Hello!高2のうっちーです。今回は、キャリア甲子園、inochi Gakusei Innovators’ Program(以下i-gip)などに参加していた奇跡のコロッケ(高2・仮名)さんにお話を伺いました。
始めたきっかけ
:いつぐらいから課外活動を始められましたか?
:高1ぐらいです。学校に探究ゼミ(高校のプログラムの一つ)があってそれをきっかけに始めました。
学年主任の先生が勉強だけじゃなくいろんなことに手を出してみるといいよと後押ししてくれたのも大きいです。
:最初に参加したプログラムはなんですか?
:最初は「キャリア甲子園」というプログラム(ビジネスプランを作るコンテスト)から始めました。
企業からテーマを与えられてそのテーマを定義したり、ニーズにどう答えるかなど初めてのことが多かったです。
結局うまくいかずに終わってしまったんですけど、今となってはこれもいい経験かなと思います。
:何がうまくいかなかったと思いますか?
:バイエルという農薬の企業を選んだんですけど、そこの強みと組み合わせるのが難しかったです。
あとは自分が農業をわかってなくて、農家に話を聞きに行ったんですけどそれでも自分ごとではないみたいな感じがありました。
農薬とかのことを調べることは調べたけど、使用者の目線にはなりきれなかった印象があります。
inochi Gakusei Innovators’ Program
:i-gipはどういうプログラムでしたか?
:今回は選考の段階から課題解決が組み込まれていて、テーマは「心不全パンデミック」でした。
心不全とは、ざっくりいうと心臓のポンプが弱ることです。
文献調査をしているときに災害時の心不全患者が増加するということを知り、心不全患者に災害時用の減塩食を備蓄してもらうということを提案しました。
:i-gipは誰が運営しているのですか?
:i-gipの運営は基本大学生で、今年は大阪大医学部の学生が多かったです。けど医学部じゃない大学生の方もいて私達のチームのメンターは立命館大学政策科学部の方でした。
:プログラムの内容はどんな感じでしたか?
:基本プログラムは最終発表に向けて自分のチームの案を磨いてくと同時に、その案を実現するための実装も行います。
その他に自分は何に向いているのかとか将来について考えるということも行います。MTGは週1回でしたが、毎日考えてましたね笑。
:プログラムが進んでいく中でどのような変化がありましたか?
:お医者さんとか心不全患者さんやDMAT(災害派遣医療チームのこと)さんからヒアリングする中で日本は防災時の食事は遅れているということを知り、課題も変化してたんですけど最終的に食事に戻ってきました。
そこで、食べる支援プロジェクトという団体と一緒に塩分に配慮されたレシピを作って災害時に作ってもらうという活動をしていました。
:なにか印象に残っていることはありますか?
メンターとの出会い
:メンターさんの存在ですね。
ヒアリング時の行動力や、言葉の伝え方など色々学びました。
出会わなかった人生は今じゃ考えられないですね。
あとは、学校のゼミの先生もそういうことや、”人”を大事にしている人で、その先生のありがたさに気づいたのもそのメンターさんに出会ってからですね。
:進路の予定は?
:一時期生きる意味とか学校に行く意味がわからなくて悶々と考えてたんです。
で、公園で子供が遊んでるのを見かけたときに平和を感じて、私って子供が好きだなって思って。今は薬学を勉強して世界中の子供に薬を届けたいなと思っています。
前々から薬学というのを考えていたんですけど、i-gipに参加することでより解像度が上がりました。
:最後に課外活動を頑張る人に向けて
:最初は何やったらいいかわからなかったけれど、新しい出会いがあるし身近な人のありがたさにも気づけるので
「やらなくて後悔するならやったほうがいい」
と思います。
最後に
キャリア甲子園→https://careerkoshien.mynavi.jp/
i-gip→https://inochi-wakazo.org/projects/igip
最後までお読みいただきありがとうございました。皆さんも是非様々なプログラムに参加してみてください。ちなみに奇跡のコロッケとはコロッケさんたちのチームの名前です。
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