『【パイセンに”おた文”について聞いてみた】by新田友海パイセン(「おたくの文化祭どないでっか?」運営代表)』
この記事の内容をざっくりと要約すると!
学校外では関西圏の高校の文化祭実行委員が集まって文化祭について議論するイベント「おたくの文化祭どないでっか?」について、運営代表の方に紹介していただきました!!文化祭・生徒会の外務活動に興味のある高校生の方は必見!!
ちょ、ちょっと待って何言ってるか全然理解できない!っていう人はこちら
➡︎「パイセンに聞いてみた!」って何?!、てか何このサイト?!
【はじめに】
初めまして!灘高校2年生の新田友海と申します。
学校内では文化委員長という文化祭や演劇コンクールの実行委員長をしています。
学校外では関西圏の高校の文化祭実行委員が集まって文化祭について議論するイベント「おたくの文化祭どないでっか?」の運営代表をしています。
今回はその「おたくの文化祭どないでっか?」というイベントについて紹介させていただきます。
イベント名めっちゃ関西弁じゃん!と思った方もそうでない方もぜひお読みください!
【おたくの文化祭どないでっか?とは】
先述の通り関西圏の高校の文化祭実行委員が集まって議論するイベントです。
もともと関東で「集まれ文実」という同様の団体があり、それを関西でもやってみようということで2016年の7月の第1回開催よりスタートしました。
関西圏の団体なので団体名も関西弁です笑
とはいえ長い名前なので「おた文」という愛称で親しまれています。
12人ほどで運営をしており、半年に1回ペースで開催しています。
最近行われた第3回では約70人もの参加者に集まってくださり大盛況でした。
生徒会にかかわる人達が集まって学校の境をこえて議論するイベントは今関西にたくさんあります。
他校の情勢を知ることで刺激を受けることができたり、普段なかなか得られない生徒会について考え直す機会を新たに作れたりするというメリットを求めてどの団体にもいろんな学校の人が集まりにぎわっています。
おた文もそのような団体の1つです。
他校の文化祭についていろんなことを情報交換したり改めて文化祭について考え直したりする場を設けることで関西圏の高校の文化祭がよりよくなっていってほしい、という目標でおた文を運営しています。
ここまでおた文について説明してきましたが、では具体的にどのようなことをしているのかということを、第3回の様子とともに紹介していきたいと思います。
【第3回の様子・準備編】
まず僕たちがどんな感じで運営をしているのか紹介していきたいと思います。
・運営スタート
今年の4月に第2回おた文(2017年2月開催)の打ち上げが行われ、それとともに代替わりが行われました。
おた文を立ち上げた高3の方々が引退され、僕たち高2や高1で運営をしていくことになりました。
そして僕が運営代表となり、12人の運営メンバーで第3回開催に向けての準備をしていくことになりました。
運営メンバーには人事部と総務部と広報部のどこかの部署に所属してもらいいろいろと仕事してもらいました。
・会場の手配
会場の手配についてですが、これが結構大変なんです。
学校をこえて話し合う場、といってもそもそも会場が無ければ開催できないわけですから重要事項です。
大規模の交流イベントを企画されたことのある方なら共感して頂けると思いますが、ある程度交通の便が良くて広くて学生が1日借りれるスペースってあんまりないんですよね…
ですが前回の第2回では運よく「グランフロント大阪のイノベーションハブ」という好条件の場所をタダで貸していただくことができたんですね。
なので今回もなんとかそこを貸していただきたいということで、大人の方にも協力して頂き、なんとかその会場で開催することができました。
・議題決め
次に議題決め。
どんな議題がいいか話し合っていきます。
色んな学校の人が集まるイベントの運営メンバーも色んな学校の人で構成されています。
一概に関西といっても学校が兵庫県だったり大阪府だったり奈良県だったりしてなかなか会って話し合うことが難しいため、チャットアプリLINEのグループ電話機能を使って議題決めを行いました。
文化祭実行委員といっても人によって担当している仕事はバラバラです。
装飾の話がしたい人や案内掲示の話がしたい人などいろんな人が参加しています。
みんなが同一の議題では満足に自分の担当する仕事のことを話せないということで複数の議題を用意し、それぞれ班分けして議論してもらうことになっています。
今回は7つ議題に選びました
秋に文化祭がある学校も多く、そんな学校の人たちでも秋の文化祭におた文での議論を役立ててもらえるような議題を選びました。
どんな議題かは下記の【第3回の様子・コンテンツ編】にて
・ゲストの手配
後の【第3回の様子・コンテンツ編】で紹介する「特別企画」のためにゲストを手配しました。
以下の方々にゲストとしてお越しいただきました。
1 演劇界を支援するITベンチャーの株式会社ネクステージの福井学社長
2 産業や都市の活性化を目的とした研究機関の都市活力研究所の渡邊朋子主席研究員
3 大阪府広報担当の宮階悠主事と大阪府広報担当副知事キャラクターもずやん
・参加者募集
ここまで整ったら今度は参加者募集です。
TwitterやFacebookやLINE@やHPで広報をし、参加者を募集しました。
その他にもFMあまがさきの「ハイラジ」というラジオに僕が出演したり、高校生新聞社に記事を書いて頂いたりすることで参加者を募りました。
また運営メンバーに知り合いにおた文のことを紹介してもらうなどして最終的に史上最多の約70人に集まっていただきました。
以上が準備の大まかな流れでした。
次におた文の具体的なコンテンツを紹介していきます
【第3回の様子・コンテンツ編】
第3回のおた文が実際どのようなことをしたのか順に紹介していきます。
・情報交換
まずアイスブレイクもかねて議題とか関係なしに参加者の文化祭の情報を共有してもらいました。
人気の展示や企画はどういったものかやどういった予算の使い方をしているかなどについて情報交換してもらうことで、文化祭について考える準備体操のようなことをしてもらいました。
・本議論
文化祭について議論して文化祭を高めあうというおた文というイベントの本命である企画です。
以下の議題について参加者を班分けして議論してもらいました。
1 どう引き継いでいくべきか?
2 教職員とどう接すべきか?
3 スペースを有効活用するには?
4 生徒のモチベーションをあげるには?
5 文化祭実行委員が持つべき意識とは?
6 理想の案内掲示とは?
7 理想の装飾とは?
どの班にも運営メンバーや参加者に議長と書記をしてもらい徹底的に話し合ってもらいました。
書記のご協力により後日議事録を作りました。
この議事録はHPやSNSでリンクを掲載していますのでそこからぜひご覧ください。
・特別企画
ゲストをお招きし講演をしてもらったりゲストと一緒に議論するような企画を用意しました。
その名も「文化祭×○○」。
オープンイノベーションという産業の考え方を実践してみようという企画です。
文化祭と異なる分野を文化祭とかけあわせて考えてみることで文化祭を新たな視点で見てなにか新しいアイデアを発見しようというものです。
ゲストの方々に講演をしてもらって知見を深めた後、以下の議題について班分けして議論してもらいました。
1.文化祭×IT
2.文化祭×都市活性
3.文化祭×キャラクター
【終わりに】
ここまで長々とおた文について紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
少しでもこの「おたくの文化祭どないでっか?」について興味を持っていただけたら幸いです。
関西圏の高校の文化祭がもっと良いものになるよう今後も頑張ってまいります。
もう既に第4回のおた文運営メンバーも集まり、第4回に向けて動き始めています。
まだいつ開催するのかどこで開催するのかといったことは未定ですが、決まりましたらSNSやHPで広報していきます。
もしよかったら参加してください!
最後となりましたが、ここまで駄文をお読みくださりありがとうございました!
ぜひ「おたくの文化祭どないでっか?」をよろしくお願いします!
おたくの文化祭どないでっか?運営代表 新田友海
Mail: otabun.ask.form@gmail.com
HP: http://otabun.jimdo.com
Twitter: https://twitter.com/otabun_ask
Facebook: https://ja-jp.facebook.com/otabun.ask
【校外プログラム体験談「パイセンに聞いてみた!」をさらに読みたい方はこちら】