丸一日永田町で全国から集まった高校生や現役の政治家とともに日本の政治、未来について語りあう機会があったら「テレビの向こうの政治家」、「教科書に載っているだけの社会問題、政策」という今までの概念が消えて、政治を身近に感じるようになると思いませんか?
今回は2018年7月26日に開催されたの第四回全国高校生未来会議についてお話ししたいと思います。
政治に関心がある、政治家と交流をしてみたい、社会問題に関心がある、全国の高校生と知り合いたい、など様々な関心と多様なバックグラウンドを持った100人以上の高校生が永田町に会して丸一日活動を行いました。
タイムテーブル
開会式が始まるまでの時間を利用して初対面の高校生同士で交流をする生徒が多く、未来会議は序盤から非常に良い雰囲気に包まれていました。そんな参加生徒の社交性の高さに感銘を受けたのもつかの間、運営代表の方からのご挨拶があり、その後の被選挙権に関するセッションでは政治家の方々による議論、高校生からの質疑が行われました。
その後のランチミーティングでは昼食を食べながら政治家の方々と幅広いトピックについて議論。高齢社会に伴う問題や東日本大震災で被災した方への住宅支援に関する課題など、政治家からリアルな実情をうかがうことが出来ました。
そんな濃密な議論を踏まえて午後はチームで「若者の政治参加」について画期的なアイデアを考え、それについてプレゼンコンテストを開催しました。プレゼンコンテストでは選挙に関する提言が目立った。投票率が8割を超えない場合はやり直しを行う、と斬新な意見もあれば、地方出身者だけで構成されたチームということを活かして地方での改革を提案するグループもありました。
参加者の声
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon= name=”参加者”] 応募した理由は、国外ばかりでなく国内にも目を向けようと思ったからです。参加して、日本全土にここまで色々考えてる高校生がこんなにいると思わなかったので圧巻されました。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon= name=”参加者”] 未来会議に参加した理由は政治家という自分にとって遠い存在だった人に直接意見をぶつけてみたかったからです。また、全国の高校生と話し合って活動することにも興味がありました。実際に参加して、政治家と話すにはちゃんと知識がないと意見をぶつけられないと痛感したので、私がもっと知識を得て、リベンジしたいです。また、プレゼンコンテストでは同じチームの人と作ったものが評価されて、チームで意見を出して一つのものを完成させることの楽しさを感じた。 [/speech_bubble]
日本の未来にかかわるトピックについて政治家や高校生と直接議論を交わしたことで、自らが未来を担うのだという責任感と使命感を強く持つようになったと思います。