-SDGsを身近に-世界環境学生サミット参加のパイセンに聞いてみた!

-SDGsを身近に-世界環境学生サミット参加のパイセンに聞いてみた!

皆さんこんにちは!パイセン部署のわかなです。今日は「世界環境サミット」に参加し、「カカオ農園で働く子供はチョコレートを知らない」というテーマで大会委員会特別賞を受賞された渡邉さんにお話を伺いました!

自己紹介をお願いします!

神奈川県に住む高校二年生です。
普段は、小学五年生から始めた大好きなサッカーをしていて、現在も男性の中で1人、アメリカの大学を目指してプレーしています。
課外活動としては、SDGsの学生団体の二つをメインに活動しています。自分が肌で感じた校則問題や紅一点でサッカーをしてきてぶつかったジェンダーの壁。身近に感じる疑問を発信しています。
学校では、友達とわいわい騒いでいますが、学生団体になるといきなり真面目になって話をし始めるのでそのGAPに多くの人が驚きました(笑)

世界環境学生サミットとは?

「世界中に自然と調和した心豊かな環境文化を創る」をmissionとした世界環境サミットin SDGs virtual cityにある学生部が行う団体です。現在、12名の学生が運営をしていて、毎月イベントを開催できるように毎週ミーティングをしています。
私がこの間のMTGで心に残っているのが、
アンケート作成時に性別欄を入れるか入れないか、の話し合いをしていて、ほとんどの方が性別を入れるとなった時に、ん?と疑問を感じたようですが、
5番にジェンダー平等があるように、SDGsのイベントですし、私たちが率先して時代を作る意識を持つと必要ないのでは?
その日の運営人が女性が多かったので、女性思考のイベントに偏っていないかを見るために男女は必要なのでは?
そもそも男女でアンケート結果の改善点を見る必要があるの??
マーケティングなどでは男女での統計は重要視されているから必要では?
などと、ミーティング中にSDGsの5番を色んな方向から考えるアグレッシブさにすごく嬉しさを感じました。
毎回このようなことがあるわけではないですが、お互いがお互いの意見を受け入れる環境が整っていてとても話し合いがしやすいです。

「カカオ農園で働く子供はチョコレートを知らない」というテーマにした理由は?

小学四年生のときに、4人に1人が餓死をしている事実を知り、世界にある貧困の事実に衝撃を受けたことがきっかけでした。
ネットの記事やフェアトレード商品などでカカオ農園の子供の実情を見ることが増え、多くの人が好きなチョコレートが私たちよりも小さな子の労働によってできていることをもっと多くの人に知ってもらいたいと思い、このテーマにしました。

世界環境学生サミットの魅力を教えてください!

SDGsを本気で考える学生と出会えること、日本のみならず海外からの参加者と触れ合い、多面的な見方をできることが魅力だと思います。
皆さん熱いです。(笑)
自分が参加を決めた時はSDGsについての知識も少なく、調べる過程でSDGsを深められるように!という気持ちで臨みましたが、皆さんのプレゼンを見て熱い想いに刺激を受けました。

大変だったことは?

私たちはグループで参加をしたため、3人の想いをまとめることに苦戦しました。
2人とも興味本位で参加をしてくれて、テーマは私がやりたいものだったので3人で方向性を固めていくのが難しかったです。

では、参加してよかったことは?

やはり、プレゼンテーションを作っていく過程に多くの知識をつけられたことです。
先ほどもお話しした通り、参加当時は全くSDGsについての知識がなかったので“プレゼンを作る“という形で深く追及できて、その後の活動にも繋げられたことがよかったことです。
あとは、熱い想いを持つ人たちと会えたこと🔥

今後はどのような活動をしていきたいですか?

学生団体でのイベント開催に携わらせていただくとともに、実際にボランティア活動でビーチクリーンをしてみたり、自分の住む鎌倉市にSDGsを通して貢献していきたいです。
今後は鎌倉市の小・中学生が所属する「SDGs推進隊」の活動に高校生として参加させていただき、鎌倉の次世代を作る子供たちと沢山のことを共有していこうとおもっています。

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