「トビタテ留学JAPANに合格したい!」実際に合格した人によるアドバイスをまとめたよ

「トビタテ留学JAPANに合格したい!」実際に合格した人によるアドバイスをまとめたよ

『【パイセンに”トビタテ!留学JAPANのウカリカタ”について聞いてみた】byぬまパイセン(トビタテ高校生コース3期、カナダ派遣予定)』

<この記事の内容をざっくりと要約すると!>
これは「トビタテ!留学JAPAN」の合格者による、合格法の紹介です。
(文部省が行う海外留学奨学金プログラム「トビタテ!留学JAPAN」ってなに?!という方はこちら

ちょ、ちょっと待って何言ってるか全然理解できない!っていう人はこちら
➡︎「パイセンに聞いてみた!」って何?!、てか何このサイト?!

初めまして、トビタテ高校生コース3期、カナダ派遣予定の「ぬま」です。今回は、「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」高校生コースについて紹介します。って言っても、すでにくりすパイセンがトビタテの紹介と留学の魅力は書かれています【詳しくはこちら➡︎「トビタテ留学JAPANって実際どう??」ので、今回は「トビタテに受かるために大切なこと」を中心にトビタテの魅力紹介をします!!

そもそも、トビタテって何?

トビタテのWEBページには、「意欲と能力ある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す気運を醸成することを目的として、2013年10月より開始された留学促進キャンペーン」と書かれています。まあ一言でいうと「留学を支援してくれる返済不要の奨学金」ですね。文部科学省を中心に支援企業209社(平成29年6月22日現在)が海外にチャレンジする日本人学生を支援する奨学金プログラム。
当然、返済不要の奨学金ですから審査があります。倍率は応募するコース(アカデミック、プロフェッショナル…)によりますが全体で約4倍。この審査に晴れて合格すると、日本代表として世界各国に派遣されることになるわけです。

また「トビタテ生になる=日本代表」ですから、留学先でのアンバサダー活動(日本の文化を伝える活動)や留学後のエヴァンジェリスト活動(トビタテの魅力を伝える活動)など様々な使命も帯びることになります。

応募の流れ

次に、トビタテ応募の流れです。次年度派遣生の応募は前年の秋(10月の中旬)に始まります。そして書類選考(2月)と面接(3~4月)を経て派遣年度の5月の上旬に派遣生が決定するという流れです。

では本題。このトビタテに合格するには何が大切なのでしょうか?選考は1次選考の書類選考と2次選考の面接とがありますので、2つに分けて書いていきたいと思います。

書類審査。実は超〜大変!

提出する書類は留学計画書のみ。「よっしゃー、1つだけやし楽勝やん!」と思っているとこれが超~大変。自己PRも含めて長さ500字~1200字ほどの文章が7つ。結局、僕は全部で5000字程度、1週間かかりました。
この留学計画書で大切だと思うことは3つ。
1つ目が一貫性。自分が留学で達成したいことを絞り(盛り込み過ぎない!)、自分が留学で何をしたいのかわかるように書きましょう。自分の留学の物語書くようなイメージ(逆にわかりにくいかな)。
2つ目に「ONLY ONE」を目指すこと。審査官は、あなたの計画書の前に多くの人の計画書を読んできています。だからその中で「この子、面白いな~」と思ってもらうために、とにかく自分が普通の人と違うことを猛烈にアピールしましょう。常に、「日本代表になぜ自分じゃないといけないのか」ということを頭に入れて!!

3つ目、社会貢献性。トビタテは奨学金なので、当然留学を通してただ自分が成長しただけだと、意味がありません。企業や国が求めているのは留学の経験を社会に還元すること。
だから、留学計画書には必ず将来どう社会に貢献していくかを必ず盛り込みましょう。留学計画書にはエヴァンジェリスト活動を書く項目があります。こちらもただ「SNSに体験を報告」でなく「日本語だけでなく英語を使ってSNSに投稿し自分の体験をより多くの人に伝えたい」など“人と少し違うんだぞ”をアピールしましょう。

番外にはなりますが、自己PR欄について。ここは独自性をアピールする絶好の場所です!

写真、絵、手書きの文章なんでもかまいません、とにかく派手に自分の留学への情熱をアピールしましょう。ちなみに僕は、留学挑戦までの経緯、人生(17年間だけど笑)の転換点を写真とともに書きました。

面接。しっかり準備しましょう!

1次審査を通過した人が次に挑む面接。英検などで面接を受けたことがある人以外、多くの人は初めての面接になるでしょう。まぁめちゃくちゃ緊張するのは当たり前、しっかり事前準備をして望みましょう。

まず、面接の形式について。面接は面接官2人に対して生徒1人という形式で行われます。ちなみに面接官は支援企業人事部の人です。面接の流れですが3期生の場合、プレゼン3分、質疑応答12分。

プレゼン

留学への情熱を審査されると思っていいでしょう。3分と短い時間の中で自分が留学で何を学び、どう成長し、将来はどうなりたいのか自分の言葉で面接官に訴えてください。ちなみ僕は事前に作っておいたスケッチブックの資料もとに留学計画書の内容(留学で学ぶこと、留学をどう将来生かすか、アンバサダー、エヴァンジェリスト活動)を要約して話しました。

質疑応答:必要なのは〇〇?!

基本的に、留学計画書をもとに質問されます。企業の人と雖も自分が留学先で学ぼうといている分野(観光学、教育…)に詳しい方が面接官になっているので、質問内容には結構マニアックなものもあります。面接前に留学計画書を読み直し具体化しておくことはもちろん、学びたい分野や将来就きたい職業について、日本と世界を比較した自分の意見を持っておくことが大切だと思います。

長々と書いてきましたが、結局何が大切かといえば留学への情熱だけです。書いてきたテクニック?はその情熱を審査官に理解してもらうための道具でしかありません。

最後に

トビタテの魅力は金銭的なものだけではありません。実際トビタテ生になり、事前研修に参加しトビタテコミュニティーの強さを感じました。高校時代はクラスや部活など自分の居心地のいい空間にずっといたいと考えがちな時期。そんな空間から1歩踏み出し、新しい学びを得ようと考える仲間がトビタテには集まっています。みなさんの挑戦を期待しています!!ありがとうございました。

追記:留学計画書を見せてほしいという人やもっと詳しく知りたいという人は校外プログラム大全のお問い合わせor同Twitterに連絡ください。

【さらにパイセンの体験談を読みたい方はこちら

【トビタテ!留学JAPAN公式サイト➡︎http://www.tobitate.mext.go.jp/
(また内容及び画像の一部をこちらから引用)

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