友情のレポーター ~取材を通して世界の子供と友達に~

実際に校外プログラムに参加した高校生による参加者体験談「パイセンに聞いてみた!」

今回は小学生から高校生までが対象!

世界の国で取材するレポーターとして派遣されるプログラム「友情のレポーター」についてです。

では、どうぞ!(以下本文)


~はじめに~

はじめまして、こんにちは!長崎県立諫早高等学校附属中学校3年の山邊鈴です。

わたしは2017年の夏、国際協力NGO「国境なき子どもたち(KnK)」が主催する「友情のレポーター」としてフィリピンへ行ってきました。今回はその友情のレポーターとはいったいどんなプロジェクトなのかについてご紹介したいと思います。

 

友情レポーターとは 

国際協力に興味があるけれど、自分に何ができるかわからない…

発展途上国の子どもたちと触れ合ってみたいけれど、学生の間は金銭的にそんなこと無理…

本当の幸せってなに?豊かさって何?

そんな葛藤や悩み、疑問を持つ方ピッタリのこのプロジェクト。でも素晴らしすぎるがゆえにみんな広めたくないのか(笑)知名度が低い!!!!!!

今回のこの記事で存在を知っていただき、ぜひより多くのみなさんにチャレンジしていただきたいです!

 

友情のレポーターって?

友情のレポーターとは、ストリートチルドレンや人身売買の被害に遭った子どもたち、自然災害の被害に遭った子どもたちを支援するNGO「国境なき子どもたち」(以下KnK)が主催する、日本の子どもたちに向けた教育プロジェクトです。

1995年の開始以来、日本の子どもたちがベトナム、カンボジア、フィリピンなどの様々な途上国に派遣されました。レポーターたちはKnKの活動現場やストリートチルドレンの現状を取材するとともに、子どもたちとの相互理解を深め、最終的には帰国後、取材の報告をします。毎年全国から公募で2人が選ばれ、これまでに62人のレポーターが派遣されました。

 

友情のレポーターの「ここがすごい」!!

1. プロの国際協力師たちの熱い活動を見れる!!話せる!!

取材にはKnKのスタッフの方が同行してくださり、NGO職員の仕事についてたくさんお話することができます。現地スタッフの中にはストリートチルドレンとして昔は支援される側だったという方もおり、そんな方々の過去をお聞きすることもできました。

路上で暮らす子どもへのインタビュー

2017年の友情のレポーターにはTBSの「ンデーモーニング」などにもご出演されているフォトジャーナリスト安田菜津紀さん(実は2003年度の友情のレポーター!)も取材に同行してくださりました。

世界中の子どもたちの笑顔を撮り続けてきた菜津紀さんから、取材のいろはを学ぶことができました!!菜津紀さんは以前インタビューで友情のレポーターでの活動を振り返りこのようなコメントを残されています。「大人たちは答えを提示しない。レポーター自身がどう向き合うかというのを問われるような取材だった。でも、五感で感じてきたものを少しでも多くの人たちと共有していくことは中高生でもできると思えた。経験を共有していくということが、フォトジャーナリストの間違いなく原点になった。」

 

2.無料で海外に派遣される

東京での事前研修までの交通費から現地での生活費、予防接種代までもが無償提供されます。途上国に行って自分の世界を広げてみたかったけれど金銭的に余裕はない…そう思ってあきらめていたあなたにも平等にチャンスがあります!

 

貧しい子どもたちの「生の声」を聞ける!!

この友情のレポーターの一番の特徴、それは実際に現地の子どもたちにカメラとマイクを向けて取材するということです。

私は、フィリピンのストリートチルドレン(路上で暮らす子どもたち)や刑務所の中の子どもたちにインタビューしました。

青少年鑑別所での取材 @Natsuki Yasuda/studio AFTERMODE

 

「刑務所の中にいるのってどんな気持ち?」

「なぜストリートチルドレンになってしまったの?」

「こんなことを聞いてもいいのかな?」歴代のレポーターたちはいつもこの葛藤にぶつかります。でも、あなたが真心を持って尋ねれば、子どもたちは一生懸命答えてくれるんです。そして、こう言ってくれる子もいました。

「インタビューしてくれて嬉しかった!」

その理由は、ぜひあなたの目で確かめてください

本やインターネット、普通のスタディーツアーでは絶対に見ることのできない未知の世界がそこには広がっています

 

4.「伝える」力が身につく!

友情の「レポーター」ですから、1番の仕事は帰国後にあります。自分たちが現地で見たこと、聞いたことをいかにして日本の周りの人々に伝えるのか、1人1人が自分の頭で考えて行動します。

私は市役所の広報課に突撃訪問し、「私の存在を広めてください!」と頼み込み、幸いにも新聞、TV,ラジオ、雑誌などたくさんのメディアにフィリピンでの活動を取り上げていただきました。また、学校で報告会を開いたり、いらなくなった本を集めて寄付する活動をやってみたり、英語のスピーチコンテストに出て活動について話したりと様々な体験をしました。

私は人と話すのがあまり得意ではなかったのですが、この友情のレポーターの活動を通して沢山の大人の方たちと話すうちに、インタビューを受けてもすらすらと言葉が出てくるようになりました。それはやはりフィリピンの悲惨な状況を「もっと知ってほしい!」という感情が生まれ、身に着いた「話す力」だと思います。コミュニケーション能力をあげたい、話すこと、伝えることが好き!そんな方もぜひ応募を検討してみてください。

 

実際にどんなものを見てきたの?

ここで私のフィリピンの体験の一部をほんの少しだけご紹介します。


ストリートチルドレン

世界には約1億5000万人の「ストリートチルドレン」と呼ばれる路上で暮らす子どもたちがいる、と言われています。理由は親の虐待、家庭の貧しさなど様々で、「路上で暮らす」という選択肢があまりにも容易に生み出されていることが衝撃的でした。

実際に路上に行って強く印象に残っているのは、シンナーの強いにおいと子どもたちの無邪気で明るい笑顔です。路上生活の痛みや辛さを紛らわせるためにシンナーを吸っているにも関わらず、目をキラキラさせて私たちに話しかけてくる子どもたち。そのボロボロの歯と眩しいくらいに輝く笑顔が私たちの胸を締め付けました。

夜、路上でシンナーを吸う子どもたち

昼間だけ路上にいるという子のおうちにもお邪魔したのですが、その広さはわずか1畳。床全体が洗濯物の山で覆われており、天井も低く真っすぐ立つことはできません。この真っ暗で息苦しい環境で勉強するか。自由な路上に出るか。彼らはとても難しい選択を強いられていました。

レポートはこちら→http://knk.or.jp/repo170814_2/

 

青少年鑑別所

 

青少年鑑識所の劣悪な環境 @Natsuki Yasuda/studio AFTERMODE

罪を犯してしまった子どもたちが収容されるはずの青少年鑑別所ですが、そこには友達と誕生日パーティーをしてただけなのに麻薬の冤罪をかけられ連れてこられた子、虐待から逃れるため家を飛び出し補導された子、犯罪の被害に遭い保護された子などがごちゃ混ぜの状態で殺人を犯した子と同じ檻の中に入れられています。

 

とても狭い空間に70人以上が押し込められた劣悪な環境で、子どもたちは食事以外特にやることもないまま1日を過ごしています。今フィリピンでは刑事責任年齢を9歳に下げようという法案が提出されており、それが可決されると9歳の子どもでさえこのような環境におかれなければならなくなるのです。

レポートはこちら→http://knk.or.jp/repo170814_1/

 

このように、発展途上国には私たちの知らない、でも知っておかなければならない悲惨な現状があります。

知ること。無関心にならないこと。意見を持つこと。その輪を広げていくこと。

そのような小さな積み重ねでしか、この世界を変えることはできません。

あなたの目で、見てきてください。あなたの声で、伝えてください。

 

みなさんの応募をお待ちしています!!

KnKホームページ→http://knk.or.jp/

友情のレポーター紹介ページ→http://knk.or.jp/kids/

フィリピン取材映像→https://www.youtube.com/watch?v=1wVf-AxszHQ&t=78s

堀潤さん、安田菜津紀さん司会取材報告会映像

https://www.youtube.com/watch?v=Kpthre7YFjE&t=1s

その他、たくさんのメディアの方たちが取り上げてくださっています。もっと知りたい!という方は、「友情のレポーター」で検索!

  (2018年の募集は4月下旬開始予定です。)

引用:公式サイトより

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