みなさんこんにちは。パイセン部署のゆきなです。
今回はU-18サミットに参加し、運営としても携わる高校生の方にインタビューしました。
自己紹介
高校2年生の岡島花蓮です。横浜市内の制服も校則もない自由な 校風の、公文国際学園高等部に通っています。学校が楽しくて幸せな 毎日を送っています。校外活動にも力を入れていて、今回は、私の活動のうちの1つ「U-18サミット」について紹介します。
U-18サミットとはどのようなことをするものですか?
18歳以下の有志が集まり、様々なテーマで話し合ったり、互いの “熱中していること”を語り合う1泊2日の宿泊型サミットです。毎年3 月下旬に開催されます。
メインコンテンツは、①university18では、参加者が講師となり、自分の取り組んでいる活動や、これから取り組みたいことを熱くプレゼンします。②グループプロジェクトでは、様々な分野のチームに分かれ、社会課題を議論しながら細分化します。自分ごと化し(自分だったらどう行動するか)を議論し、模造紙に自分たちの作りたい社会を表現します。③各分野のトップランナーの方による講演などがあります。
U-18サミットに参加しようと思ったきっかけは何ですか?
知人からの紹介です。中1の時に、国際NGO「Earth Guardians Japan」に入り、後に、『国際子ども平和賞』を受賞した創立者の川崎レナさん主導で、「政治家と話してみようの会」の初期運営に携わりました。コロナ禍で、4人での運営でしたが、政治家と高校生が意見交換できるイベントをオンライン開催していました。定期的に、レナさんがメンバーにイベントやコンテスト情報を共有してくれてい て、その中でU-18サミットを知り、応募しました。ほぼ高校生の中、最年少参加でしたが、皆さんが優しく接してくれたのと、全国で活躍している高校生は、キラキラと眩しかったのが印象に残りました。
運営に携わろうと思ったきっかけは何ですか?
その年の、U-18サミット運営代表に就任したレナさんから誘われました。たくさんの人に紹介してもらい、色々なことを教わり、レナさんにはとても感謝しています。高校生になってから、私も忙しくなってきましたが、有難いことに、参加者はリピーターになってくれる方が多いので、運営を続けていく上でモチベーションになっています。
U-18サミットの参加/運営を通して学んだことを教えてください。
運営全般を通して、信頼関係構築の重要性を学びました。イベント後のアンケートで、「花蓮ちゃんが1番に話しかけてくれて嬉しかったです。今から新幹線で帰ります」とあり、とてもあたたかい気持ちになりました。参加者が心地よく過ごせているか声掛けするなど、相手の気持ちを汲み取って考え行動できるようになりました。また、私が運営メンバー間で気を付けたことは、オンライン会議に必ず出席すること、迅速な対応、報連相です。基本ですが、信頼関係に繋がります。運営の仕事は多岐にわたるので、作業もお互いに助け合い協力していくこと、チームワークが最も大切で、それには信頼関係が不可欠であることを学びました。
U-18サミットの魅力を教えてください。
全国から参加する志の高い仲間と出逢えます。また、U-18サミットで1泊して、同世代と社会問題についてたくさん話し合い、お互いの熱量が伝わりやすいことです。これからの未来を引っ張っていく中高生の影響力は特に大きく、参加者がそれぞれの場所で発信していくことで、周りの意識を変えていくことができます。参加者に共通しているのは、申し込み時点で意識が高いのもあり、視野が広く、協働し、自ら行動する人です。それが人間性に比例するのか分かりませんが、今まで嫌な人に会ったことがありません。U-18サミットで知り合った仲間と、今後も継続した繋がりを持てることは、一番の大きなメリットになると感じます。
中高生へのメッセージをお願いします。
私は、国際問題に関心がありますが、何も行動を起こしていないことに気づきました。そこで、中学入学後に一念発起し、主体的に行動を起こそうと校外活動を始めました。また、自分の考えや経験を人に伝え、共有することで国際平和に役立ちたいという考えで、コンテストに挑戦し、イベントに参加するようになりました。失敗を恐れずに行動したことで、随所で刺激を与えてくれる人に出逢い、成長できました。皆さんに、そのような場や機会を提供できるよう、運営として 精一杯頑張ります。ぜひU-18サミットに参加してください。ありがとうございました。
素敵なお話をありがとうございました!