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inochi学生プロジェクトについて聞いてみた!

inochi学生プロジェクトについて聞いてみた!

みなさんこんにちは!パイセン部署のあやかです。今回は医療系の学生が集う、inochi学生プロジェクトが運営するinochi Gakusei Innovators’ Programの参加経験者や代表の方にお話を伺いました!

自己紹介

今回はこちらの5名の方にお話を伺いました。

増田奈保子さん大阪大学医学部医学科3年の増田奈保子です。inochiには2015年、高校1年生の時に参加してて、救急医という夢を見つけ、大阪大学医学部に進学しました。大学1年生の時にコアメンバーをしていて、今は代表をさせてもらっています。

島碧斗さん灘高校3年の島碧斗です。inochiには2018年、高校1年生の時に参加して活動していました。2018年は自殺対策というテーマの課題解決に取り組み、inochiでたくさんのことを学びました。

 

中原楊さん 慶應義塾大学医学部医学科2年の中原楊です。今年、inochi Gakusei Innovators’ Program KANTO の代表をしています。inochiには2016年、西大和学園の高校1年生の時に参加しました。当時、工学部か医学部かで迷っていましたが、inochiに参加して、医学部に行くことを決めました。 

相良壮馬さん 大阪大学医学部医学科2年の相良壮馬です。今年、inochi Gakusei Innovators’ Program KANSAI の代表をしています。僕は福岡出身で、高校生の時に参加していませんでしたが、Facebookでinochiのことは知っていました。大学1年生の時から運営をしています。

小川風吹さん 金沢大学医薬保健学域医学類6年の小川風吹です。inochi Gakusei Innovators’ Program KANAZAWA の代表をしています。去年のinochi学生・未来フォーラムで初めてinochiを知り、感銘を受けて、金沢でもやりたい!ということでやらせてもらっています。

inochi Gakusei Innovators’ Programとは

あやか)まず初めにinochi Gakusei Innovators’ Programとはどのようなものか教えてください。

増田さん)はい。inochi Gakusei Innovators’ Programは、中高生と大学生がチームを組み、ヘルスケア課題を解決するプランを競い合うコンペティションです。関西・関東・金沢の3地域を拠点に活動しています。7月から10月の主に日曜日に、教育プログラムというイベントを行っています。

教育プログラムでは、課題解決に必要なデザイン思考の先生や、その年のテーマの専門家の先生の講義を受けることができます。また、大学生と一緒に課題解決プランを考えます。

毎年秋に、inochi学生・未来フォーラムという大きなフォーラムを開き、約1000人の前でプレゼンテーションを行い、1位を決めます。今年は11月29日開催を予定しています。

 また、WAKAZOというプロジェクトを通して、2025年大阪で開かれる万博にも、誘致の時期からずっと貢献させていただいてきました。私たちは万博でパビリオンを建てることを目標にしており、このプログラムで出てきたアイデアも万博で実装実験したいと考えています。

体験談

応募理由

島さん)最初は、学校に増田さんなどの運営メンバーの大学生が来てくださって、そこで興味を持ちました。最初は軽い興味ぐらいで、友達3人を誘って応募しました。

面接までにしたこと

島さん)まず応募の時点で、500字以内で自殺対策のプランを考えないといけなくて。その時に初めて自殺のことを調べました。様々なデータなどを調べてプランを考えました。500字というのがまた短くて笑。論理の飛躍がないかなどをみんなでチェックして、面接ではこんなことが聞かれるのかな、と想像しながら応募しました。

面接

あやか)毎年、多数の応募があり面接があるみたいですね。

島さん)そうです。当日は緊張しました…

相良さん)大学生が和やかな雰囲気を作っているので、自分の考えていることや想いを伝えてほしいです!

プロジェクトに参加して

島さん)面接に合格して、実際にプログラムに参加するとなってからは、本当に大変でした笑。論文をたくさん読むだけでなく、当事者や当事者の家族の方、医療関係で働いている方など、本当にいろんな方のお話を聞き、自分たちのプランを練り上げて行きました。大変だったけど楽しかったし、学校では絶対に考えられないようなことを考えたり、大勢の前でプレゼンテーションしたりなど、本当に貴重な経験でした。

 小川さん)当事者の方やその周りの方、つまり実際に困っている方へインタビューして何が課題なのか突き詰めて考えることが、とても大切ですよね。

金沢では、高齢者の生活を見ることに力を入れたいと思っています。(covid-19の状況によりオンラインインタビューの可能性あり)そして地域の皆さんと一緒に課題解決に取り組み、より高齢者がいきいきと生活できるように活動したいです。

 あやか)中原さんはどのようなところがよかったですか?

中原さん)僕は、医療の外から医療を良くできると気づけたことが一番よかったです。高校1年生の時、僕は工学部と医学部どちらに行こうか迷っていました。inochiに参加して、自分たちのプランで医学と工学を掛け合わせた解決策を作ったのですが、その時に、医療をよくするためには医学以外のアプローチを加えることが必須だと気づきました。これは面白いと思って。自分は、医療者になるという道を進み、工学という他の領域とも掛け合わせたところがしたいと思って、医学部に進学しました。

 増田さん)そうですよね。私たち大学生も、中高生も、みんな医療者じゃない。だからこそ私たち市民にしか、学生にしか救えないinochi があると信じてずっとやっています。

今年のテーマは、関西と関東は発達障害、金沢は高齢者です。

これももちろん医療だけじゃない。教育、福祉、行政など、いろんな分野が複雑に絡まってさまざまな問題が起こっている。まだ専門領域を持っていない私たちだからこそ、このような複雑な問題に切り込んでいく価値があると思います。

あやか)増田さんは2015年に参加してどのようなことを得ましたか?

増田さん)私がinochiで得たもので、中高生に特に伝えたいのは3点です。

1つ目が、答えのない問題にチャレンジする難しさと楽しさに気づけたということ。私もinochiに参加するまでは、本当に勉強しかしてなかったんですけど、机でやる勉強って絶対的な答えがある。いろんな解き方がある問題もあるけど、マル、サンカク、バツで点数がつけられて、正解がある。でも一歩社会に出てみると、そんな問題って一つもなくて。私が参加した時は、AEDの使用率をあげるというテーマでしたが、絶対的な正解なんてないですよね。これにチャレンジするのって、本当に難しい。でも、難しいと同時に、ものすごく楽しかった。どうしよう、これがいい、いや、どうだろう、みたいな議論をチームメンバーや大学生と一緒に何回もして。ね、島くん、楽しかったよね笑

 島さん)そうですね笑。めちゃくちゃ楽しかったです笑。

増田さん)そう、とにかくこれが楽しい。2つ目は、大学生を知れたということ。私たち中高生は、応募する時に初めてAEDのことをちゃんと調べて勉強したけど、大学生はもっと前からずっと調べていて、知識もあって、熱意もめちゃくちゃある。もちろん喋りもプレゼンもうまい。そういう、社会課題を本気で解決しようとしている大学生が、高校1年生の私にとっては衝撃的で、すごくカッコ良かった。そういう憧れもあって、当時大阪大学と京都大学の医学部生とよく話していたんですけど、憧れと、私の興味がある救急が強いということで、大阪大学医学部に進学しました。

 3つ目が、大人ってすごいなっていうこと。救急のお医者さんとか救命士の方とかにインタビューをたくさんしましたが、みなさん専門性がすごく高くて、少しでも心臓突然死を減らしたい、悲しむ人を減らしたい、AEDが使われて欲しいと思って、毎日仕事をしている。このような方々と関り、私は大人への憧れというのも抱きました。

最後のメッセージ

相良さん)今年、関西と関東は発達障害という共通のテーマでinochi Gakusei Innovators’ Programを開催します。僕は以前、放課後等デイサービスでアルバイトをしていたことがあって、そこで発達障害を持ったたくさんの子供たちと触れ合いました。この子たちが社会で生きづらさを感じている現状に、なんとかしないといけないと思って。テーマを発達障害としてプロジェクトをしています。ぜひ、一緒に活動しましょう!

中原さん)関東でも、関西と共通の発達障害というテーマでプログラムを開催します。僕は中学校まで中国にいたんですが、小学校のクラスメイトにADHDの子がいました。当時はADHDという言葉も全然知らなかったので、そういう子なんだ、としか思いませんでしたが、その子がめちゃくちゃいじめられてたんですよね。授業中に立ち歩いたり何か言ってたりして、その度に先生に怒られたたりして。周りの子も、休み時間に叩いたりしていました。先生も、本気では止めようとしなかった。僕も、ただ傍観してしまっていたんです。でも、高校生になって、発達障害という概念を知って、あの時は、ただ変わった子と思ってしまっていただけでしたが、何かできたかもしれないと思っています。今でもそういうことで生きづらさを感じてしまっている人は多いと思うので、それをなんとか解決したいと思って、発達障害というテーマに取り組んでいます。

それに加えて、関東のプログラムの特徴を3つ紹介します。
一つ目は、関東はなんと言っても、中央省庁に近いということ。11月1日に行う、関東の1位を決める関東inochi学生フォーラムにも、中央省庁から行政の方をお呼びして、皆さんのアイデアをプレゼンテーションしてもらいます。
2つ目は、関東には医療ベンチャーが数多くあり、その様な方々のサポートを得られるということ。実際、Aillisという医療ベンチャーがあるんですけど、そういった企業の方々に、プログラム中に綿密にアドバイスをいただくことができます。皆さんが普通の高校生活を送っていたら絶対に会えないような方々にあって、実際に自分たちのプランへのアドバイスを頂けるなんて、本当に貴重な機会です。
3つ目は、海外に進学したい高校生を全力で応援すること。実際、2016年に僕と同じチームで参加していて今はコロンビア大学に進学している子とタッグを組んで、海外の大学に進学したい高校生のサポートもプログラムの中に組み込んでいます。海外を目指す高校生にとっては、高校時代は実績を積みたい時期なのに、高校生向けの主要なプログラムはほとんどが延期や中止になってしまっていますよね。本当に辛いと思います。僕たちも、延期や中止も検討したのですが、そんな高校生にも、全力で物事に取り組み、実績も人脈も得られるこのプログラムを、どうしても高校生の皆さんに提供したいと思って、開催準備を進めています。オンライン開催にはなるかもしれませんが、皆さんが全力で取り組める環境を作ることはお約束します。

みなさんのご応募をお待ちしております!

あやか)金沢の代表の小川さんお願いします!

小川さん)はい!金沢は、高齢者の課題解決というテーマを掲げています。世界で一番高齢化が進んでいる国は、日本です。誰もが取り組まないといけないと思っていながら、いい解決策が出ていません。未来を担う私たちが取り組むことによって、日本の未来を少しでもよくしたいと思っています。地方であるという特徴をめいいっぱい生かして、金沢の高齢者の方々と一緒になって、高齢者の課題解決をしていきましょう!みなさんのご参加をお待ちしています!

増田さん)今年は、関西、関東、金沢での開催なので、この地域におられる中高生の皆さん、ぜひ参加してみてください!この地域に住んでいない中高生の皆さんも、今年はオンライン開催を積極的に検討しているので、ぜひTwitterHPのお問い合わせからご連絡ください!もしかしたら参加できるかもしれません!

あやか)本日はありがとうございました!

一同)ありがとうございました!


最後まで読んでいただきありがとうございます。詳細は下記HPをご参照ください。

inochi学生プロジェクト
ホームページ
https://inochi-gakusei.com

プログラム紹介記事(校プロ)
http://kininarukotomatome.com/inochigakuseiforum-c0222

inochi Gakusei Innovators’ Program 2020
KANSAI
https://inochi-gakusei.com/2020/
KANTO
https://inochi-gakusei.com/2020/kanto/
KANAZAWA
https://inochi-gakusei.com/2020/kanazawa/

 

 

 

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