皆さんこんにちは!パイセン部署のたくみです!!最近全く記事を書いていないことに気づき頑張らねばと思っている今日この頃です。
今回は、高校生で起業し様々な野菜を作っている、桂田農園のみなさんを取材しました!この記事を読んで少しでも農業や起業について興味を持っていただいたらうれしいです!
桂田農園とは
こんにちは、初めまして。桂田農園です。
僕達は福井県若狭町にて、耕作放棄地を借りて新鮮な野菜をつくっています。
メンバー
6月に開業届も出していて、個人事業主の桂田陽向(中央)と、その右腕の兼田悠汰(右)、左腕の百田康志(左)を中心に活動しています。
桂田陽向:高校2年生(17)「みるちゃん」という猫を飼っています。鉄道好き、旅行好きです。
兼田悠汰:高校2年生(17)最近プログラミングと競プロをはじめました。この記事を書いてる人です。
百田康志:高校2年生(17)強豪スキューバ部の部長です。桂田農園の最後の切り札だと巷で噂の存在です。
活動内容
農園運営
僕達は、使われなくなった農地をお借りして農業をしています。
2020年6月から活動をはじめ、夏休みからバジルなどの野菜を本格的に育て始めました。
↑冬の畑の様子
出来た野菜は、地域のイベントで販売したり飲食店に卸売りをしたりしています。
↑熊川宿で開催された、「SOL’S MARKET」というイベントでの販売
このように、農家なので基本的な活動は「野菜の栽培」と「つくった野菜の販売」となります。
活動は開業時からホームページに記録しているので、そちらも見てくだされば嬉しいです。
システム開発
ただ、僕達はビニールハウスを持っていないので冬は野菜を多く作れません。温度や湿度が管理出来たらいいなと思い、最近はRaspberryPiという小型のボードコンピュータを使って水耕栽培システムの開発をしています。
Raspberry PiはIoT開発ができ、趣味や研究用途に用いられます。
温度センサーを使って、温度を取得しグラフを表示させるプログラムを書いているのですが、プログラミングも勉強し始めたばかりで苦戦しています…。
↑Raspberry Piと温度センサー
夏季は野菜の栽培と販売、露地で野菜が作れない冬季は水耕栽培などの開発をしているというわけです。理想は高いのです。
農業を始めたきっかけ
農業に最初に興味を持ったのは桂田です。
桂田は、昨年の休校期間に祖父母の畑の手伝いをしていました。そこで農業の楽しさと同時に、高齢化による耕作放棄地問題を知ったそうです。
↑祖父母の畑でソラマメを収穫する桂田。
耕作放棄地問題をなんとかしたいと思った桂田は、近所の耕作放棄地を借りて個人事業主となったわけです。
といっても、メンバー全員が常に野菜のことを考えているわけではありません。
兼田は開発のためにプログラミングを始めたはずが、最近は競技プログラミングの方に熱が入ってしまっています。百田は強豪スキューバ部の部長ですし、桂田でさえ、実は地理や鉄道の方が詳しかったりします。
全員田舎育ちの世間知らずですから、常に社会問題のことを考えているわけではなく、数ある興味の中で会社運営や農業という共通項で集まったメンバーだというわけです。
農業の魅力
僕達が数か月間農園として活動してきて感じた農業の魅力は、地域の方との繋がりが生まれる事です。
いくつかのイベントに参加すると、自分たちが作った野菜を食べてくださる方や、野菜作りのコツを教えてくださる方がいらっしゃいました。僕達は3人とも農業のことをほとんど知らずにスタートしましたが、地域の方は優しく教えてくださいます。
また、野菜の成長を日々見守ることは面白いです。大きな畑や施設を使わなくとも、自宅のベランダやペットボトルを使った簡単な水耕栽培でも十分楽しめると思います。
興味があればぜひ挑戦してみてください!
今後の活動
野菜作りを継続したいと考えています。
昨年はイベントでの販売や卸売りで野菜を販売しましたが、それだと不定期だったり手数料がかかったりしてしまいます。直売所など新しい販売方法を考えたいです。
また、水耕栽培だけではなく情報技術を使った開発も進めていきます。
農業や開発、会社運営などに取り組んでいる中・高生といった学生さんで、もし僕達の活動に興味を持って頂けたらホームページをご覧いただくか、桂田農園までご連絡くださると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
農業について興味を持っていただけたでしょうか??
農業に興味がある、してみたい、同じような活動をしている、という方は、是非情報を共有していきましょう!
ホームページ:https://katsurada-farm.amebaownd.com/
これからもたくさんの記事を書いていきます!お楽しみに~