『【パイセンに”MAKE SCHOOL SUMMER PROGRAM“について聞いてみた】by太田泰睦パイセン(2017年度参加者)』
この記事の内容をざっくりと要約すると!
これは「MAKE SCHOOL SUMMER PROGRAM」という実際にアプリを実装することを通してプログラミングについて学ぶサマーキャンプについて、実際に参加した人にお聞きした内容をまとめたものです!
ちょ、ちょっと待って何言ってるか全然理解できない!っていう人はこちら
➡︎「パイセンに聞いてみた!」って何?!、てか何このサイト?!
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はじめまして、MAKE SCHOOL SUMMER PROGRAM2017に参加をしました太田泰睦(おおた ひろむ)です
今回は僕が2017年の夏に参加したプログラムの紹介をしていきます
その前に…..
MAKE SCHOOL とは何か?
Make School はプログラミング教育を始めとして、実践的コンピュータサイエンス教育を提供するサンフランシスコ発のプロダクトスクールです。世界にある問題を解決し、世界を変えられるプロダクト作りだす人材を育てるためのコンピュータサイエンス教育を開発し、サンフランシスコ本社を中心に世界中でクラスを開講しています。(公式サイトより引用)
この文を見てあなたは何を感じましたか?
この文は実際のホームページに書かれている言葉を引用したものですが、「何か規模が大きいことが書いてある、、、プログラミング初心者の私、僕じゃこんなプログラムやっていけないかも、、、」と思ったのではないでしょうか?
僕もそのように思いましたからご安心を(笑)
でも、決して気後れしないでください
これからこのMAKE SCHOOL PROGRAMの魅力、1日の活動、そして体験して感じたことを話していきます
今回の話で一人でも多くの人にMAKE SCHOOL PROGRAMのことを知っていただけたら幸いです
どうかお気楽に読み進めてください :)
魅力について語るその前に、MAKE SCHOOL PROGRAMとは何をする場所なの?その答えはざっくり言ってしまうと
「3週間、ただひたすらプログラミングについて勉強し、そして最終的には自分のアプリを作ってそれを他人に発表するという、一日中プログラミングのことで頭がいっぱいになるプログラム」です(個人的にそのように思いました)
プログラミングに興味を持っている人にとってはとても魅力的な話ですね笑笑
MAKE SCHOOLの魅力
さて、少々前振りが長くなってしまいましたがまずはじめに魅力についてお話をしていきます
年齢層が広い
このプログラムの魅力的なところは「年齢層がない」ということです
今まで校外プログラム大全さんが紹介していたプログラムのほとんどは高校生限定というものが多かったと思います
僕も実際にそのようなプログラムが多いなと感じていました
しかし、このMAKE SCHOOLはそのような「高校生だけ」といった感じの年齢の限定がありません!無いんです!
2017のメンバーの最年少は中学1年生(12歳)、逆に最年長は23歳というように年齢の幅がとても広いことがこのプログラムの魅力であると僕は思います
考えて見てください、最年少の人と最年長の人がお互いプログラミングについて話してる状況、年齢制限のあるプログラムだと考えられないですよね
でも、このMAKE SCHOOLではそれがごく自然の日常の光景なのです
中には年は違えど共通の趣味があって意気投合をするメンバーもいました
そういった「年齢の壁」というものが無い環境で同じ作業をするという体験は日常生活には無いとても貴重なもので、それを体験できることがこのMAKE SCHOOLの魅力であると僕は断言できます!
プログラムの流れ
では、プログラムの1日の流れはどんな感じなのか見ていきましょう
今回は僕が実際にプログラムに参加した時の1日の流れで紹介します
僕は今回のプログラムは祖父母の家(静岡)から通っていた為、このようなハードスケジュールになってしまいました苦笑
大まかなプログラムの流れとして、9時にみんな集合をして、まず、昨日自分がやったこと、どこまで進んだか、反省、そして今日の目標をプログラム中はグループに分かれるので、それぞれのグループで行い、そこからは、各々の作業に入る
各々の作業は全て自分一人で行います
作業はMAKE SCHOOL運営陣が作成したテキストを使って自分のペースでそれを一つずつ解いていく
そして分からないところは先生やメンバーに聞いて、最終的には自分のアプリを作れるように理解を深めていきます
この作業を午後の5時まで行うという1日の流れになります
え、教えてくれる先生が…..?!
「え?授業みたいに先生が教えてくれるんじゃないの?」とあなたは思ったかもしれません
しかし、これがMAKE SCHOOLスタイルなのです
テキストはアプリを作る上で必要な「コード」を
使う「コード」の解説
➡︎実際に自分で「コード」を書く
➡︎それがしっかりと作動するかを確認する
という流れで確実に自分で書けるようになっているテキストです
企業訪問
そして、このプログラムの中には「企業訪問」という機会があります
2017の企業訪問では「Microsoft、Fujitsu、GREE」といった大企業への訪問をしました
普段我々が立ち入ることができない場所や、企業が開発しているデバイス、そして、Microsoftではアプリを作るという体験をしました
このように普段我々が行くことができない、知ることができないことがこのMAKE SCHOOLの「企業訪問」ではできます
MAKE SCHOOLでは「自ら行動を起こす人にはいい結果を、そうで無い人にはそれ相応の結果を」というアメリカらしい考え方が適用されています
この考え方は他のプログラムには中々無いと思います
この考え方をみんな持っているからこそみんな一生懸命に「コード」について勉強をし、自分のアプリを作り、最終日にたくさんの方々に自分のアプリを発表する楽しさを知ることができます!
体験談
最後に、僕の体験談を話します
今回僕がこのプログラムを参加したいと思ったのは、来年大学生になる僕は大学でコンピューターについての勉強をしたいと考えていました(プログラムが終わってからはより一層学びたい意欲が湧いています)
もともとはプログラミング超ド素人
しかし、今までパソコン、ゲーム、スマホ(高校2年時に購入)は父に制限をかけられ、他の人よりも機械に触れる時間はとても少なかったため、「こんな環境で育ってきた自分が大学へ行ってコンピューターについて学べるのだろうか?本当にコンピューターについて学びたい気持ちがあるのか?」とずっと悩んでいました
このプログラムに参加する前まではプログラミングの「プ」の字も分からないプログラミング超ど素人
どちらかというと、パソコンに触れる時間より、ドラム、ギターに触れたり、一人で歌ったり(歌手活動してます)と音楽関係に費やしている時間は僕の人生そのものとあまり変わらないぐらいです
どっちもやりたいと考えた時に、かの有名な歯科医兼歌手のように、自分も2つの道に進めばいいんじゃないかと思い、大学に入る前にプログラミングに触れておこうと考え、このプログラムに参加を決意しました
正直、冒頭でもお話ししたように、ホームページのあの一文を見た途端「おいおい、こんなところで俺みんなについていけるんかな、、、今更やけどやめようかな、、、」と焦っていました苦笑
でも、2つの道に進むと決心した以上、後戻りはしたくないという気持ちで、「このプログラムに参加する」ボタンを押しました
このプログラムに参加するにあたって、まず、面接試験(電話)が英語であるのですが、そこで僕ははっきりとMAKE SCHOOL JAPAN責任者の野村 美紀さんに「僕は他人よりもプログラムについての知識はありません。ですが、大学でコンピューターについて勉強をしたいので、このプログラムでプログラミングについて1から学ばせてください!(英語を和訳しました)」と話したのを覚えています
実は初心者たくさん!!しかも国際色豊か!!
面接から約1ヶ月後にプログラムが開催され、まず驚いたのは、プログラミングに初めて触れるという自分と同じ境遇の人がたくさんいたこと、そして、プログラムがとても国際色豊かであることに驚きました
中にはシンガポール、中国、イギリスから来た人たちもいて、それぞれの国の話をたくさんすることができました
プログラミングだけでなくこのようにそれぞれ違うバックグラウンドを持つ人たちと話をしていると自分の当たり前が本当は当たり前ではなかったりと色んなことに気づかされることが多かったです
また、年齢がたとえ異なっていても、理解できないところをお互い聞いたり、教えたりという光景もこのプログラムでなければ、見ることができないことでしょう
出会いだけでなく、〇〇。
このプログラムの中にある「企業訪問」でも、たくさん貴重なお話を聞くことができました!
このプログラムは確かに1日中プログラミングのことで頭いっぱいになるプログラムですが、僕はそれだけではなく、初めて知り合うメンバー、運営陣の方々、企業訪問でお世話になった方々、そして、最終日に自分のアプリを評価してくれる方々、いろんな方との出会いができるのはこのMAKE SCHOOLというプログラムだけであると思います
出会いだけでなく、成長をさせてくれる場でもあります
僕はもしこのプログラムに参加していなかったら、プログラミングについての知識もありませんし、何より、毎日たとえハードスケジュールでも3週間、通い続けて、最終日までには自分のアプリを作って、たくさんの人たちに発表するという普段の日常生活では体験できない貴重な経験をさせてくれました
このような素晴らしい体験をさせてくれたMAKE SCHOOLには感謝の気持ちでいっぱいです
最後に
体験談が長々となってしまいましたが、最後に一言言わせてください。
もし、「プログラミングについて勉強したいけど自分には知識がないし、そのような環境でついていける気がしない」と感じている方がいましたら、僕はそんな方達にMAKE SCHOOL JAPANを強くオススメします!
その「プログラミングについて勉強したいんだ!」という気持ちは絶対に忘れないでください!
最初は誰しも初心者なんです、怖いんです
僕だってプログラムに参加する前までは怖かったですから笑笑
でも、だからこそ、「プログラミングについて勉強をしたい!」という気持ちを忘れないでほしい
もし、挫折しそうになっている時は、「この前まで何もできなかったじゃん、失うものは何もないよ」という気持ちを持ってください!僕はこのプログラム中ずっとそのように思っていました苦笑
初心者なら初心者なりに頑張ってください
MAKE SCHOOLには「自ら行動を起こす人にはいい結果を、そうで無い人にはそれ相応の結果を」という考えがあります
ぜひ、プログラミングに興味のある方は、その立ち止まっている一歩を踏み出してみてください
MAKE SCHOOLはそんな真剣なあなたの背中を押してくれます!
もし、この記事を最後までお読みになって、分からないことがありましたら、ホームページで検索をかけたり、もっと体験談を聞かせてほしい、もっとこのプログラムについて教えて欲しいという方は
までご連絡ください!少しでもあなたの支えになれればと思います!
MAKE SCHOOL JAPANのCOUNTRY MANAGERの野村美紀さんより
・”プロダクト志向”のスクールであること
世界を変えられるプロダクトを開発することが目標です。コンピュータサイエンスやプログラミングだけではありません
・グローバルコミュニティ
MAKE SCHOOLは家族のような、ポジティブで情熱に溢れたコミュニティです
・日本の中高生に対して
スキル志向ではなく、自らの手で世界を変えていく人になってください
以上ありがとうございました!!
【「Make School」をさらに読みたい方はこちら】
【校外プログラム体験談「パイセンに聞いてみた!」をさらに読みたい方はこちら】