特集 第一弾 ~地方創生Ⅰ

特集 第一弾 ~地方創生Ⅰ

 こんにちは! そらです!

 パイセン記事では、これから様々なテーマで特集を組むことになりました。記念すべき、第一回目は、「地方創生」です。

 特集「地方創生」の第一弾では、地方創生に対し、強い思いを持ち自分の研究テーマにもしている船原拓郎さんを取材させていただきました。

まずは、簡単なプロフィール紹介からします。

船原さんは、長崎の人口約2万人の市で生まれ、中学生の時まで、地元の中学校に通っていました。中学卒業後、県外の高専に行き様々な人がいる環境から刺激を受けて、自分の地元に対して地方を活性化させる必要があると感じます。また、今の日本の社会問題である少子高齢化に関心があり、この問題を変えるには、地方を活性化させることが重要なことだと感じ、地方創生を研究テーマに活動しています。

今回は、4つの質問を基に、地方創生についてを語ってもらいました。

あなたが地方創生について興味を持ったきっかけを教えてください。

 大きく2つあって、1つ目の地方創生に興味を持ったきっかけは、若者の政治参加離れに対して興味を持ったからです。興味を持ち始めて、色々調べていくにあたって若者が政治に参加するにはどうすればいいのかということをずっと考えていて、でた結論が実際に若者も政治に参加しなければ、若者が政治に興味をもつわけがない、ということでした。そこで、若者にまちづくりを通して、身近に政治を感じてもらうことによって、そこから政治に興味を持っていけるのではないか、と思いました。

 そして2つ目の地方創生に興味を持ったきっかけは、自分のその時にいた環境にあります。僕は、中学の時まで地元のことがはっきり言って嫌いでした。多分、何も変わらない町に嫌気がさしていたんだなと思います。いつも、何も無い町やな~、と思っていました。だけど、中学卒業時に地元を離れ高専に入ったことで、気づかなかった地元の良さに気づけたり、高専の環境に刺激をもらえたりしたことで、自分がこの街をどうにかしなければならないと感じました。多分、以前感じていた地元に対する嫌気の底には、どうか変わってほしいという強い思いがあったからなんだと思います。

   

あなたは、地方創生についてどのような思いをもっていますか?

 ぼくは、地方創生をすることによって地方ではないところも含めた日本全体がよくなると考えています。それは、地方の活性化をすることや町づくりをすることは、日本に今ある様々な社会問題の解決に繋がると考えているからです。今の日本には、色んな社会問題が存在していると思います。地方創生と関係のある代表的なものをあげると、少子高齢化、東京の人口集中など、、、それらの問題は、そこから小さな問題を発生させたりしています。だからぼくは、そのことも踏まえて、多くの社会問題は結局地方にたどりつくと考えています。

地方創生について今までやってきたこと、これからやっていきたいと思っている活動はありますか?

 今までやってきたこととしては、kataribaさんで「地方創生」をテーマにしたのワークショップを開いたことや地方創生に興味がある子たちを集めて、オンラインで話したりしたこととかがあります。kataribaさんでは、本当にたくさんのことを学べて、、例えば、地方創生・まちづくりをすることの大切さを見つめなおせたり、色んな場所で地方創生の活動をしている方々にも出会えて、刺激ももらえました。

 また、これからやっていきたい活動としては、地域の人とお店や農家さんたちの絆が深まるようなイベントを開いていきたいです。具体的には、マルシェだったりフリーマーケットだったりをやっていきたいです。

地方創生の意義というものはどのようなものだと思いますか?

 自分にとって、地方創生というのは1つのコミュニティづくりだと思っています。現代は、自由に外に行ける時代ですが、地域内でのコミュニティ、自分が完全に安心できる場、というものを作ることはとても大切だと感じていました。そのため、地方創生は「内」のコミュ二ティを大切にするためのものとして重要なことの一つだと感じています。


                                     校外プログラム大全

   

特集・まとめカテゴリの最新記事