こんにちは!11期のななです。今回は任意団体Lumiere(ルミエール)の代表を務められているSatomiさんからお話を伺いました。
自己紹介
順天堂大学1年のSatomiと申します。
高校3年生の4月ごろに任意団体のLumiereという子宮頸がんの啓発活動を行う団体を立ち上げ、代表をしています。よろしくお願いします。
任意団体Lumiereについて教えてください。
子宮頸がんの予防と早期発見をテーマに中高生に対して子宮頸がんやその健診、HPVなどにについての正しい情報を届ける活動をしています。
その中で産婦人科ツアーなどのイベントを開催したり、子宮頸がんカルタを自分たちで作成しそれを学校の皆さんに届ける活動を行っています。また、先生に子宮頸がんの知識がなくても1から子宮頸がんについての授業を行うことができるようカルタに基づく授業キットの作成なども行っています。
活動に至ったきっかけを教えてください。
当時高校二年生の時に周りの友達がHPVワクチンを接種するか悩んでいたということ、また違う友達の母が、子宮頸がんを患っていて、その方が定期的に子宮頸がんの検診を受けていたため早期発見ができて軽症状で済んだということを知りました。
その時にHPVワクチンの推奨接種年齢は小学6年生から高校1年生といわれているにも関わらず、高校2年生の時に自分たちがワクチンについて全然知らず、その有効性などを調べた時にどうしてもっと正しい情報が回ってこないのだろうということに疑問を持って、それがきっかけとなり周りの友人と4人で活動を始めました。
これからどのような活動をしたいと思っていますか?
そうですね。まずは、今子宮頸がんカルタというものを自分たちで作っている状態なので、それを多くの学校に届けるためにクラウドファンティングをしようと思っていて、その準備をしていくので子宮頸がんカルタや授業キットがもっと多くの人に広まってほしいなという思いがあります。
あともう1つ団体としてという部分で、Lumiereという団体はいま子宮頸がんのことにフォーカスしているんですけど、他の病気に関してやはり医療情報というのを正しい情報として届けるということがまだまだこの世の中に対して足りていないなと思っていて、そのためにも医療情報を一般の方にもわかりやすく届けていくということができたらいいんじゃないかなという風には思っています。
校プロを読んでいる中高生の読者に向けてメッセージをお願いします!
校外プログラム大全、私もすごい高校生の時とかすごく見させてもらっていて、「いろいろなことをやってみたい」と思っているけどできていないとか、「いろんなものに参加してみたい」というチャレンジ精神を持っている中高生が多いと思っていて、まずは1つ参加してみたりとか校外プログラム大全は、先輩のいろんな声を載せてくださってると思うので「この人のようになる」という感じではないんですけど、まずは一歩踏み出していろんなチャレンジをしてみることだったり、自分の視野を広げる意味でもいろんなプログラムに参加してみることはすごい重要なんじゃないかと思っていますね。
あと私がすごく思うのは、たまたま今メディアなどにも取り上げていただくことが多いんですけど、それが特別なことかと言われるとそうではないと思っていて、たまたま自分の興味がある分野とやりたかったことが重なったからこそ今があるんだなということをよく感じるんですね。なので高校生だからこそ今思っている興味分野とかっていうのに縛られずにいろんな世界を知って、いろんな人と関わっていくことが今の自分も作るし、将来の自分も作っていくんじゃないかなって思います。
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