海外の高校生と平和について議論?!ひろしまジュニア国際フォーラムとは!!

海外の高校生と平和について議論?!ひろしまジュニア国際フォーラムとは!!

『【パイセンに”ひろしまジュニア国際フォーラム”について聞いてみた】by松尾晋太郎パイセン(参加者)』

この記事の内容をざっくりと要約すると!
これは「ひろしまジュニア国際フォーラム」という広島で開催される、海外の高校生と広島県内の高校生が参加する国際平和に関するイベントについて、実際に参加された方に紹介していただいたものです!

ちょ、ちょっと待って何言ってるか全然理解できない!っていう人はこちら
➡︎「パイセンに聞いてみた!」って何?!、てか何このサイト?!

——————-
【以下、取材記事】

プログラム概要!

公式FBページから引用

ひろしまジュニア国際フォーラムは始まったばかり!

と申しますのは、第2回(2017)のひろしまジュニア国際フォーラム(以下フォーラム)に参加した広島学院高校一年の松尾晋太郎です。はじめまして!

フォーラムは海外等から外国人高校生を招へいし,県内の高校生及び留学生と国際平和についての討議や交流等を通じて,平和のメッセージを世界に発信するとともに,国際的な相互理解を深め,次代の人材育成と国際平和拠点性の向上を図るために開催されます。と言っても抽象的すぎるので、以下私の経験を述べて行こうと思います。

海外の高校生20人
国内在住の外国人高校生20人
広島県内高校生40人
県内留学生20人
が2017年に募集されました。ご覧の通り、日本人としては広島県の高校生だけが参加できます!

フォーラムってどんな感じ?!

ここからはフォーラム3日間の話をしましょう。まず、全体がAからJのグループに分かれていて、その中でグループごとに、ディスカッションをしました。私のグループは、日本人高校生4人と、外国人5人でした。抽象的にお題を挙げると、核廃絶、平和構築、広島は平和のために何ができるか、などなどです。平和学習に積極的な広島県にお住いの方々にはお題はありふれたものかもしれませんが、広島県がフォーラムまでに知っておいた方がいい平和に関する情報を提供してくれます。机を囲んで外国人も含めてディスカッションをするので、勿論英語です。電子辞書を持って来て使っている方もいました。私が思うに、スマホの持ち込みは問題ないので、スマホで調べられるという方は、スマホでどうぞ。WiFiはきっと使えます。旅館でも使えました。でも、難しい言葉を英語で言えるようになろうと思う必要もないです。簡単に判りやすく伝えられればそれにこしたことはありません。

英語でのディスカッションで、「でも、」と途中で異議を唱えるのは難しいかもしれません。自分の意見がまだ英語でまとまっていないから考えていると他の人が発言したり、そもそも他の人の英語を自分が理解しきれていないだけじゃないかとか考えて躊躇うかもしれません。そんな時は、Hey Guysみたいなことを言って自分の話す時間をもらうといいですよ。もし英語の理解に問題があると思うのであれば、「これはこういうこと?」と訊かなければ結局いつになっても議論に上手く入れないですよね。きっと英語ができる日本人高校生か、ゆっくり説明してくれる外国人がいます。積極的に参加することしか道はありません。因みにディスカッションの後には、グループごとにディスカッションの内容に関するプレゼンテーションをしました。勿論全部英語ですよ。聞き取ってもらえる程度の発音ができれば問題ないでしょう。何よりも積極的に行動することが大事です。

ホテルは旅館です。私の部屋は、私を含めて日本人高校生2人と、メキシコ人の高校生1人でした。このメキシコの方もそうでしたが、基本的に、母語が英語でない方は、日本人みたいに少し母語に似た発音の英語を話します。彼も英語でどう言えば判らないー、とか言ってました。私は少しスペイン語が話せるので、スペイン語でも話しました。いろんな国の人がいるので、英語以外も判ると面白いかも知れませんね。

食事はプラスチックに入ってる弁当です。最初の日のwelcome partyでは立食でビュッフェでした。湯崎知事と一緒にビュッフェでした。また、神楽の披露もあり、外国人の方々が興味津々でした。

ここで、個人的なアドバイスを1つ。私のルームメイトのメキシコ人もそうでしたが、このフォーラムが終わるとすぐに国に帰る方々がいます。もし彼らがルームメイトだったりしたら、お土産など手伝ってあげられることがあればしてあげたらいいですね。

広島宣言

さらに、フォーラムの最後には、広島宣言(Hiroshima Declaration)を読み上げます。ゼロから参加者が創る訳ではありません。県の方々が宣言を既に英語で書いて下さっていて、その中で変更するべき部分を変更するのが参加者の仕事です。私を含めて20人が宣言を読み上げました(勿論英語です。)。その前に、このフォーラムで何を学んだかを10人が発表しました(英語で)。英語が苦手な方でも恥ずかしがらずに、思い切ってやってみたら、いかがでしょうか。

そして、外国人の方々と、日本人高校生で希望者の内10人が抽選で宮島に、フォーラムの次の日に、行けます。私は選ばれなかったので、なんとも言えませんが…

参加するには?!

ところで、参加するにあたって、書類審査と面接(二次試験)があります。書類審査では三つの質問に答える必要があります。ホームページからwordのバージョンを探して打ち込んでもいいです。面接は、日本語での質問が1つ、英語での質問が2つです。英語が心配という方がいらっしゃるかと思いますが、英検で言うと準二級程度あれば良いでしょう。高校生のためのフォーラムですからね。

フォーラムの全過程が終了したので、最後に個人的なまとめを少しばかりさせていただきます。
フォーラムは2016年が第一回で、まだまだ新しいです。平和について外国人と話すのは興味深いと思います。

と、ここまでは全て、2017年のお話です。もっと知りたい方は以下のページへどうぞ。
Facebookで、
https://www.facebook.com/hjif2016/

以上です。ありがとうございます!

【校外プログラム体験談「パイセンに聞いてみた!」をさらに読みたい方はこちら

国際カテゴリの最新記事