しい選択を選ぶことに不安を感じるのは当たり前ですが、不安を感じると、どうしてもできない理由を探しがちです。できない理由を探すのではなく、どうやったらできるのかを考えることが大切な姿勢だと思います。

執筆者より一言

運営として関わる野地さんにお話を聞いたからこそ、伝わってくるUShareの魅力がありましたね!
私が特に印象に残ったのは、「U Shareを国際学生寮のモデルにしていきたい」という言葉です。携わり始めて2か月でそこまでの思いを持つことはなかなかできることじゃないし、関わる人をそんな風に巻き込めてしまうU Shareの魅力を改めて感じた瞬間でした!

 


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